募集中地域・自治体の補助金

小規模事業者事業継続支援補助金(国持続化補助金への上乗せ補助)について

実施機関
小松商工会議所
募集期間
通年(随時受付)
地域
石川県

小規模事業者事業継続支援補助金(国持続化補助金への上乗せ補助)について(小松商工会議所)の対象者、金額、対象経費、日程、注意点を、この制度の内容にそって整理しました。

石川県の上乗せ補助は、国の持続化補助金(災害支援枠)の「受取が終わった後」に、総事業費300万円を超えた分の3分の2を最大100万円まで上乗せする制度

小規模事業者事業継続支援補助金は、石川県が実施する補助金です。国の「小規模事業者持続化補助金(災害支援枠)」で交付決定を受け、国の補助金の受取まで完了した石川県内の小規模事業者等に対して、県が最大100万円を上乗せして給付します。国の上限200万円と合わせると、最大300万円になります。小松商工会議所の案内ページでは「国の持続化補助金への上乗せ補助」として紹介されていますが、制度そのものを運営しているのは石川県(商工労働部経営支援課)で、申請の受付は石川県商工会連合会内に置かれた事務局が担っています。

この制度のいちばん大事な特徴は、単独では申し込めないことです。先に国の災害支援枠に申請し、採択され、事業を終えて実績報告をし、補助金が口座に入ってから、はじめて県の上乗せに申請します。順番を取り違えると、そもそも申請の入口に立てません。この記事では、令和8年度の公募要領(令和8年4月1日更新)、石川県の案内ページ、チラシ、申請書様式、そして小松商工会議所の案内ページを読み、この制度の仕組みと、金額の計算、書類、つまずきやすい点を整理します。

まず、制度の骨格を表で示します。

項目内容
実施主体石川県(商工労働部経営支援課)
申請の受付小規模事業者事業継続支援補助金事務局(石川県商工会連合会内)
位置づけ国の持続化補助金(災害支援枠)への上乗せ。県の補助金として別に申請する
対象国の災害支援枠の交付決定を受け、補助金の受取が完了した、石川県内に事業所を有する小規模事業者等
上乗せ上限100万円(国と合わせて最大300万円)
補助率2/3
受付開始令和8年4月1日(水)。随時受付
申請締切令和9年2月26日(金)まで(郵送、締切日当日消印有効)
申請方法郵送のみ。封筒に「小規模事業者事業継続支援補助金申請書類在中」と書く
問い合わせ事務局 0120-110-464(10:00から17:00、土日祝日を除く)。県経営支援課 076-225-1525

令和6年能登半島地震による災害で施設や設備が損壊した小規模事業者の事業継続を後押しする、という目的が公募要領の冒頭に書かれています。つまり、被災からの復旧に使った費用が多い事業者ほど、この制度の恩恵を受けやすい設計です。

誰が対象になるのか。国側の4つの条件を満たしているか

対象者は「国の持続化補助金の交付決定を受け、補助金の受取が完了した石川県内に事業所を有する小規模事業者等」です。ここで見落としやすいのは、条件が県の制度の側ではなく、国の補助金の申請内容に細かくかかっている点です。公募要領は、国の持続化補助金について次の4つを満たすことを求めています。

国の補助金の条件確認の仕方
小規模事業者持続化補助金の「災害支援枠」であること国の交付決定通知書の事業名で確認する。一般型で交付を受けた場合は対象外
直接被害(補助上限200万円)での申請であること国の交付決定通知書で、直接被害での申請か確認される
補助金対象経費(総事業費)が300万円を超えていること国の補助金確定通知書と支出内訳書で確認される
補助対象経費の全部または一部が、復旧に関する経費であること建物の修繕費、機械の修理費または入替費など。国の申請書の経営計画書と支出内訳書で確認される

4つ目の条件には補足があります。公募要領は「具体的には、経費の全部または一部が、復旧を目的とする『委託・外注費』または『機械装置等費』等の申請で交付を受けている必要があります」と書いています。つまり、国の補助金の経費区分でいえば、機械装置等費や委託・外注費に、復旧のための支出が入っている必要があります。一方で、復旧に直接関係のないソフト事業、たとえば広報費や展示会出展費だけの申請で交付を受けた事業者は、県の上乗せの対象外です。

この線引きは、実務上とても重要です。国の災害支援枠は、被災からの事業再建に向けた取組を幅広く支援する枠ですが、県の上乗せが見ているのは「復旧にお金を使ったか」という一点です。たとえば、被災した店舗の壁や床の補修を外注し、あわせてチラシを作った事業者は、補修が復旧経費なので条件を満たします。逆に、チラシ作成とウェブサイト改修だけで国の補助を受けた事業者は、他の条件を満たしていても県の上乗せには進めません。

小規模事業者等という言葉の範囲も確認が必要です。国の持続化補助金は、商工会議所地区と商工会地区に分かれており、石川県の案内ページには、それぞれの国の補助金の案内先が別のURLで示されています。県の上乗せは、どちらの地区で国の補助を受けた事業者にも共通の制度として運用されています。自分がどちらの地区で国に申請したかは、国の申請時のやり取りで分かります。

いくらもらえるのか。計算式と、事業費ごとの金額

県の補助額は、公募要領に計算式が書かれています。国持続化補助金の補助対象経費から300万円を差し引いた額に、2/3を掛けた額で、千円未満は切り捨て、上限は100万円です。

国の補助率県の補助額の式上限
2/3(通常の補助率)(国の補助対象経費 − 300万円)× 2/3、千円未満切捨100万円
10/10(定額補助に該当する場合)国の補助対象経費 − 200万円100万円

なぜ300万円を引くのか、という疑問が出てきます。国の災害支援枠は、直接被害の場合、補助上限が200万円です。補助率2/3で上限200万円に達するのは、補助対象経費が300万円のときです。つまり、国の補助だけで上限に達する300万円までは国が支え、それを超えた部分を県が2/3で支える、という分担になっています。チラシにも「総事業費300万円以下の場合、県上乗せなし」と明記されています。

石川県のチラシに載っている3つの例を、そのまま表にします。

補助対象経費国県自己負担
450万円200万円(上限)100万円150万円
400万円200万円(上限)66.6万円133.4万円
300万円200万円0円(対象外)100万円

450万円の場合、300万円を超える150万円の2/3が100万円ちょうどになり、県の上限に達します。400万円では、100万円の2/3で66.6万円です。公募要領の式どおりに千円未満を切り捨てると、申請書に書く金額は66万6,000円になります。

次に、チラシにない金額で、式に当てはめた計算例を示します。以下は編集部が式に当てはめた仮の数字で、実際の金額は国の補助金確定通知書に記載の対象経費で決まります。

補助対象経費(仮の数字)国(2/3、上限200万円)県の計算県(千円未満切捨)自己負担
350万円200万円(350−300)×2/3=33.33万円33万3,000円約116万7,000円
420万円200万円(420−300)×2/3=80万円80万円140万円
500万円200万円(500−300)×2/3=133.3万円100万円(上限)200万円
600万円200万円(600−300)×2/3=200万円100万円(上限)300万円

この表から読み取れることがあります。県の上乗せは、対象経費が450万円に達した時点で上限の100万円になり、それ以上に経費を増やしても県の補助は増えません。国と県を合わせて最大300万円という上限が先に決まっているからです。450万円を超える投資をする場合は、増えた分は自己負担になります。逆に、300万円ちょうどか、それ以下の復旧事業で国の補助を受けた場合は、県の上乗せがゼロです。

国の補助金が定額補助(10/10)に該当する場合は、式が別になります。国の補助対象経費から200万円を減じた額が県の補助額で、上限は同じ100万円です。申請書の様式にも、国の補助率を「2/3」か「10/10(定額補助)」のどちらかにチェックする欄があり、定額補助の場合は、該当することを証明する書類の提出が必要です。定額補助に該当する条件そのものは、今回読んだ県の資料には説明がないため、該当しそうな方は、国の補助金の交付決定書の内容を確認したうえで、事務局(0120-110-464)に問い合わせてください。

申請のタイミングはいつか。国の「受取完了」が先

この制度は、国の補助金の流れの最後に位置します。石川県のチラシは、事業の流れを次の順で示しています。

順誰が何をする
1事業者国の補助金に申請書を提出する
2国(事務局)交付決定通知を出す
3事業者事業完了後、実績報告書と請求書を提出する
4国(事務局)補助金の額を確定し、通知し、支払う
5事業者国の補助金を受け取ったあと、県の上乗せ補助金の申請書を提出する
6県(事務局)審査後、補助金を支払う

チラシには「国補助金の受取が完了してから、県上乗せ補助金に申請してください」と明記されています。交付決定を受けた時点や、実績報告を出した時点ではまだ申請できません。口座に国の補助金が入ってから、が起点です。

締切は、令和9年2月26日(金)まで、郵送で、締切日当日の消印が有効です。県の案内ページには「令和8年度内に県上乗せ分の入金をご希望の方は、令和9年2月26日(金)までに申請書をご提出ください」という注意書きがあります。この日付は、令和8年度(令和9年3月末まで)の予算執行に関わるものと読めます。年度をまたぐ入金でもよいか、令和9年度の扱いがどうなるかは、今回読んだ資料には書かれていないため、事務局に確認してください。

今日(2026年10月12日)時点で、自分がどの位置にいるかを、表にして確認します。

いまの状況次の一手
国の災害支援枠にこれから申請するまず国の補助金の公募状況を、国の事務局のページで確認する。県の上乗せは、国の受取が終わってから
国の交付決定は受けたが、事業の途中国の補助事業の期限内に、復旧の工事・機械入替・支払いまで終える。県の対象経費300万円超の条件に直結する
国の実績報告を出して、確定通知を待っている通知が届いたら、口座入金を確認する。同時に、県に出す書類を手元にそろえ始める
国の補助金を受け取った書類を集めて、令和9年2月26日(金)の消印までに郵送する。余裕を持って、年内から年明けの早い時期に出す

何をそろえて、どう出すのか

申請書類は、県の申請書1枚と、国の補助金に関する書類の写しです。公募要領は6種類を挙げ、それぞれの確認目的も書いています。

書類国と県のどちらに由来するか県が確認すること
石川県小規模事業者事業継続支援補助金申請書(様式1)県の様式申請金額、振込口座、誓約
経営計画書(国様式2)国の申請時に事業者が提出したもの補助対象経費の全部または一部が復旧に関する経費か
経費支出管理表、支出内訳書(国様式第8)国の実績報告時に提出したもの復旧に関する経費(機械装置費等、委託・外注費等)か、およびその額
補助金精算払い請求書(国様式第9)国の事務局に提出したもの県の申請書の振込口座と、国の振込口座が同一か
補助金交付決定通知書国の事務局から送付されたもの直接被害での申請か
補助金確定通知書国の事務局から送付されたもの国の補助額

定額補助に該当する場合は、これらに加えて、定額補助に該当することを証明する書類が必要です。

申請書に書く項目は、申請金額(円)、国の補助率(2/3か10/10)、申請者(住所、企業名または屋号、代表者氏名、担当者氏名、電話番号、メール)、振込先の7項目ほどです。

注意すべき点が3つあります。第一に、振込先は、国の持続化補助金と同一の口座を書くことです。国に出した精算払い請求書に書いた口座と一致するかを、請求書の写しで確認されます。第二に、申請書の誓約欄には、代表者本人(個人事業主は本人)の自筆署名が必要です。誓約の内容は、今後も事業継続の意思があること、虚偽の記載があれば県補助金の全額を即時返還すること、事務局から検査や報告の求めがあれば応じること、暴力団員等に該当しないこと、の4点です。第三に、申請は郵送のみで、提出先は〒920-8203 金沢市鞍月2丁目20番地 石川県地場産業振興センター新館3階 小規模事業者事業継続支援補助金事務局(石川県商工会連合会内)です。書類の不足や記入漏れがあった場合は、事務局から確認の電話が入ることがあります。

様式は、石川県の案内ページから、ワード版とPDF版の交付申請書、令和8年度公募要領、チラシが入手できます。

国の申請段階で、いま意識しておくべきこと

県の上乗せの条件は、国の申請内容に依存します。そのため、これから国の災害支援枠に申請する方、すでに事業を進めている方は、国の段階で次の点を意識しておく必要があります。

国の段階県の上乗せに関わること
申請する枠を選ぶとき一般型ではなく、災害支援枠で申請する。直接被害での申請か確認する
経費の計画を立てるとき総事業費が300万円を超えるか。300万円以下だと県の上乗せはゼロ
経費の中身を決めるとき建物の修繕、機械の修理や入替など、復旧を目的とする経費を含める。広報費・展示会出展費だけにしない
経費区分を整理するとき機械装置等費、委託・外注費のどちらかに復旧の支出が入るようにする
事業を実施するとき国の補助事業の期間内に、支払いまで完了させる。実績の根拠書類(見積書、請求書、領収書、振込記録など)を保管する
実績報告をするとき支出内訳書と経費支出管理表は、県への申請にも写しを使うので、控えを保管する
精算払い請求をするとき振込口座は、県への申請書にも同じものを書く。控えを保管する

国の災害支援枠の公募の詳細、現在の受付状況、事業実施の期限、補助対象経費の細かな区分は、国側の事務局のページが一次資料です。商工会議所地区は https://s23.jizokukahojokin.info/noto/ 、商工会地区は https://www.shokokai.or.jp/jizokuka_r1h/noto/ が石川県の案内ページに示されています。ただし、今回読んだ商工会議所地区のページは、5次申請受付(2024年10月7日締切)までの内容と、6次以降は新しい事務局のホームページに移った旨の案内が中心でした。現在の公募が開いているかどうかは、新しい事務局のページや、お近くの商工会議所・商工会で確認してください。

県の上乗せが向いている会社、向いていない会社

判断軸向いている向いていない、または別の確認が必要
国の補助金の枠災害支援枠で、直接被害として交付を受けた一般型で交付を受けた。間接被害での申請
事業費の規模総事業費が300万円を超える復旧投資をした総事業費が300万円以下で完結した
経費の中身建物の修繕、機械の修理・入替など復旧の経費が含まれる広報費・展示会出展費など、復旧と直接関係のない経費だけで交付を受けた
国の補助金の進捗すでに国の補助金を受け取り終えている事業の途中、または実績報告の審査中で、まだ受取が済んでいない
事業所の所在石川県内に事業所がある県外に事業所がある
事業継続の意思今後も事業を続ける意思が明確申請書の誓約(事業継続の意思)に署名できない

上乗せの金額を最大化するには、国の補助対象経費がおよそ450万円になる事業計画が、一つの目安になります。ただし、補助金の額を最大にすることを目的に事業費を膨らませるのは、順序が逆です。復旧に必要な投資を先に決め、その結果として国と県の補助がどれだけ受けられるかを見る、という考え方が基本になります。自己負担が、補助金の恩恵を差し引いても資金繰りとして耐えられるかを、見積書の段階で確認してください。

県の補助と市町の上乗せは、併用できるのか

石川県の案内ページには「国補助金に対し、上乗せ補助を実施している市町もございます。※県上乗せと併用可」と書かれています。リンクが示されている市町は、輪島市、能登町、穴水町、七尾市、羽咋市、かほく市、津幡町、小松市です。

補助の層内容の概要確認先
国小規模事業者持続化補助金(災害支援枠)。直接被害の上限200万円国の補助金事務局(商工会議所地区・商工会地区で別)
県本記事の制度。総事業費300万円超の部分の2/3、上限100万円小規模事業者事業継続支援補助金事務局 0120-110-464
市町上記の市町が、国の補助金への上乗せを実施。内容は市町ごとに異なる各市町のホームページ、担当課

市町の上乗せの金額や条件は、今回は読んでいないため、記載しません。小松市の補助については、小松商工会議所の案内ページ(経営支援課 TEL 0761-21-3121)から経営支援を受けられると書かれていますが、小松市の上乗せの中身は、小松市のホームページで確認する必要があります。併用できる、と県が書いている以上、市町の上乗せがある地域の事業者は、県と市町の両方に、それぞれの様式・期限で申請する計画を立てることになります。

小松商工会議所のページと、県の公式ページの違い

制度の入口として、小松商工会議所のページ(https://komatsu-cci.or.jp/post_service/12469)が検索に出てくることがあります。同ページは県の上乗せを紹介するもので、内容は県の資料に沿っています。ただし、掲載されているスケジュールは「令和7年4月1日(火)受付開始」と、1年前の年度のものでした。石川県の案内ページとチラシ、公募要領は「令和8年4月1日(水)受付開始」「令和9年2月26日(金)まで」に更新されています。日付は、必ず石川県のページ(https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kinyuu/jishin/zizokuka.html)を正としてください。

項目小松商工会議所ページ(今回読んだ内容)石川県の案内ページ・公募要領(令和8年4月1日更新)
受付開始令和7年4月1日(火)、随時受付令和8年4月1日(水)、随時受付
締切の記載なし令和9年2月26日(金)まで、消印有効
補助額・補助率上限100万円、補助率2/3同じ
対象者の4条件記載あり同じ
提出書類の詳細県のホームページを案内6種類の書類と確認目的を記載

つまずきやすい点

つまずきやすい点起きること避ける方法
国の受取完了前に申請しようとする申請の入口に立てない口座に国の補助金が入ったことを確認してから書類をそろえる
総事業費が300万円ちょうど、または以下だった県の上乗せはゼロ国の補助金の確定通知書の対象経費を確認する。計画段階で300万円を超えるかを見る
国の経費が広報費・展示会出展費だけだった県の対象外国の申請の経費計画に、復旧の経費が含まれているか確認する
振込口座が国と違う確認が止まる国の精算払い請求書の口座をそのまま書く
自筆署名がない書類不備代表者本人(個人事業主は本人)が自筆で署名する
書類の写しの不足事務局から確認の電話。遅れる6種類の書類を、チェック表にして一括で集める
郵送が締切に間に合わない受付されない消印は当日有効だが、年度内の入金を希望するなら、余裕を持って出す
国の様式の控えを残していない経営計画書、支出内訳書、経費支出管理表が手元にない国への提出時に、必ずコピーまたはデータを保管する
補助率の勘違い申請金額の計算が誤る国の補助率が2/3か10/10かを、確定通知書で確認し、式を使い分ける
千円未満の切り捨てを忘れる申請金額の誤り計算結果の千円未満を切り捨てた金額を書く

他の制度とのつながり

制度県の上乗せとの関係
小規模事業者持続化補助金(災害支援枠)親制度。県の上乗せはこの制度の交付決定・受取が前提
小規模事業者持続化補助金(一般型)県の上乗せの対象外。災害支援枠での交付が条件
市町の上乗せ補助県と併用可と、県の案内ページに記載。内容は市町ごとに確認
県の他の復旧・再建系補助金石川県の案内ページには、他の補助金の名前が並んでいる。同一の経費に重ねて使えるかは、それぞれの要領で確認する

最後の行は、重要です。ある経費に対して、複数の補助金を重ねて受けられるかどうかは、制度ごとの定めによります。今回読んだ県の公募要領には、他の補助金との重複を直接説明した記述は見つかりませんでした。同じ経費で別の補助金を受ける予定がある方は、事務局(0120-110-464)に、事前に確認してください。

よくある質問

質問答え
国の交付決定を受けたら、すぐ県に申請できるかできません。国の補助金の受取が完了してから申請します
一般型の持続化補助金で、復旧をしたが対象か対象外です。災害支援枠で、直接被害として申請したものが条件です
総事業費300万円ちょうどだと、いくらもらえるか県の上乗せはありません。(300万円−300万円)×2/3がゼロだからです
総事業費が450万円を超えたら、県の補助は増えるか増えません。県の上限は100万円で、450万円で上限に達します
国の補助が定額補助だった場合の計算は国の補助対象経費から200万円を引いた額で、上限は100万円です。証明書類が必要です
申請はオンラインでできるか公募要領では郵送で提出する、と書かれています。封筒に所定の文言を書きます
締切はいつか令和9年2月26日(金)まで、締切日当日消印有効です
年度内の入金を希望するには県の案内ページは、令和9年2月26日(金)までの申請書提出を示しています
どこに問い合わせるか事務局 0120-110-464(10:00から17:00、土日祝日を除く)、石川県経営支援課 076-225-1525
小松市の事業者は、市の上乗せも使えるか県の案内ページは、小松市を含む市町が上乗せを実施していると示し、県との併用可と書いています。市の条件は小松市のページで確認します

ProdX Crowd編集部の見方

この制度は、金額の仕組みが簡単で、書類も少なく、申請書は1枚です。一方で、条件のほとんどは、国の補助金をどう申請し、どう使ったかで決まってしまいます。県の上乗せだけを後から見て判断すると、「広報費だけで国の補助を受けていた」「総事業費がちょうど300万円だった」という、あとから変えられない理由で対象外になることがあります。

私たちが被災後の事業再建の相談を受けるときは、国の災害支援枠の申請を整えるのと同じ段階で、県の上乗せの条件も表にして並べておきます。復旧に必要な投資が300万円を超えるか。復旧の経費が、機械装置等費や委託・外注費に入っているか。国の補助対象外になった経費を、どうするか。この3点を、国の申請書を書く前に確認するだけで、のちの手戻りがかなり減ります。

補助金は、受け取ったあとの手続きが長く続く制度です。国の補助金の事業実施、実績報告、精算払い請求、県の上乗せ申請と、同じ事業で何度も書類を出すことになります。それぞれの書類の控えを、ひとつのフォルダにまとめておくと、県の申請時に慌てません。ProdX Crowdの顧問サービスは、月額10,000円(初期費用0円、成果報酬0円、最低契約期間なし、いつでも解約OK)で、制度選びと段取りの整理をお手伝いします。申請書の作成などの実務は月額に含まれません。これまでに500件以上、20億円以上の補助金・助成金の申請に関わってきました(株式会社ウブントゥ社内集計)。

この制度の確認先と、読んだ資料

確認したいこと確認先
公式の案内ページ石川県「小規模事業者事業継続支援補助金」 https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kinyuu/jishin/zizokuka.html
公募要領、申請書様式、チラシ上記ページからダウンロード(令和8年4月1日更新の公募要領)
申請書の提出先、制度全般の問い合わせ小規模事業者事業継続支援補助金事務局(石川県商工会連合会内) 0120-110-464
県の担当課石川県商工労働部経営支援課 076-225-1525
国の災害支援枠(商工会議所地区)https://s23.jizokukahojokin.info/noto/
国の災害支援枠(商工会地区)https://www.shokokai.or.jp/jizokuka_r1h/noto/
小松市内の商工会議所の案内小松商工会議所 中小企業相談所 経営支援課 0761-21-3121
市町の上乗せ補助各市町のホームページ(石川県の案内ページに、輪島市、能登町、穴水町、七尾市、羽咋市、かほく市、津幡町、小松市のリンクがある)

制度の内容は、年度ごとに更新されます。申請の前には、必ず石川県の案内ページの更新日と、公募要領の日付を確認してください。

この制度を一言でいうと

「小規模事業者事業継続支援補助金(国持続化補助金への上乗せ補助)について」は、小松商工会議所が実施する補助金・助成金です。対象の地域は石川県です。

小規模事業者事業継続支援補助金(国持続化補助金への上乗せ補助)について | 小松商工会議所 小規模事業者事業継続支援補助金(国持続化補助金への上乗せ補助)について 国の「小規模事業者持続化補助金(災害支援枠)」に 県が最大で100万円上乗せ補助 します。 https://s23.jizokukahojokin.info/noto/(外部リンク) (商工会議所地区)

受付の期間は、通年(随時)で受け付けています。

制度名小規模事業者事業継続支援補助金(国持続化補助金への上乗せ補助)について
実施機関小松商工会議所
種類補助金・助成金
対象地域石川県
受付期間通年(随時)で受け付けています

「小規模事業者事業継続支援補助金(国持続化補助金への上乗せ補助)について」の対象になる方

対象になるかどうかを、この制度で定められている条件ごとに整理します。

対象かどうかを、この順に確認します
  1. 1地域石川県
  2. 2規模従業員数の制約は示されていません
確認することこの制度の内容
地域石川県
規模従業員数の制約は示されていません
この制度の文章にある言葉ProdX Crowd編集部の見方
小規模事業者中小企業者・小規模事業者の定義に当たることが条件です。業種ごとに、資本金や従業員数の上限が決まっています。自社が当たるかを、定義の表で確認します。

申請の方法と、そろえる書類

この制度の文章にある言葉ProdX Crowd編集部の見方
商工会議所商工会議所・商工会・支援機関が関与する手続きがあります。窓口の予約や、確認書の発行に、日数がかかる場合があります。

「小規模事業者事業継続支援補助金(国持続化補助金への上乗せ補助)について」の手続きの流れと日程

この制度は通年で受け付けられています。予算がなくなり次第、受付を終了する場合があります。

手続きの流れ
  1. 申請計画書・見積書を提出
  2. 審査1〜3か月
  3. 交付決定ここから発注できる
  4. 発注・実施期間内に支払いまで
  5. 実績報告証拠書類を提出
  6. 検査・確定補助額が決まる
  7. 入金お金が入るのは最後

発注・契約は「交付決定」の後。お金が入るのは、最後の「入金」です。

「小規模事業者事業継続支援補助金(国持続化補助金への上乗せ補助)について」についてのよくある質問

Q&A小規模事業者事業継続支援補助金(国持続化補助金への上乗せ補助)について

経営者のイメージ写真
経営者

Q. 小規模事業者事業継続支援補助金(国持続化補助金への上乗せ補助)についての受付期間はいつですか?

解説役のイメージ写真
ProdX Crowd編集部
A.

通年で受け付けています。予算の状況により終了することがあるため、早めに実施機関へ確認します。

この制度を検討するときの確認リスト

確認項目状況
対象の地域(石川県)に、事業所がある□ はい □ いいえ
交付決定(または承認)の前に、発注・契約をしない□ はい □ いいえ
後払いの資金繰り(つなぎ資金)の目処が立っている□ はい □ いいえ

情報の確認元:小松商工会議所の公開情報。最新の募集状況・申請書類は、実施機関等のページで入手できます。 情報取得日:2026/10/12。