募集中地域・自治体の補助金

四万十市中小企業エネルギー価格高騰支援給付金のお知らせ

実施機関
中村商工会議所
募集期間
2026/05/11 〜 2026/10/30
地域
高知県

四万十市中小企業エネルギー価格高騰支援給付金のお知らせ(中村商工会議所)の対象者、金額、対象経費、日程、注意点を、この制度の内容にそって整理しました。

四万十市の中小企業エネルギー価格高騰支援給付金は、電気・ガス・燃料の年間支払額を10段階に区切って、1万円から10万円を給付する制度

この制度は、国の補助金ではなく、四万十市が市内の事業者に給付する「給付金」です。原油価格をはじめとするエネルギー価格の高騰で経済的な影響を受けている市内事業者に、予算の範囲内で給付し、事業所や店舗の事業継続を支える目的で実施されています。四万十市の公式ページに、この趣旨が書かれています。

補助金と大きく違うのは、新しい設備を買ったり、事業計画を作ったりする必要がないことです。見られるのは、対象となる事業年度に、電気料金、ガス料金、燃料費(ガソリン代を含む)をいくら払ったかだけです。払った額が大きいほど、給付額も段階的に大きくなります。

申請の受付は2026年10月30日(金)までです。今日は10月12日ですので、残りは約2.5週間です。納税証明書などの準備に時間がかかるため、早めに動く必要があります。まず、制度の骨格を表で確認します。

項目内容(四万十市・中村商工会議所の資料より)
制度の名称四万十市中小企業エネルギー価格高騰支援給付金(手引きでは「四万十市(中村地域)中小企業エネルギー価格高騰対策支援金」)
性格市が予算の範囲内で給付する給付金。補助金のように事業計画の審査はない
給付額10,000円から100,000円までの10段階
給付の基準対象事業年度に使用した、電気料金、ガス料金、燃料費の合計額
申請受付2026年5月11日(月)から10月30日(金)まで
対象者2026年4月1日時点で四万十市内で事業を営む中小企業者(個人事業者を含む)で、市税を滞納していない事業者
運営四万十市が、中村商工会議所と四万十市西土佐商工会に業務を委託して実施
申請先中村地域は中村商工会議所、西土佐地域は四万十市西土佐商工会

この記事では、給付額の段階表、対象になる事業者と業種、対象事業年度の考え方、対象経費の線引き、提出書類、記載例の読み方、残り日数から逆算した準備の順番、つまずきやすい点、向く事業者と向かない事業者の順に整理します。融資や相談サービスの案内ではなく、この給付金そのものの使い方を扱います。

いくらもらえる?給付額は10段階の表で決まる

給付額は、計算式ではなく表で決まります。対象経費の支払額がどの区分に入るかを見て、その区分の金額が給付されます。手引きの表は次のとおりです。

対象経費の支払額給付額
58,000円以上 116,000円未満10,000円
116,000円以上 173,000円未満20,000円
173,000円以上 231,000円未満30,000円
231,000円以上 289,000円未満40,000円
289,000円以上 346,000円未満50,000円
346,000円以上 404,000円未満60,000円
404,000円以上 461,000円未満70,000円
461,000円以上 519,000円未満80,000円
519,000円以上 577,000円未満90,000円
577,000円以上100,000円

表の読み方で、押さえておきたい点が3つあります。

1つ目は、下限が58,000円であることです。手引きの表に載っている最小の区分は「58,000円以上116,000円未満」です。これより少ない支払額の区分は、表にありません。電気、ガス、燃料の合計が年間で58,000円に届かない事業者は、表の対象に入らない読み方になります。この点は、迷う場合に中村商工会議所へ確認するのが確実です。

2つ目は、上限が100,000円であることです。577,000円以上であれば、いくら多くても給付額は同じ100,000円です。年間の支払額が80万円でも300万円でも、給付額は変わりません。

3つ目は、区分の幅が約57,000円から58,000円で一定していることです。10段階のうち、最初の区分の幅は58,000円、次からは57,000円か58,000円ずつ上がります。支払額がおよそ5.8万円増えるごとに、給付額が1万円ずつ増える仕組みです。

区分の境目で、給付額はどう変わるか

境目をまたぐと、1円の差で給付額が1万円変わります。支払額が違う3つの事業者で比べてみます。数字はすべて、説明のための仮の数字です。

事業者(仮)対象経費の支払額(仮)当てはまる区分給付額
小さな理容室90,000円58,000円以上116,000円未満10,000円
個人経営の食堂300,000円289,000円以上346,000円未満50,000円
従業員9人の飲食店724,000円577,000円以上100,000円

3つ目の724,000円という数字は、中村商工会議所の記載例(法人用)に出てくる金額と同じです。記載例では、電気料金354,000円、ガス料金220,000円、燃料費150,000円の合計が724,000円で、最上位の区分(577,000円以上)に丸が付けられています。

月あたりに直すと、どのくらいの支払いか

年間の支払額を月あたりに割ると、自社の見当がつけやすくなります。対象事業年度が12か月の場合の、単純な割り算です。

給付額区分の下限(年間)月あたりの目安(下限÷12)
10,000円58,000円約4,833円
30,000円173,000円約14,417円
50,000円289,000円約24,083円
70,000円404,000円約33,667円
100,000円577,000円約48,083円

つまり、電気、ガス、燃料の支払いが、月平均でおよそ48,000円を超える事業者は、最上位の10万円の区分に入る計算です。ガソリンを使う配達や営業の車両が多い事業者、冷蔵や厨房の設備で電気とガスを多く使う飲食店、暖房や給湯の燃料を使う宿泊や福祉の事業者が、上位の区分に入りやすいといえます。

誰が申請できる?対象者の条件を順に確認する

対象者は、四万十市の公式ページでは「次の条件をすべて満たす、中小企業基本法第2条第1項に規定する中小企業者(個人事業者を含む)」とされています。

条件内容
事業を営む場所2026年4月1日時点で、四万十市内で事業経営を行う法人または個人(本店・支店を含む)
事業者の規模中小企業基本法の中小企業者に当たること
税の納付四万十市税を滞納していないこと
業種手引きに示された対象業種に当たること
重複する支援同じ経費について、他の補助事業で支援を受けていないこと

中小企業者とは、どの規模までか

手引きは、中小企業者の基準を業種ごとに示しています。資本金の額、または常時使用する従業員の数の、どちらかが基準以下であれば、中小企業者に当たります。

業種分類資本金(出資総額)常時使用する従業員数
製造業その他3億円以下300人以下
卸売業1億円以下100人以下
小売業5,000万円以下50人以下
サービス業5,000万円以下100人以下

手引きでは、会社の範囲を「会社法上の会社」としています。株式会社、合名会社、合資会社、合同会社、特例有限会社です。あわせて、弁護士法人、監査法人、税理士法人、行政書士法人、司法書士法人、特許業務法人、社会保険労務士法人、土地家屋調査士法人といった士業法人も、中小企業者に含めて示されています。個人事業者は、従業員数の基準で判断します。

対象業種は、日本標準産業分類の大分類で示される

手引きは、対象業種を日本標準産業分類の大分類の記号で示しています。申請書の記載例にも、同じ記号が並んでいます。

区分大分類注意点
第2次産業C 鉱業、採石業、砂利採取業
第2次産業D 建設業
第2次産業E 製造業
第2次産業F 電気、ガス、熱供給、水道業中分類36の水道業のみ
第3次産業G 情報通信業
第3次産業H 運輸業、郵便業
第3次産業I 卸売業、小売業
第3次産業J 金融業、保険業
第3次産業K 不動産業、物品賃貸業
第3次産業L 学術研究、専門・技術サービス業
第3次産業M 宿泊業、飲食サービス業
第3次産業N 生活関連サービス業、娯楽業
第3次産業O 教育、学習支援業中分類81の学校教育に当たるものは除く
第3次産業P 医療業、保健衛生、社会保険・社会福祉・介護事業他の事業による支援制度がある業種は除く
第3次産業Q 複合サービス業86の郵便局
第3次産業R サービス業(他に分類されないもの)中分類93の政治・経済・文化団体、94の宗教、96の外国公務は除く
第3次産業T 分類不能の産業

表の中で、特に読み間違えやすいのが、P(医療・福祉)とO(教育)です。医療や福祉の事業者は、「他の事業による支援制度がある業種を除く」とされています。手引きは、他の自治体や国、県から物価高騰の支援金を受けることができる事業者の例として、高知県医療施設等物価高騰緊急対策給付金と、高知県社会福祉施設等物価高騰緊急対策給付金を挙げています。これらの対象になる施設は、この市の給付金では対象外と読めます。自分の施設がどちらに当たるか迷う場合は、申請先で個別に確認してください。

農業、林業、漁業にあたるA、Bの記号は、手引きの対象業種の表に載っていません。申請書の記載例にも、A、Bの選択肢はありません。該当する事業者は、事前に申請先へ確認することをおすすめします。

どの期間の支払いを数える?対象事業年度は、個人と法人で違う

この給付金で見落としやすいのが、対象事業年度です。「去年の電気代」というおおまかな扱いではなく、個人と法人で決められた期間の支払いを数えます。

事業者の区分対象事業年度
個人事業者2025年(令和7年)1月1日から12月31日
法人2025年(令和7年)4月1日から2026年(令和8年)3月31日までの間に終了した事業年度

法人は、決算期によって対象の事業年度がずれます。手引きには、2つの例があります。

手引きの例事業年度
例1令和6年10月1日から令和7年9月30日まで
例2令和7年4月1日から令和8年3月31日まで

例1は、事業年度の初日が令和6年(2024年)で、終了日が令和7年9月30日です。つまり、事業年度の終了日が、2025年4月1日から2026年3月31日の間にあれば対象になる考え方です。この考え方に当てはめると、12か月の事業年度を持つ法人の場合、決算月ごとに次のようになります(編集部が手引きの要件に当てはめた例です)。

決算月対象になる事業年度
3月決算2025年4月1日から2026年3月31日
4月決算2024年5月1日から2025年4月30日
6月決算2024年7月1日から2025年6月30日
9月決算2024年10月1日から2025年9月30日
12月決算2025年1月1日から2025年12月31日

ここで注意したいのは、対象期間が、申請する時点から見てかなり過去を含むことです。9月決算の法人であれば、対象の事業年度は2024年10月から2025年9月で、2025年10月以降の支払いは対象の期間に入りません。2025年末から電気やガスの料金が変わっていても、給付額の判定には使われません。

事業年度が12か月でない場合は、窓口で確認する

設立から日が浅く、最初の事業年度が12か月に満たない法人や、決算期を変更した法人については、手引きに特別な定めが載っていません。給付額の区分を決める対象経費を、どの期間で数えるかは、中村商工会議所(0880-34-4333)に事前に確認してください。

どの支払いが対象?対象経費は「電気・ガス・燃料」の3つ

対象経費は、手引きで次の3つに限られています。

対象経費範囲
電気料金対象事業年度に使用した分
ガス料金対象事業年度に使用した分
燃料費ガソリン代を含む

ここで、申請書の様式が少しわかりにくい点があります。申請書には、決算書に記載された水道光熱費の総合計(①)を書く欄と、そのうちの対象経費の合計(②)を書く欄があります。記載例には「必ず①≧②となります」と書かれています。

欄意味記載例(法人)の数字
① 水道光熱費決算書類の該当箇所の総合計984,500円
電気料金①のうち、対象経費にあたる分354,000円
ガス料金①のうち、対象経費にあたる分220,000円
燃料費①のうち、対象経費にあたる分150,000円
② 合計電気、ガス、燃料費の合計724,000円

①と②の差である260,500円は、記載例の中で説明されていませんが、電気、ガス、燃料以外の水道光熱費(水道料金など)が含まれる計算になります。手引きの対象経費に、水道料金は挙げられていません。給付額を決めるのは②の額ですので、水道料金を②に入れないよう注意してください。

手引きの「支払済額」と、申請書の「使用した額」

細かな点ですが、言葉の使い方に違いがあります。給付額の表は、手引きでは「対象経費支払済額」と書かれています。一方、四万十市の公式ページは「対象事業年度に使用した対象経費」という表現です。書類は決算書の数字を基にするため、実務上は決算書に載っている額が基準になると考えられますが、年度末の未払金や、月をまたぐ検針の扱いに迷うときは、申請先に確認してください。

対象外になる経費

手引きは、対象外の経費を次のように定めています。

区分内容
他の補助事業で補助対象になっている経費対象外
手引きの例タクシー事業者がLPガス車に使うガス料金(タクシー事業者には、燃料価格激変緩和対策事業による支援制度があるため)

同じ経費について、別の制度で支援を受けている場合は、その分を除いて対象経費を計算します。運送業や、燃料に関する他の支援を受けている事業者は、自社の対象経費から、他の制度の対象分を除いた額で、区分を判断してください。

四万十市外にも事業所がある場合

手引きには、四万十市外の事業所や店舗も運営している場合の定めがあります。四万十市内の事業所等の対象経費が確認できる書類を添付する、というものです。本店が市外にあり、市内に支店がある事業者や、市内に本店があり、市外に店舗がある事業者は、決算書の合計だけでは、市内の分がわかりません。事業所ごとの電気、ガス、燃料の請求書や、内訳がわかる資料を準備する必要があります。

申請書類は何を揃える?個人と法人で、添付する決算書類が違う

申請書類は、手引きによると次の6種類です。市の公式ページでは、申請書兼請求書、誓約書、暴力団排除に関する照会承諾書の様式を、地域別にダウンロードできます。

書類内容と注意点
申請書兼請求書交付決定後は、請求書として扱われる
誓約書様式第2号
暴力団排除に関する照会承諾書様式第3号
水道光熱費の使用額が確認できる書類対象事業年度のもの。個人と法人で、下表のとおり異なる
四万十市税の納税状況の証明書申請から3か月以内に発行したもの
通帳の写し振込先の口座と口座名義がわかる部分

水道光熱費の額を確認する書類

この書類が、給付額を決める根拠になります。申告の方法によって、必要な書類が決められています。

区分申告の方法添付する書類
個人青色申告確定申告書、青色申告決算書
個人白色申告確定申告書、収支内訳書
個人市県民税申告書を提出している方市県民税申告書、収支内訳書
法人確定申告書を提出している方確定申告書、所得の金額の計算に関する明細書、損益計算書、販売費及び一般管理費明細書

手引きと記載例には、共通して次の注意書きがあります。まず、提出書類は対象事業年度のものとします。次に、損益計算書で水道光熱費の使用料が確認できる場合は、販売費及び一般管理費明細書の提出は不要です。これは、決算書の様式によっては、損益計算書の中に水道光熱費が独立して載っているためです。自社の決算書で、水道光熱費がどの書類のどこに載っているかを、先に確認してください。

納税証明書は「3か月以内に発行」がポイント

四万十市税に滞納がないことを確認する証明書は、申請から3か月以内に発行したものが必要です。手引きにある「発行から3か月以内」という期限は、申請日を起点にしています。早い時期に取得すると、その後の準備に時間がかかった場合に、期限を過ぎてしまうおそれがあります。申請日の直前に取得するのが無難です。

取得の窓口や、手数料の有無は、手引きに書かれていません。四万十市の税務の窓口(市役所の代表電話 0880-34-1111)で確認してください。

通帳の写しと、口座名義

記載例には、口座名義人が申請者と合致しているものを書くという注意が、書き込まれています。法人の記載例では、口座名義人に「株式会社中村商店 代表取締役 中村 一郎」と記載されています。個人事業者の記載例では、代表者本人の名前です。フリガナについては、「通帳の見開きページ(1ページ目)の通り記載」とあります。

確認すること記載例の注意書き
口座名義人申請者と一致するものを記載
フリガナ通帳の見開きページ(1ページ目)のとおり
通帳の写し振込先の口座と、口座名義がわかる箇所

記載例(法人用・個人用)は、どう読む?

中村商工会議所は、申請書の記載例を、法人用と個人用の2種類で公開しています。どちらも、実際の記入のしかたを示す書き込みつきです。主な書き込みを整理します。

欄記載例の書き込み
申請日提出日を記載する
申請者所在地、法人名または屋号、代表者の職・氏名、電話番号、担当者氏名
法人設立日(法人用)創業年月日に、法人設立日を記載する
創業年月日(個人用)現事業の開始日、もしくは現代表者の事業開始日を記載する
資本金・従業員数法人用は1,000万円・9人の例。個人用は従業員数のみ
主たる業種前述の大分類から、該当するものにチェックする
対象事業年度個人は「令和7年1月1日〜令和7年12月31日」。法人は、該当する事業年度を記載し、個人の場合の記載は取り消し線で消す
交付申請額給付額の表から該当する1つに丸を付ける
施設・店舗の記載欄申請者の所在地とは別に、給付の対象となる店舗や施設を書く欄がある

特に、交付申請額の欄は、自分で選んで丸を付ける方式です。給付額は、事務局が計算して決める形ではなく、申請者が対象経費の合計(②)を計算し、該当する区分を選びます。ここで区分を間違えると、書類の差し戻しにつながるおそれがあります。②の額が区分の境目に近いときは、領収書や決算書の数字を何度か見直してください。

店舗が複数ある場合

法人用の記載例では、「施設・店舗の記載欄」に、複数の店舗を書く欄が設けられています。例では、同じ法人が、喫茶店と居酒屋の2店舗を運営しているという設定です。この場合も、申請書は事業者単位で1枚です。店舗ごとに別々の申請書を出す形ではなく、法人としての対象経費の合計から、給付額を1つ決める形と読めます。

申請から入金までの流れと、残り日数からの逆算

申請の受付は10月30日(金)までです。手引きと市のページには、受付後の審査期間や入金時期の記載がありません。ここでは、書かれている情報だけで、今日からの準備を逆算します。

時期やること備考
10月12日(月)から10月16日(金)ごろ自社の対象事業年度を確定し、決算書や確定申告書を手元に集める決算書が見つからない場合は、税理士や会計担当者に写しを頼む
同じ週電気、ガス、燃料の請求書から、年間の支払額を集計する①と②を分けて、記載例のように整理する
10月19日(月)から10月23日(金)ごろ四万十市税の納税証明書を取得する申請から3か月以内に発行したものが必要。申請日の直前が無難
同じ週申請書、誓約書、暴力団排除の承諾書に記入する市のページからダウンロードし、中村地域か西土佐地域かで様式を選ぶ
10月26日(月)から10月29日(木)書類を見直し、通帳の写しを添えて、申請先に提出する郵送か持参かは、申請先に確認する
10月30日(金)申請受付の最終日これ以降は、受付の対象外になる

日程の中で、申請先ごとの様式の違いに気をつけてください。四万十市のページには、中村地域用と西土佐地域用の様式が、別々に載っています。様式の見出しに「中村商工会議所提出用」「四万十市西土佐商工会用」と書かれていますので、間違えないようにしましょう。

提出方法について

手引きと市のページには、窓口持参、郵送、メールなどの提出方法が、具体的には書かれていません。「提出及び問い合わせ先」として、中村商工会議所の住所、電話、FAXが載っているだけです。直前になって慌てないよう、提出方法は、早めに電話で確認してください。

申請先は、事業所の場所で決まる

給付金の運営は、四万十市が、2つの団体に業務を委託する形をとっています。事業所の場所によって、申請先が分かれます。

地域申請先所在地電話・FAX
中村地域中村商工会議所四万十市右山元町3丁目3-26 中村地区建設協同組合会館1階Tel 0880-34-4333(直通)、Fax 0880-34-1451
西土佐地域四万十市西土佐商工会四万十市西土佐江川崎2642-1Tel 0880-52-1276、Fax 0880-52-2388

市の問い合わせ先としては、本庁が四万十市中村大橋通4丁目10(代表 0880-34-1111)、西土佐総合支所が四万十市西土佐江川崎2445-2(代表 0880-52-1111)と案内されています。

商工会議所や商工会の会員でなくても、申請できるか

手引きや市のページには、商工会議所・商工会の会員であることを、対象者の条件にする記載はありません。条件として挙げられているのは、市内で事業を営んでいること、中小企業者であること、市税の滞納がないこと、対象業種であること、の4点です。会員かどうかは、判断の基準として示されていません。会員でない場合の手続きの違いについて不安があれば、申請先に電話で確認してください。

つまずきやすい点を、7つ整理する

実際の申請で、手が止まりやすい点を、手引きと記載例の書き方から整理します。

つまずきやすい点起きること対処
対象事業年度の取り違え直近の決算ではなく、別の年度の書類を付けてしまう事業年度の終了日が、2025年4月1日から2026年3月31日に入る年度の決算書を使う
水道光熱費の総額を、そのまま対象経費にする①を②に書いてしまい、水道料金などが紛れ込む電気、ガス、燃料の内訳を、請求書で拾って積み上げる
納税証明書の期限切れ申請から3か月を過ぎ、再取得になる申請日の直前に取得する
様式の選び間違い中村地域の事業者が、西土佐用の様式を使う事業所の場所で、様式の見出しを確認する
他の支援との重複他の制度で補助対象の経費を含めてしまう他の制度で支援を受けた経費を除いて、②を計算する
市外の事業所の経費が混在市内の分が、決算書の合計からわからない事業所ごとの内訳がわかる資料を用意する
区分の選択ミス②の額に合わない区分に丸を付ける表の下限と上限を、金額に当てはめて読み直す

「予算の範囲内」という言葉の意味

市のページには、「予算の範囲内において給付する」と書かれています。この言葉は、予算が上限に達した場合に、受付を前倒しで終了する可能性を示していると読めます。ただし、予算額や、予算に達した場合の取り扱いは、手引きにも市のページにも書かれていません。最終日までに余裕があると考えず、早く申請するほうが安全です。

この給付金が向く事業者、向かない事業者

制度の仕組みから、向き不向きを整理します。

向いている事業者理由
年間の電気、ガス、燃料の支払いが、58,000円以上ある事業者給付額の表の最下位の区分に入る
飲食店、宿泊業、製造業、運輸業など、エネルギーの支払いが多い業種上位の区分(5万円から10万円)に入りやすい
決算書、確定申告書が、きちんと保管されている事業者書類を揃える手間が小さい
市税の滞納がない事業者条件を満たしている
向かない、または難しい事業者理由
市税に滞納がある事業者条件を満たさない
市外のみで事業を営む事業者2026年4月1日時点で市内で事業経営を行うことが条件
年間の対象経費が58,000円に満たない事業者表に区分がない
医療・福祉で、他の物価高騰の給付金を受けられる事業者他の事業による支援制度がある業種は除かれる
決算書類の準備が難しい事業者書類の準備に時間がかかり、10月30日に間に合わないおそれがある

国や県の補助金とは、何が違う?

この給付金は、補助金と並べて語られることがありますが、仕組みは異なります。違いを整理します。

比較の観点四万十市のエネルギー価格高騰支援給付金一般的な補助金(設備導入型など)
支援の目的エネルギー価格高騰で影響を受けた事業の継続設備投資や新事業など、前向きな取組みの後押し
支援の根拠過去の事業年度の、電気・ガス・燃料の支払額これから行う事業の経費
事前の計画不要事業計画書を作る場合が多い
審査条件を満たすかの確認が中心(審査の詳細は、資料に記載なし)事業内容を審査し、採択を決める場合が多い
金額の決まり方区分表で決まる補助率を、経費に掛けて計算する
交付決定前の着手関係なし(過去の支払いが対象)交付決定前の契約や支払いは対象外になることが多い

違いのうち、実務で最も重要なのは、これからの投資が要らず、過去の支払いが対象になる点です。補助金と違って、申請のために何かを買う必要はありません。逆に言えば、何かをすれば給付額が増える、という仕組みでもありません。支払額の区分が、すべてを決めます。

他の支援と組み合わせられるか

手引きは、他の補助事業で支援の対象となっている経費を、この給付金の対象から除くとしています。禁止されているのは、同じ経費を二重に使うことです。別の用途の補助金や給付金を受けていても、経費が重ならなければ、この給付金を申請できる余地があります。具体的な組み合わせの可否は、手引きに網羅されていないため、迷うときは申請先に電話で確認してください。

よくある質問

質問答え
給付金は、返さなくてよいですか?給付金であり、融資ではありません。返済についての記載は、手引きにありません。誓約書の内容は、書類の様式で確認してください。
個人事業主でも申請できますか?できます。対象は、個人事業者を含む中小企業者です。対象事業年度は、2025年1月1日から12月31日です。
法人で、決算が3月の場合は?2025年4月1日から2026年3月31日の事業年度が、対象です。
ガソリン代は、対象になりますか?対象です。燃料費には、ガソリン代が含まれると、手引きに書かれています。
水道料金は、対象経費に含まれますか?手引きの対象経費は、電気料金、ガス料金、燃料費の3つです。水道料金は、挙げられていません。
他の補助金で、燃料費の支援を受けている場合は?その経費は、対象外です。手引きは、タクシー事業者のLPガス料金を例に挙げています。
納税証明書は、いつ取ればよいですか?申請から3か月以内に発行したものが必要です。申請日の近くで取るのが無難です。
中村地域と西土佐地域のどちらに出すか、迷います事業所の所在地で決まります。中村地域は中村商工会議所、西土佐地域は四万十市西土佐商工会です。
申請の最終日は、いつですか?2026年10月30日(金)です。
入金は、いつごろですか?手引きと市のページに、入金時期の記載はありません。申請先(中村商工会議所 0880-34-4333)で確認してください。

まとめ:10月30日までに、何を、どの順番で

四万十市の中小企業エネルギー価格高騰支援給付金は、市内の事業者が、対象事業年度に支払った電気、ガス、燃料費の額に応じて、1万円から10万円を受け取れる給付金です。計画書も審査用の資料も要らず、決算書と納税証明書、通帳の写しを中心に、書類を揃えて提出する流れです。

順番今日からの行動
1自社の対象事業年度を、個人は2025年1月から12月、法人は事業年度の終了日が2025年4月1日から2026年3月31日の年度で確定する
2その年度の決算書や確定申告書から、水道光熱費の総額(①)を確認する
3請求書をもとに、電気、ガス、燃料費の合計(②)を出し、給付額の表で区分を確認する
4市税の納税証明書を、申請の直前に取得する
5事業所の場所に応じた様式で、申請書、誓約書、承諾書を作成する
610月30日(金)までに、中村商工会議所か四万十市西土佐商工会に提出する

給付額は、区分の境目で1万円単位で変わります。②の額が境目に近い事業者は、数字の拾い漏れや重複がないか、提出前にもう一度確認してください。わからない点は、申請先の中村商工会議所(0880-34-4333)か、西土佐商工会(0880-52-1276)に、早めに電話で確認するのが確実です。

ProdX Crowd編集部では、補助金や給付金の申請準備について、月額10,000円(初期費用0円、成果報酬0円、最低契約期間なし、いつでも解約OK)の顧問サービスをご案内しています。この給付金のような小さな制度も、書類の準備を整えれば、取りこぼしを防げます。

この制度を一言でいうと

「四万十市中小企業エネルギー価格高騰支援給付金のお知らせ」は、中村商工会議所が実施する補助金・助成金です。対象の地域は高知県です。

【10月30日まで】四万十市中小企業エネルギー価格高騰支援給付金のお知らせ – 中村商工会議所からのお知らせ 物価高騰により影響を受けている市内の中小企業者等に対し、経営の安定化を図ることを目的とし、支援金が交付されます。 ■対象事業者 以下の条件を全て満たす中小企業基本法第2条第1項に規定する中小企業者(個人事業者を含む) (1) 令和8年4月1日時点で四万十市内で事業経営を行う法人・個人(本店・支店含む

受付の期間は、2026年5月11日から2026年10月30日まで。

制度名四万十市中小企業エネルギー価格高騰支援給付金のお知らせ
実施機関中村商工会議所
種類補助金・助成金
対象地域高知県
受付期間2026年5月11日から2026年10月30日まで

「四万十市中小企業エネルギー価格高騰支援給付金のお知らせ」の対象になる方

対象になるかどうかを、この制度で定められている条件ごとに整理します。

対象かどうかを、この順に確認します
  1. 1地域高知県
  2. 2規模従業員数の制約は示されていません
確認することこの制度の内容
地域高知県
規模従業員数の制約は示されていません
この制度の文章にある言葉ProdX Crowd編集部の見方
個人事業者個人事業主も対象に含まれています。開業届の提出や、納税地の要件が求められることがあります。確定申告書の控えを、準備しておきます。
法人法人が対象です。履歴事項全部証明書(登記事項証明書)と、直近の決算書が、基本の提出書類になります。
本店事業所の所在地に関する要件があります。本店の所在地か、実際に事業を行う場所かで判断が分かれるため、自社がどちらに当たるかを確認します。
中小企業中小企業者・小規模事業者の定義に当たることが条件です。業種ごとに、資本金や従業員数の上限が決まっています。自社が当たるかを、定義の表で確認します。

申請の方法と、そろえる書類

この制度の文章にある言葉ProdX Crowd編集部の見方
商工会議所商工会議所・商工会・支援機関が関与する手続きがあります。窓口の予約や、確認書の発行に、日数がかかる場合があります。

「四万十市中小企業エネルギー価格高騰支援給付金のお知らせ」の手続きの流れと日程

この制度の受付は2026年5月11日から2026年10月30日まで。締切の2026年10月30日から逆算した、準備の目安は次の表のとおりです。

手続きの流れ
  1. 申請計画書・見積書を提出
  2. 審査1〜3か月
  3. 交付決定ここから発注できる
  4. 発注・実施期間内に支払いまで
  5. 実績報告証拠書類を提出
  6. 検査・確定補助額が決まる
  7. 入金お金が入るのは最後

発注・契約は「交付決定」の後。お金が入るのは、最後の「入金」です。

時期(目安)やること
2026年8月30日ごろ公募要領を読み、対象かどうかを確認する
2026年9月14日ごろ見積書の依頼、電子申請のアカウント取得、決算書・納税証明書の準備
2026年9月29日ごろ事業計画書の作成を始め、第三者(商工会議所・よろず支援拠点など)にも見てもらう
2026年10月22日ごろ書類の最終確認。入力を前倒しで済ませる
2026年10月30日受付の終了日。この日までに提出が完了していること

「四万十市中小企業エネルギー価格高騰支援給付金のお知らせ」についてのよくある質問

Q&A四万十市中小企業エネルギー価格高騰支援給付金のお知らせ

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経営者

Q. 四万十市中小企業エネルギー価格高騰支援給付金のお知らせの受付期間はいつですか?

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ProdX Crowd編集部
A.

2026年5月11日から2026年10月30日まで。

この制度を検討するときの確認リスト

確認項目状況
対象の地域(高知県)に、事業所がある□ はい □ いいえ
受付期間(2026年5月11日から2026年10月30日まで)に間に合う□ はい □ いいえ
交付決定(または承認)の前に、発注・契約をしない□ はい □ いいえ
後払いの資金繰り(つなぎ資金)の目処が立っている□ はい □ いいえ

情報の確認元:中村商工会議所の公開情報。最新の募集状況・申請書類は、実施機関等のページで入手できます。 情報取得日:2026/10/12。