募集中地域・自治体の補助金

令和8年度農業用廃プラスチックの適正処理及び処理に係る補助金について

実施機関
名護市
募集期間
2026/05/07 〜 2026/10/30
地域
沖縄県・名護市

令和8年度農業用廃プラスチックの適正処理及び処理に係る補助金について(名護市)の対象者、金額、対象経費、日程、注意点を、この制度の内容にそって整理しました。

名護市の農業用廃プラ補助は、処分料金94円のうち1kgにつき28円を市が負担し、10月30日まで申請できる制度

名護市が令和8年度に実施している「農業用廃プラスチックの適正処理に係る補助金」は、ビニールハウスやマルチなどの使用済みビニールを、許可を受けた処理業者に持ち込んだ農家に、処分料金の一部を1kgあたり28円で補助する制度です。設備を買うための補助金ではなく、使い終わった資材を捨てるときの費用を軽くする補助金です。

名護市の園芸畜産課が公開している案内ページ(令和8年4月15日公開、5月27日更新)と、同ページに添付されたパンフレット、運搬車の表示例、書面の記入例を読んで整理します。まず、制度の骨格を表にします。

項目内容(名護市の案内ページとパンフレットより)
制度名令和8年度農業用廃プラスチックの適正処理に係る補助金
実施機関名護市 農林水産部 園芸畜産課 園芸係
何に対する補助か農業用廃プラスチックの適正処理に係る処分料金の一部
補助額(名護市分)28円/kg
補助対象者名護市内に住所があり、園芸畜産課の農家台帳に登録されている方
搬入できる期間令和8年5月7日(木)から10月30日(金)
申請期間令和8年5月7日(木)から10月30日(金)
期間外に搬入した場合補助金の対象外
搬入先有限会社美ら島エコクリーン(名護市川上1071-2)
処分料金94円/kg(税込)

この制度の位置づけも確認しておきます。融資や税制ではなく、市が処分費の一部を出す補助金です。対象になるのは「農家」で、事業の内容は農業用資材の廃棄に限られます。金額の規模は大きくありません。それでも、毎年出てくる廃プラ処理のコストは、ハウスの面積が大きい農家ほど積み重なります。仕組みを知って、期限内に申請漏れなく使うことが、この記事の目的です。

今日から10月30日までに、何をすればいいのか

この記事を書いている2026年10月12日は、搬入期間と申請期間の終わりまで、あと18日です。制度の期間は、5月7日の開始から10月30日までで、搬入と申請の期間が同じです。案内ページは、これ以外の期間に搬入した場合は補助金の対象外だと明記しています。

日付曜日やること
10月12日月曜日ハウスや畑に、処分する廃プラがどれだけ残っているか確認する
10月13日から10月17日火曜日から土曜日一般ごみを取り除き、搬入できる状態に整える。運搬車の表示と書面を用意する
10月18日日曜日搬入先は日曜日が除かれている(パンフレットの記載)。搬入できない
10月19日から10月24日月曜日から土曜日搬入の本命の期間。処理業者に持ち込み、領収書と検量書(またはマニフェスト)を受け取る
10月25日日曜日同じく、搬入できない日
10月26日から10月30日月曜日から金曜日最終週。申請書類をそろえて、窓口へ提出する

パンフレットには、搬入時間が8時から16時30分まで(12時から13時を除く)、日曜日は除く、と書かれています。祝日や年末年始の扱いは、資料に書かれていません。搬入を予定する日が祝日と重なる場合は、美ら島エコクリーンまたは園芸畜産課に、前日までに確認してください。

期限の考え方で注意したいのは、搬入した日も申請した日も、10月30日までに収めないといけないことです。10月30日に搬入すると、同じ日のうちに申請書を窓口へ出すことになり、不備があれば直す時間がありません。10月の上旬から中旬のうちに搬入を済ませ、最終週は申請の手続きに回す、という日程が安全です。

申請窓口の受付時間は、案内ページにもパンフレットにも書かれていません。JAの購買店舗と市役所では開いている時間が違う可能性があるため、行く前に電話で確認してください(連絡先は記事の末尾にまとめます)。

農業用廃プラスチックとは何か。なぜ自分で処理しなければならないのか

案内ページは、農業用廃プラスチックを、ビニールハウス、トンネル、マルチなど施設栽培で使用した農業用の使用済みビニールだと説明しています。この廃プラスチックについて、案内ページとパンフレットは、次の点を伝えています。

論点案内ページ・パンフレットの記述
根拠法廃棄物の処理及び清掃に関する法律
禁じられている行為不法投棄と野焼き
処理の責任生産に伴って生じた廃棄物は、農業者が自らの責任で適正に処理する
処理の方法許可された産業廃棄物処理業者に持ち込み、処理してもらう
野焼きの危険燃やすと有害物質が発生するため、絶対に行わない
名護市内の処理事業者有限会社美ら島エコクリーン

つまり、農業用の使用済みビニールは、家庭ごみのように、市の収集に出せるものではありません。排出する農家が、許可のある業者に自分で持ち込み、費用を自分で払うことになっています。この補助金は、その費用の一部を市が負担するものです。

「燃やしたほうが安い」と考えてしまいたくなる気持ちは理解できますが、案内ページは野焼きを禁じており、パンフレットは有害物質の発生を理由に、絶対に行わないよう求めています。処分料金の補助が用意されているのは、適正処理を選んだ農家の負担を、少しでも軽くするためです。

誰が補助を受けられるのか。3つの財源がある

パンフレットには、廃棄処理の補助額が3つ並んで載っています。名護市分、JA分、花卉農協分です。

財源補助額対象になる人(パンフレットより)
名護市28円/kg名護市内に住所があり、名護市園芸畜産課の農家台帳に登録されている方
JA20円/kgJAに通帳があり、JAでビニール、マルチ、サクビ等を購入したことを証明できる方
花卉農協28円/kg花卉農協の組合員(案内ページは、組合へ問い合わせるよう案内)

どれを受けられるかは、農家ごとに違います。案内ページは、JAと花卉農協の補助金と併用して申請できると書いています。一方、パンフレットには「JAと名護市の両方に申請する必要はありません」とあります。この2つの記述から読み取れるのは、補助の財源は別々でも、申請の窓口はひとつにまとまっているということです。

窓口の振り分けは、案内ページに次のように書かれています。

あなたの状況申請場所
JAの口座を持っているJA羽地資材センター、JA為又購買店舗、JA久志購買店舗
JAの口座を持っていない名護市園芸畜産課 園芸係
花卉農協の組合員花卉農協に問い合わせ

名護市の補助を受けるための条件は、農家台帳に登録されていることです。この台帳は、園芸畜産課が管理しているものです。台帳に載っているかどうか、住所の記載が合っているかが分からない場合は、まず園芸畜産課に聞くのが確実です。農業を始めたばかりで、台帳への登録がまだの人は、搬入より先に登録の手続きを確認してください。登録の手続きの方法は、今回読んだ資料には書かれていません。

JA分の補助は、名護市分とは条件が違います。JAに通帳があること、JAでビニールやマルチなどの資材を買ったことが証明できることが要件です。JAの補助の詳しい条件は、JA羽地資材センター、為又購買店舗、久志購買店舗への問い合わせが案内されています。

補助金はいくらになるのか。仮の数字で計算する

補助額の計算は、重さに単価を掛けるだけです。処分料金は94円/kg(税込)、名護市の補助は28円/kgなので、市の補助分だけを見ると、処分料金の約3割を市が負担する計算になります(28円÷94円=約29.8%)。

以下は、搬入量を仮に置いた仮の数字による計算です。実際の搬入量は、検量書やマニフェストで確定します。

搬入量(仮)処分料金(94円/kg)市の補助(28円/kg)差し引いた自己負担
50kg4,700円1,400円3,300円
100kg9,400円2,800円6,600円
300kg28,200円8,400円19,800円
500kg47,000円14,000円33,000円
1,000kg94,000円28,000円66,000円

実質の自己負担は、1kgあたり66円(94円−28円)です。ただし、これは処分料金だけの比較です。搬入のたびに、マニフェスト代が別にかかります。

搬入のたびにかかる固定の費用

パンフレットには、搬入時に必要なものとして、印鑑、処理代金、マニフェスト代、契約書の収入印紙代が挙がっています。

費用金額かかる頻度
処分料金94円/kg(税込)搬入のたび、重さに応じて
マニフェスト代100円1回の搬入ごと
契約書の収入印紙代200円1年に1回(案内ページ)。パンフレットは単に「200円」と記載

収入印紙代は、案内ページには「(1回/年)」と書かれていて、毎年度の最初の搬入のときに必要になると読めます。パンフレットでは頻度が書かれていないため、初めて搬入するときに、窓口で確認してください。

この固定の費用を足して、搬入の回数で比べてみます。ここでも、数量は仮の数字です。

搬入の仕方(仮)処分料金マニフェスト代市の補助差し引き(印紙代を除く)
200kgを1回で持ち込む18,800円100円5,600円13,300円
100kgずつ2回に分ける18,800円200円5,600円13,400円
50kgずつ4回に分ける18,800円400円5,600円13,600円

差は小さいものの、回数が増えるほどマニフェスト代の分が積み上がります。運搬の手間やガソリン代も考えると、できるだけまとめて持ち込むほうが有利です。ただし、軽トラックの積載量や、ビニールが重なって傷む場合など、現実には制約もあります。

JAや花卉農協の補助と、併用した場合の計算

案内ページが併用できるとしている以上、条件に合えば、名護市分とJA分の両方が使える可能性があります。併用した場合の受取額が合算になるのかは、資料に書かれていないため、次の表は、単価を単純に足した仮の計算です。実際の扱いは、窓口で確認してください。

搬入量(仮)名護市28円 + JA20円(仮に合算)自己負担(処分料金から差引き)
100kg4,800円4,600円
500kg24,000円23,000円
1,000kg48,000円46,000円

花卉農協の組合員の場合は、名護市の28円とは別に、花卉農協の28円があります。これを合わせられるかどうかも、組合に問い合わせて確認する必要があります。

補助の計算のもとになる重さは、美ら島エコクリーンの検量書、またはマニフェストに記載された数量です。自分の計量や、目分量では申請できません。

搬入の当日は、どう動けばいいのか

パンフレットの「搬入時に必要なもの」と「搬入の注意点」を、当日の流れに並べ直します。

順番やること資料の記述
持ち物の確認印鑑、処理代金、マニフェスト代100円、収入印紙代200円(年1回)を用意業者に直接搬入するため、契約書用の印鑑が必要
運搬車の準備車の両側面に、産業廃棄物の運搬車であることを表示する表示義務(後述)
書面の携帯排出者の氏名、廃棄物の種類と数量などを書いた書類を持つ書面携帯義務(後述)
搬入平日・土曜は8時から16時30分(12時から13時を除く)。日曜日は除く搬入場所は名護市川上1071-2
検量と契約搬入量を計量し、契約書に印鑑を押す契約書に収入印紙が必要
支払い処分料金をその場で全額、現金で支払う現金のみの支払い
受け取り領収書、検量書またはマニフェストを受け取る申請に必要

特に注意したいのは、処分料金をその場で全額、現金で支払うという点です。パンフレットには「※現金のみの支払いとなります」とあります。補助金は後で申請して受け取る形のため、当日は補助がない状態の金額を払うことになります。たとえば500kgを搬入するなら、47,000円と、マニフェスト代100円を、その場で現金で用意しなければなりません。

補助金は、あとから、申請時に提出する通帳の写しに記載した口座に振り込まれると考えられます。ただし、振込の時期や方法については、読んだ資料に書かれていません。申請するときに、窓口で振込時期を聞いておくと、資金繰りの見通しが立てられます。

運搬車には、表示と書面の携帯が義務づけられている

廃プラを搬入場所まで運ぶ人は、廃棄物処理法に基づく、2つの義務を守る必要があります。案内ページとパンフレットは、運搬車の表示と書面を、別ファイルとして用意しています。

義務その1 車の表示

パンフレットは、運搬車両の両側面に、産業廃棄物を運搬している旨の表示をするよう求めています。運搬車の表示のファイルには、次の様式が示されています。

項目内容
表示する文言「産業廃棄物 収集運搬車」
氏名名前を大きく書く
文字の大きさ記入例には「3cm以上」「1文字」と示されている
貼り付ける場所こちらを表面にして、車の両側面

文字の大きさの指定は、記入例に書かれている「3cm以上」「1文字」という表示から読み取れる内容です。紙を用意するときは、実物のファイル(園芸畜産課のページからダウンロードできるPDF)を印刷して、文字の大きさを確認してください。

義務その2 書面の携帯

運搬するときは、次の5つの項目を記載した書面を、車に載せておく必要があります。パンフレットの記入例が、書き方を示しています。

項目書く内容記入例(パンフレットの例)
排出者の氏名と住所自分の氏名と住所氏名 名護太郎、住所 名護市港1-1-1
種類と数量運ぶ廃棄物の種類と重さ農業用廃プラスチック(50kg)
積載した日荷物を積んだ日付令和8年10月22日
積載した場所畑、自宅などの名称と住所名称 自宅、住所 名護市港1-1-1
運搬先搬入先の名称、住所、連絡先美ら島エコクリーン、名護市川上1071-2、0980-58-3737

この書面は、案内ページにWord形式(DOCX)でも置かれています。使い回しができるように、日付と数量を毎回書き換えて使うことになります。運搬のたびに、その日の日付と実際の数量を書いてください。

この2つの義務は、補助金の条件というより、廃棄物処理法上の義務だとパンフレットは書いています。「表示義務・書面携帯義務」と呼んでいます。補助金を使わない場合でも、守る必要があるものです。

申請書類は何をそろえるのか

案内ページとパンフレットで、申請に必要なものは同じ4つです。

書類入手先・内容
領収書有限会社美ら島エコクリーンが発行したもの
振込先の通帳の写し補助金の振込先として使う口座のもの
申請書園芸畜産課、またはJAの窓口で入手
検量書またはマニフェスト搬入時に受け取るもの。重さの根拠になる

この4つのうち、搬入当日に受け取れないのは、申請書と通帳の写しだけです。領収書と検量書(またはマニフェスト)は、搬入のときに必ず受け取ってください。紛失すると、重さの証明ができなくなり、補助を受けられなくなるおそれがあります。

なお、申請書の様式のファイルは、案内ページの添付ファイルには見当たりません(運搬車表示、書面、パンフレットの3種類のみ)。申請書は、窓口で受け取るのが基本だと考えられます。窓口に行く前に、電話で申請書の入手方法を確認してください。

申請は何回に分けて出すのか

資料には、搬入の都度申請するのか、期間中に何度か搬入した分をまとめて1回で申請するのかが、書かれていません。搬入を複数回に分ける予定がある場合は、領収書と検量書をすべて残したうえで、窓口に「まとめて申請できるか」を聞いてください。

つまずきやすい点

案内ページとパンフレットに書かれている注意から、起こりやすい失敗を整理します。

場面つまずき対策
搬入物の中身一般ごみが混ざっていると「混合ごみ」扱いになり、補助対象外搬入前に、ひもや土、容器などの一般ごみを取り除く
見え方中身が見えるようにして持ち込む必要がある袋は口を閉じすぎず、確認できる状態で運ぶ
農薬容器農薬などのプラスチック容器は、キャップを外す搬入前に、キャップを外しておく
支払い現金のみ、その場で全額搬入量から概算し、多めに現金を用意する
印鑑契約書に印鑑が必要前日に持ち物をそろえる
運搬の準備表示と書面がないと搬入前に止まってしまう前日までに、紙の表示と書面を用意する
期間10月30日を過ぎると、搬入も申請も対象外10月中旬までに搬入を終える
窓口JAの口座の有無で、申請場所が分かれる口座の有無を確認してから窓口へ行く
重複申請名護市とJAの両方に申請する必要はない一つの窓口にまとめて出す

いちばん見落としやすいのは、最初の「一般ごみが混ざっていると混合ごみ扱いになる」点です。農業用ビニールを撤去するとき、土やひも、肥料の袋などが一緒に出てしまいます。混合ごみ扱いになると補助の対象から外れます。混合ごみの処分料金は、資料には書かれていません。搬入前に分別を徹底するのが、いちばんの対策です。

この補助金が向いている人、向いていない人

状況向いているか理由
名護市内に住所があり、農家台帳に登録されている農家向いている補助対象者の条件に当てはまる
ハウスやマルチを更新し、まとまった量の廃プラが出る向いている重さに比例して補助額が増える
JAで資材を購入していて、JAに口座がある向いているJA窓口で、名護市分とJA分をまとめて申請できる
花卉農協の組合員向いている花卉農協の補助(28円/kg)もある。組合に問い合わせる
名護市外に住所がある向かない名護市の補助の対象は、市内に住所がある農家
農家台帳に登録されていない先に確認が必要台帳登録が補助対象者の条件
10月30日までに搬入できない向かない搬入期間外の搬入は、補助の対象外
少量を何度も運ぶ工夫が必要搬入のたびにマニフェスト代がかかる
すでに野焼きで処理している切り替えが必要野焼きは法律で禁じられている。補助の対象でもない

この制度は、搬入期間が決まっていて、その期間にだけ補助が使えるというのが特徴です。年間を通じて、いつでも補助を受けられる制度ではありません。ハウスの撤去や更新のタイミングを、この期間(5月7日から10月30日)に合わせて計画できるかが、活用の分かれ目になります。

ほかの補助との違い

補助金と聞くと、機械や施設の購入を支援するものを想像しがちですが、この制度は性格が違います。

比べる観点この制度(廃プラ処分補助)設備や施設を整える一般的な補助金
補助の対象使い終わった資材の処分料金機械、施設、システムなどの購入・整備費
補助額の決まり方搬入した重さ × 単価(28円/kg)経費に補助率を掛けて、上限額の範囲で決まる
審査資料に審査の記載はなく、要件と書類の確認が中心事業計画の審査があるものが多い
申請の時期搬入期間内、搬入のたびに実績ができる公募期間内に計画を出し、交付決定後に事業を始めるものが多い
金額の規模処分量による。数千円から数万円程度の例が中心数十万円から数千万円までさまざま

この表の右側は、一般的な補助金の性格を比べるための整理で、特定の制度を指すものではありません。大事なのは、この制度には、事前に計画を出して交付決定を待つ手続きがなさそうだという点です。案内ページには、事前申請に関する記載がありません。搬入の実績ができたあとに、書類をそろえて申請する形式です。ただし、事前に必要な手続きがないか、念のため、園芸畜産課に確認してください。

JAの補助や花卉農協の補助との関係は、前の章で整理したとおりです。名護市以外の自治体の廃プラ補助、県や国の補助については、今回読んだ資料には載っていないため、ここでは触れません。

経営の面から、この補助金をどう位置づけるか

数千円から数万円という規模の補助でも、経営の視点では、いくつか考えておくことがあります。

観点考え方
廃棄のコストは見えにくいハウスの更新計画を立てるとき、資材の購入費だけでなく、使用後の処分費も含めて、1作あたりのコストを考える
領収書の保管処分料金の領収書、検量書、マニフェストは、補助の申請に使うほか、経費の記録としても残しておく
申請漏れを防ぐ搬入したあと、すぐに申請書を書く。通帳の写しは、あらかじめコピーを用意しておく
作業の時期繁忙期(収穫・出荷)に、撤去や搬入の作業を入れにくい。補助の期間と作業の予定を、同じカレンダーに書き込んでおく
来年度以降補助の内容や期間は年度ごとに変わる。次年度の案内は、市のホームページか園芸畜産課で確認する

この制度は、令和8年度のものです。補助額(28円/kg)、搬入期間、処分料金(94円/kg)は、年度ごと、時期ごとに変わる可能性があります。来年度も同じ条件で実施される保証はないため、この記事の数字は、令和8年度の案内ページとパンフレットに基づく数字として読んでください。

また、処分料金94円/kgは、搬入先の事業者が定めている料金です。この料金は、案内ページとパンフレットに掲載されたものですが、事業者の事情で変更される場合もあります。搬入の前に、美ら島エコクリーンの連絡先(0980-58-3737。書面の記入例に記載された連絡先)で、最新の料金を確認すると安心です。

よくある質問

Q. 名護市に住んでいなくても、市内で農業をしていれば補助を受けられますか。A. 名護市分の補助対象者は、名護市内に住所があり、農家台帳に登録されている方と書かれています。住所が市外の場合の扱いは、資料に書かれていません。園芸畜産課に確認してください。

Q. 農家台帳とは何ですか。どこで確認できますか。A. 名護市園芸畜産課が管理している台帳です。登録の有無や手続きは、園芸畜産課(園芸係)に問い合わせてください。

Q. 補助は1kgあたりいくらですか。A. 名護市は28円/kg、JAは20円/kg、花卉農協は28円/kgです(パンフレットより)。

Q. JAの補助と名護市の補助を、両方もらえますか。A. 案内ページは、併用して申請が行えると書いています。ただし、申請はどちらか一つの窓口に出せば足りる、とパンフレットにあります。併用したときの受取額の扱いは、窓口で確認してください。

Q. 申請に必要な書類は何ですか。A. 美ら島エコクリーン発行の領収書、振込先通帳の写し、申請書、検量書またはマニフェストの4つです。

Q. どこに申請しますか。A. JAの口座を持っている方は、JA羽地資材センター、JA為又購買店舗、JA久志購買店舗です。持っていない方は、名護市園芸畜産課です。花卉農協の組合員は、組合に問い合わせてください。

Q. 5月7日より前に搬入した分は対象になりますか。A. 案内ページは、搬入期間外の搬入は補助の対象外と書いています。令和8年度の搬入期間は、5月7日から10月30日です。

Q. 一般ごみが少し混ざっていても大丈夫ですか。A. パンフレットは、一般ごみが混ざっていると混合ごみ扱いになり、補助対象外になると書いています。搬入前に、取り除いてください。

Q. 支払いはカード払いや後払いにできますか。A. パンフレットは、処分料金をその場で全額、現金のみで支払うよう書いています。

Q. 車に何か表示が必要ですか。A. 必要です。運搬車の両側面に、産業廃棄物の運搬車であることと氏名を表示します。あわせて、排出者の氏名、廃棄物の種類と数量、積載した日、積載した場所、運搬先を書いた書面を携帯します。

Q. 日曜日に搬入できますか。A. パンフレットには、搬入の日曜日は除くと書かれています。

問い合わせ先

内容連絡先
補助金、農家台帳、申請書名護市役所 農林水産部 園芸畜産課 園芸係 電話0980-53-1212(内線286)、FAX 0980-53-7455。住所は沖縄県名護市港一丁目1番1号
JA分の補助、JAでの申請JA羽地資材センター(パンフレット表記 54-1626)、為又購買店舗(53-2618)、久志購買店舗(55-8012)。パンフレットは市外局番を省略して記載
花卉農協の補助花卉農協(案内ページは、組合へ問い合わせるよう案内)
搬入、処分料金有限会社美ら島エコクリーン(名護市川上1071-2)。書面の記入例には連絡先として0980-58-3737が記載されている
案内ページhttps://www.city.nago.okinawa.jp/articles/2026033000013

この記事は、名護市の案内ページとパンフレットなどの公式資料を読んで、ProdX Crowd編集部が整理した解説です。申請の前に、最新の内容を、名護市の案内ページと窓口で確認してください。

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この制度を一言でいうと

「令和8年度農業用廃プラスチックの適正処理及び処理に係る補助金について」は、名護市が実施する補助金・助成金です。対象の地域は名護市・沖縄県です。

農業用廃プラスチックの適正処理に係る処分料金の一部補助を行います。 申請期間:令和8年5月7日(木)~令和8年10月30日(金)

受付の期間は、2026年5月7日から2026年10月30日まで。

制度名令和8年度農業用廃プラスチックの適正処理及び処理に係る補助金について
実施機関名護市
種類補助金・助成金
対象地域名護市・沖縄県
受付期間2026年5月7日から2026年10月30日まで
上限額円
対象者名護市内に住所を有し、名護市園芸畜産課の農家台帳に登録されている方。

「令和8年度農業用廃プラスチックの適正処理及び処理に係る補助金について」でいくら支援されるか

令和8年度農業用廃プラスチックの適正処理及び処理に係る補助金についての上限額は円です。補助率は、公募要領の対象経費ごとの定めに従います。

金額や条件は、次のとおりです。28円/kg ※JA、花卉農協の補助金と併用して申請が行えます。

「令和8年度農業用廃プラスチックの適正処理及び処理に係る補助金について」の対象になる方

対象になるかどうかを、この制度で定められている条件ごとに整理します。

対象かどうかを、この順に確認します
  1. 1地域名護市・沖縄県(市区町村の制度のため、その市区町村内に事業所があることが基本)
  2. 2対象者名護市内に住所を有し、名護市園芸畜産課の農家台帳に登録されている方。
  3. 3規模従業員数の制約は示されていません
確認することこの制度の内容
地域名護市・沖縄県(市区町村の制度のため、その市区町村内に事業所があることが基本)
対象者名護市内に住所を有し、名護市園芸畜産課の農家台帳に登録されている方。
規模従業員数の制約は示されていません
この制度の文章にある言葉ProdX Crowd編集部の見方
市内に事業所の所在地に関する要件があります。本店の所在地か、実際に事業を行う場所かで判断が分かれるため、自社がどちらに当たるかを確認します。
登録認定・登録・承認を受けていることが、条件になっている場合があります。取得に時間がかかるものは、申請より先に手続きを始めます。

補助率・金額の区分(この制度の定め)

区分内容
金額28円/kg ※JA、花卉農協の補助金と併用して申請が行えます。

この制度の日程と期間の定め

区分内容
日程2026年5月7日(木)~2026年10月30日(金) / ※上記以外の期間に搬入した場合は、補助金対象外となります。
その他【JAの口座をお持ちの方】JA羽地資材センター、JA為又購買店舗、JA久志購買店舗 / 【JAの口座をお持ちでない方】名護市園芸畜産課園芸係

「令和8年度農業用廃プラスチックの適正処理及び処理に係る補助金について」の手続きの流れと日程

この制度の受付は2026年5月7日から2026年10月30日まで。締切の2026年10月30日から逆算した、準備の目安は次の表のとおりです。

手続きの流れ
  1. 申請計画書・見積書を提出
  2. 審査1〜3か月
  3. 交付決定ここから発注できる
  4. 発注・実施期間内に支払いまで
  5. 実績報告証拠書類を提出
  6. 検査・確定補助額が決まる
  7. 入金お金が入るのは最後

発注・契約は「交付決定」の後。お金が入るのは、最後の「入金」です。

時期(目安)やること
2026年8月30日ごろ公募要領を読み、対象かどうかを確認する
2026年9月14日ごろ見積書の依頼、電子申請のアカウント取得、決算書・納税証明書の準備
2026年9月29日ごろ事業計画書の作成を始め、第三者(商工会議所・よろず支援拠点など)にも見てもらう
2026年10月22日ごろ書類の最終確認。入力を前倒しで済ませる
2026年10月30日受付の終了日。この日までに提出が完了していること

「令和8年度農業用廃プラスチックの適正処理及び処理に係る補助金について」についてのよくある質問

Q&A令和8年度農業用廃プラスチックの適正処理及び処理に係る補助金について

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経営者

Q. 令和8年度農業用廃プラスチックの適正処理及び処理に係る補助金についての受付期間はいつですか?

解説役のイメージ写真
ProdX Crowd編集部
A.

2026年5月7日から2026年10月30日まで。

経営者のイメージ写真
経営者

Q. 令和8年度農業用廃プラスチックの適正処理及び処理に係る補助金については、いくらまで支援されますか?

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ProdX Crowd編集部
A.

上限は円です。

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経営者

Q. 令和8年度農業用廃プラスチックの適正処理及び処理に係る補助金についての対象になるのは、どんな事業者ですか?

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ProdX Crowd編集部
A.

名護市内に住所を有し、名護市園芸畜産課の農家台帳に登録されている方。

この制度を検討するときの確認リスト

確認項目状況
対象の地域(名護市・沖縄県)に、事業所がある□ はい □ いいえ
対象者の条件に当てはまる□ はい □ いいえ
受付期間(2026年5月7日から2026年10月30日まで)に間に合う□ はい □ いいえ
自己負担を、上限円・補助率(公募要領)で計算した□ はい □ いいえ
交付決定(または承認)の前に、発注・契約をしない□ はい □ いいえ
後払いの資金繰り(つなぎ資金)の目処が立っている□ はい □ いいえ

情報の確認元:名護市の公開情報。最新の募集状況・申請書類は、実施機関のページで入手できます。 情報取得日:2026/10/12。