募集中税制

令和8年熊本地震の緊急支援のお願い(企業版ふるさと納税)

実施機関
甲佐町
募集期間
通年(随時受付)
地域
熊本県・甲佐町

令和8年熊本地震の緊急支援のお願い(企業版ふるさと納税)(甲佐町)の対象者、金額、対象経費、日程、注意点を、この制度の内容にそって整理しました。

甲佐町の「令和8年熊本地震の緊急支援のお願い」は、補助金ではなく、企業が町へ寄附して税の軽減を受ける「企業版ふるさと納税」の募集

最初に、この案内の位置づけをはっきりさせておきます。これは、事業者が受け取る補助金や助成金ではありません。 令和8年7月28日に発生した「令和8年熊本地震」で被害を受けた熊本県上益城郡甲佐町が、復旧・復興の財源として、全国の企業に寄附を呼びかけているものです。お金の流れは、企業から町へです。寄附をした企業は、国の「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」により、法人住民税、法人事業税、法人税の税額控除を受けられる場合があります。つまり、制度の種類としては「税制」にあたります。

補助金検索の分類では「被災事業者支援」に入っていますが、被災した事業者が自社の再建費用を受け取る制度ではありません。被災した事業者の方が探している支援は、町が別にまとめている災害支援情報のページ(後述)にあります。この記事は、寄附を検討する企業の担当者と、制度の仕組みを知りたい方に向けて、町の案内ページ、町の寄附申出書、内閣府地方創生推進事務局の公開資料(制度概要、Q&A、解説、税制改正の資料)を読んで整理したものです。

まず、町が案内している内容を表にします。

項目内容(甲佐町の案内ページ、2026年8月4日更新)
寄附を受ける団体熊本県上益城郡甲佐町
呼びかけの背景令和8年7月28日の「令和8年熊本地震」で、住宅、店舗、公共施設、道路などに大きな被害が発生した
寄附の使い道(予定)被災した町民の生活再建支援、子どもたちの学習環境・教育環境の回復、地域産業・商工業・農林業の再生支援、被災した公共施設等の復旧・再整備、災害に強いまちづくり(防災・減災対策の強化)など。復旧・復興の状況に応じて変わる場合がある
税制上の優遇の条件1回あたり10万円以上の寄附が対象
対象外になる企業本社が甲佐町内にある企業の寄附は、この事業の対象にならない
禁止されていること寄附の見返りとして、経済的な利益を受けること
窓口甲佐町役場 地域振興課 地域振興係(電話096-234-1154)
寄附申出書の宛先メール chiiki01@kosa.kumamoto.jp、FAX 096-234-3964、郵送(〒861-4696 熊本県上益城郡甲佐町大字豊内719番地4 甲佐町役場地域振興課)

企業版ふるさと納税とは、どんな制度か

内閣府地方創生推進事務局の概要資料(令和8年4月1日版)は、この制度を、地方創生に向けて「民の力」を活用し、地方への資金の流れを生み出す目的で、平成28年度に創設されたものと説明しています。地方創生の取組に企業が寄附をした場合に、法人関係税を税額控除する仕組みで、軽減効果は最大約9割とされています。

自治体側には条件があります。地方公共団体が、地方版総合戦略をもとに地域再生計画を作り、内閣総理大臣の認定を受けた「まち・ひと・しごと創生寄附活用事業」が、寄附の対象になります。寄附をする企業は、自治体がこの計画の認定を受けた事業かどうかを、寄附の前に確かめることが大切です。甲佐町の寄附申出書には、事業名として「甲佐町まち・ひと・しごと創生推進事業」と印刷されており、この仕組みの事業に寄附することが読み取れます。

項目内容(内閣府の概要資料より)
創設平成28年度から
仕組み認定を受けた地域再生計画に位置づけられた事業に企業が寄附すると、損金算入に加えて、法人住民税・法人事業税・法人税の税額控除を受けられる
軽減効果最大約9割(損金算入による約3割と、税額控除の最大6割)
寄附の最低額1回あたり10万円以上
見返り寄附企業への経済的な見返りは禁止
対象外の団体本社が所在する地方公共団体への寄附。東京都と、地方交付税の不交付団体で三大都市圏の既成市街地等に所在する市区町村
実績(令和6年度)寄附額631.4億円(前年比34%増)、寄附企業8,464社(前年比10%増)
計画を策定した自治体1,613団体(令和8年4月1日時点)

税額控除の期限についても、内閣府の資料があります。令和7年度の税制改正の資料は、制度改善策を講じることを前提に、税額控除の特例措置を3年間、令和9年度まで延長すると記しています。被災からの復興は長い時間がかかるため、この延長期間は、寄附の検討をする際の目安のひとつになります。

税の軽減は、どう計算されるのか

内閣府の資料が示す税額控除の仕組みは、次のとおりです。

税目税額控除の割合上限
法人住民税寄附額の4割法人住民税法人税割額の20%
法人税法人住民税で4割に達しない場合、その残額を控除寄附額の1割、かつ法人税額の5%
法人事業税寄附額の2割法人事業税額の20%
損金算入通常の寄附と同様に、寄附額を損金に算入できる(軽減効果は約3割とされている)実際の軽減額は、法人の税率や所得による

内閣府の資料には、「1,000万円寄附すると、最大約900万円の法人関係税が軽減」という例があります。これは、各税目の上限に当たらない場合の最大値で、すべての企業に当てはまる数字ではありません。税額控除には、それぞれ、自社の税額に応じた上限があるためです。

計算例(以下はすべて仮の数字です)

税額控除の仕組みを理解するための、仮の数字を使った例です。実際の控除額は、自社の税額、事業年度、申告の方法によって変わるため、必ず税理士や所管の税務署にご相談ください。

例前提(仮)計算税額控除の合計
例1:上限に当たらない場合寄附1,000万円。各税額が十分に大きい法人住民税1,000万円×4割=400万円。法人税は、住民税で4割に達したため0円。法人事業税1,000万円×2割=200万円600万円(これに損金算入の効果が約3割加わり、内閣府の資料にある「最大約900万円」の軽減に相当)
例2:上限が効く場合寄附500万円。法人住民税法人税割額100万円、法人税額1,000万円、法人事業税額300万円法人住民税は、4割の200万円と上限(100万円×20%=20万円)のうち少ない20万円。法人税は、4割の200万円から20万円を引いた180万円と、上限(寄附額の1割の50万円、法人税額の5%の50万円)のうち少ない50万円。法人事業税は、2割の100万円と上限(300万円×20%=60万円)のうち少ない60万円130万円

例2のように、自社の税額が小さければ、控除額は上限で止まります。寄附額を大きくすれば軽減額も同じ割合で増えるわけではない点に、注意してください。税額控除の手続(申告)や算出は、税理士や所管の税務署に相談するよう、内閣府の資料も案内しています。

寄附できる企業と、できない企業

内閣府のQ&A(まち・ひと・しごと創生寄附活用事業に関するQ&A)には、寄附をする側の条件が書かれています。

条件内容
青色申告外国法人を含め、青色申告書を提出している法人からの寄附であれば、適用を受けられる
本社の所在地寄附活用事業を実施する地方公共団体内に本社がある法人の寄附は、適用がない。市町村が実施する事業なら、市町村単位で判断する。同じ県の他の市町村に本社がある企業は、対象になる
本社の意味地方税法でいう「主たる事務所又は事業所が所在する地方公共団体」
寄附の金額1回あたり10万円以上
見返り寄附の代償としての経済的な利益の供与は禁止

甲佐町の案内ページも、本社が町内にある企業の寄附は対象にならないと明記しています。甲佐町内に事業所があっても、本社が町外にあれば、「本社が所在する」団体への寄附にはあたりません。ただし、どの場所を本社とするかは、登記や税務上の「主たる事務所又は事業所」で決まります。判断に迷う場合は、町の地域振興課と、税理士に確認してください。

「見返りの禁止」とは、具体的に何を指すのか

企業版ふるさと納税では、寄附の見返りに経済的な利益を受けることが、禁止されています。内閣府の解説資料(令和4年6月27日、一部改正令和8年4月1日)が、具体例を挙げています。

区分具体例
禁止される例寄附を理由とした補助金の交付、他の法人より低い金利での貸付け、入札や許認可での便宜の供与、合理的な理由なく市場価格より低い価格での財産の譲渡、換金性の高い商品(商品券やプリペイドカード等)の提供、寄附を公共事業の入札参加要件とすること、寄附で整備した施設を専属的に利用させること、合理的な理由なく低廉な料金で公共施設を利用させること
許容される例感謝状やこれに類するものの贈呈、自治体のホームページや広報誌での寄附企業名の紹介(他の寄附者と並べるもの)、寄附で整備した施設への銘板の設置(他の寄附者と並べるもの)、社会通念上許容される範囲内の記念品の贈呈

また、寄附活用事業の契約について、内閣府の解説は、次のように整理しています。地方公共団体が、条例・規則等を含む法令を守る、寄附を受けたことを理由に他の法人と別に扱わない、手続きの公正性や透明性の説明責任を果たす、という3点を満たすことを前提とすれば、競争入札でも随意契約でも、寄附を行った法人が工事等を受注することは、寄附の代償の経済的な利益にはあたらないとされています。

復旧工事の発注や、被災後の事業への参加を考えている企業にとって、これは重要な点です。寄附をしたことを理由に、有利な扱いを求めることはできません。逆に、寄附をする前から契約関係があった場合や、寄附の後に公正な手続きで契約をした場合は、禁止の対象にはなりません。疑問がある場合は、自治体に確認するよう、解説資料は案内しています。

令和7年度の制度改善で、何が変わったのか

寄附活用事業の契約手続の公正性に問題があるとして、認定地域再生計画の取消しが行われた事案が生じたため、内閣府は、令和6年12月に制度改善策をまとめました。企業の側から見て、関係が深い部分を表にします。

改善策内容
チェック機能の強化事業実施の各段階で、留意事項のチェックリストを導入。寄附を受けた全団体に、実施報告とあわせて、各会計年度の終了後に提出を求める
実施状況の透明化一者応札で寄附法人・関係会社が受託した場合などに、国への実施報告を義務づけ、寄附法人名を公表。寄附活用事業の発注先も、自治体が公表する
取消しの場合の欠格期間地域再生計画の認定が取り消された場合、再申請できない期間(2年間)を創設
Q&Aの明確化寄附法人・関係会社が再委託先になる場合の留意点を明記

同じ資料に、令和5年度に寄附を受けた全1,462団体(5,258事業)の実態調査の結果があります。寄附法人名を自治体が公表しているケースは、全体の9割以上でした。寄附を検討する企業は、社名や金額が、自治体のホームページなどで公表される可能性があることを、前提に考えるのが現実的です。

甲佐町の寄附申出書には、「寄附の公表(甲佐町のホームページ等で公表します)」という項目があり、「法人名を公表してよい」「寄附金額を公表してよい」のチェック欄があります。公表の可否を、自社の方針に合わせて、申出の段階で選べる様式です。

寄附の手続きは、どう進むのか

甲佐町の案内ページが示す5つの段階を、企業と町の役割ごとに整理します。

段階担当内容
寄附の申出企業寄附申出書に必要事項を記入し、メール、FAX、郵送のいずれかで町へ送る
振込みの案内町町が、振込みの案内を企業に送る
寄附金の振込み企業納付書、または口座振込で、寄附金を振り込む
受領証の交付町入金の確認後、町が受領証を発行して送る
税の申告企業受領証を添えて、税の申告手続きをする(町の案内は「確定申告」と表記)

寄附申出書(様式第1号)には、次の欄があります。

欄内容
宛先甲佐町長
申出者所在地(本社)、法人名、代表者名、法人番号
事業名「甲佐町まち・ひと・しごと創生推進事業」(印刷済み)
寄附金額金額を記入(1回10万円以上が税制優遇の条件)
寄附の公表法人名の公表の可否、寄附金額の公表の可否
連絡先部署名、担当者名、電話番号、メールアドレス、受領証等の送付先
備考自由記入

申出書には「所在地(本社)」を書く欄があります。本社が町外であることが、町側で確認される仕組みです。法人番号も記入します。

受領証と税の申告

内閣府のQ&Aは、税の手続きについて、次のように説明しています。

論点内容
受領証地方公共団体は、内閣府令で定める様式の受領証を、寄附を行った企業に交付する必要がある
複数の事業への寄附企業が複数の寄附活用事業に一度に寄附した場合は、事業ごとに区分して受領証を交付する
申告租税の申告時に、地方創生応援税制の適用がある寄附を行った旨を申告する。受領証の写しを提出する(法人税の申告にあっては保管する)
詳細税制上の手続に係る詳細は、課税庁が発表している情報を確認する
事業年度との関係事業年度が4月1日に始まる法人が3月31日までに寄附を行い、前事業年度に適用を受けたい場合は、自治体が年度内に寄附を受領できるよう調整する必要がある

事業年度の終わり近くに寄附を考える場合は、振込みから受領証の発行までの日数を、町に確認してください。町の案内は、入金確認の後に受領証を発行するとしています。

日程は、どう考えればよいのか

町の案内ページには、申出の期限や、募集の終了日は書かれていません。税額控除の特例措置は、令和9年度まで延長されています。自社の事業年度の終わりに合わせて、逆算しておくと、手続きに余裕が生まれます。

時期やること補足
検討の初期自社の本社所在地、青色申告の有無、寄附の目的を整理する。税理士に、控除額の見込みを相談する本社が甲佐町内にある場合は、この事業の対象外
寄附の前町の地域振興課に、寄附の使い道、公表の扱い、振込みの方法を確認する電話096-234-1154
申出寄附申出書を、メール、FAX、郵送のいずれかで送る公表の可否を選ぶ
振込み町の案内に従って、納付書または口座振込で振り込む振込手数料の扱いは、町の案内を確認
受領証の受け取り入金確認後に、町から受領証が届く事業年度末までに受け取りたい場合は、早めに動く
申告法人税、法人住民税、法人事業税の申告で、地方創生応援税制の適用を受ける旨を申告し、受領証を添付または保管する税理士に確認

つまずきやすい点は、どこか

つまずき起こる理由防ぐ方法
本社が町内にある本社が所在する団体への寄附は、税制の対象外本社所在地を、申出の前に確認する
1回の寄附が10万円に満たない税制の対象は、1回あたり10万円以上の寄附複数回に分けて寄附する場合、1回ごとの金額に注意する
青色申告ではない青色申告書を提出している法人が対象税理士に確認する
見返りを期待してしまう見返りの経済的利益は禁止されている感謝状や名称の紹介は許容されるが、有利な契約や補助金は期待しない
控除額を過大に見込む税額控除には、自社の税額に応じた上限がある最大約9割という数字は、各税目の上限に当たらない場合の最大値。税理士に試算を依頼する
社名や金額が公表される自治体が寄附法人名を公表する事例が多い申出書で、公表の可否を選ぶ
受領証の発行が遅れ、事業年度に間に合わない入金確認の後に発行される振込みの時期と、受領証の発行時期を、町に確認する
一般の寄附や義援金と混同する税の扱いが異なる町は、義援金の受付を別に案内している。どちらに寄附するかを、申出の前に決める

一般の「ふるさと納税」や、義援金とは、何が違うのか

項目企業版ふるさと納税(本件)個人向けのふるさと納税義援金
寄附する人企業個人個人、企業
税の扱い法人住民税、法人事業税、法人税の税額控除(損金算入とあわせて最大約9割の軽減)寄附額のうち2,000円を超える部分が、一定の上限まで、所得税・個人住民税から控除される(町のページ)町の案内で、別に確認する
お礼の品見返りは禁止。お礼の品はない町では、3,000円以上の寄附で、町外在住の個人の方に、お礼の品を進呈。企業には進呈しない(町の案内)町の案内で、別に確認する
最低額1回10万円以上3,000円以上でお礼の品の対象(町の案内)町の案内で、別に確認する
窓口地域振興課 地域振興係(096-234-1154)ふるさと納税サイト、または地域振興課 商工観光係(町の案内)町の「義援金の受付」のページ

甲佐町は、令和8年10月1日から令和9年9月30日までの期間、総務省からのふるさと納税の対象となる地方団体に指定されていると、町が案内しています。ただし、これは個人向けのふるさと納税の話です。企業が、個人向けの仕組みで寄附をしても、企業版ふるさと納税の税額控除は受けられません。

寄附を決める前に、自社に向くかどうかを考える

状況向き不向き理由
本社が甲佐町外にあり、青色申告の法人。熊本地震の復旧を支援したい向く条件を満たせば、税額控除を受けつつ、復旧に貢献できる
本社が甲佐町内にある向かない本社が所在する団体への寄附は、この事業の対象外
寄附の見返りに、事業上の便宜や補助金を期待している向かない見返りの経済的利益は禁止されている
被災した事業者として、自社の復旧費用の支援を探している向かないこれは、事業者が受け取る制度ではない。町の災害支援情報のページを確認
納税額が小さく、税額控除の上限が低い慎重に検討上限に当たると、軽減額は寄附額に比例して増えない
社名や金額を公表したくない申出の段階で相談申出書で、公表の可否を選べる

寄附は、企業の社会貢献の方法のひとつです。内閣府のQ&Aは、企業にとっての効果として、寄附による社会貢献を通じたイメージアップと認知度の向上、地域社会の活力向上への貢献、創業地など縁のある地域への恩返し、新たな関係の構築などを挙げています。税の軽減は、その一部にすぎません。

被災した事業者の方は、どこを見ればよいのか

甲佐町は、令和8年熊本地震に伴う災害支援情報を、「令和8年熊本地震災害支援情報まとめ」(2026年10月1日更新)のページにまとめています。ライフライン、避難所、り災証明書、災害ごみ、住宅、被災者生活再建支援、公費解体、農業、商工観光業など、分野ごとにリンクが並んでいます。

商工観光業の項目には、町の商工会の特別相談窓口、熊本県の中小企業者向けの案内、熊本県の「くまもと事業者再出発支援補助金」に関する説明会、国関係の事業者向け支援措置などの題名が、並んでいます。この記事では、個々の制度の中身を確認できていないため、解説しません。被災した事業者の方は、まとめのページから、該当する案内を開いて、条件、期限、窓口を確認してください。町の代表電話は、096-234-1111です。

他の企業版ふるさと納税と、何が違うのか

企業版ふるさと納税には、金銭の寄附のほかに、人材派遣型があります。内閣府の資料によれば、企業が人件費を含む事業費について寄附を行い、寄附と同一年度に、寄附活用事業に従事する地方公共団体の職員として任用される場合を指します。常勤タイプ(常勤職員として出向)と、副業タイプ(派遣元と兼業)があります。

型内容今回の甲佐町の案内
金銭の寄附事業費に対して、金銭で寄附する本件の中心。寄附申出書で申し出る
人材派遣型人件費を含む事業費への寄附と、人材の派遣をあわせて行う町の案内ページには、記載がない。希望する場合は、町に問い合わせる
物品による寄附物品を寄附する町の案内ページには、記載がない。内閣府のQ&Aに、手続きの資料がある

寄附の使い道が合う事業を、全国の自治体の中から探すことも、できます。内閣府の「企業版ふるさと納税ポータルサイト」には、寄附を募集している自治体や事業、活用事例、企業と地方公共団体のマッチング会の情報が掲載されています。内閣府地方創生推進事務局の問い合わせ先は、電話03-6257-1421、メールkigyou-furusato@cas.go.jpと、資料に記載されています。

よくある質問

質問答え
これは補助金ですかいいえ。企業が町に寄附をして、税制上の優遇を受ける制度です。被災した事業者が受け取る制度ではありません
寄附の最低額はいくらですか税制上の優遇措置は、1回あたり10万円以上の寄附が対象です
本社が甲佐町内にあるが、寄附できますか寄附自体は、町に相談できますが、税制上の優遇は、この事業の対象になりません
寄附をすると、復旧工事を受注しやすくなりますかなりません。寄附を理由とした入札や許認可での便宜は、禁止されています。公正な手続きで契約をした場合は、禁止の対象にはなりません
お礼の品はもらえますか見返りとして経済的な利益を受けることは禁止されています。町は、企業にお礼の品を進呈していないと案内しています
社名は公表されますか申出書に、法人名と寄附金額の公表の可否を選ぶ欄があります
どのくらい税が軽くなりますか内閣府の資料では、最大約9割の軽減効果とされています。実際の額は、自社の税額と上限によって変わります。税理士に試算を依頼してください
申告には何が必要ですか町が発行する受領証です。租税の申告時に、地方創生応援税制の適用がある寄附をした旨を申告し、受領証の写しを提出(法人税の申告では保管)します
申出から受領証まで、どのくらいかかりますか町の案内には、日数が書かれていません。入金確認の後に発行されます。町の地域振興課にお問い合わせください
問い合わせ先は、どこですか甲佐町役場 地域振興課 地域振興係、電話096-234-1154

編集部のまとめ:寄附の前に確かめる4つの問い

甲佐町は、令和8年7月28日の地震で被害を受けた、人口9,666人、4,391世帯(2026年7月31日現在、町の公表)の町です。町は、被害状況の確認と、町民の安全確保を第一にした災害対応を進めながら、復旧・復興への寄附を呼びかけています。

寄附を検討する企業は、次の4つの問いに、答えを出してください。

問い答えを出す方法
自社は、寄附の対象になる企業か本社が甲佐町外にあるか、青色申告書を提出しているかを確認する
税の軽減は、どのくらい見込めるか自社の法人住民税、法人事業税、法人税の額をもとに、税理士に試算を依頼する
見返りを期待していないか内閣府の解説資料で、禁止される例と許容される例を確認する
社名や金額の公表を、どうするか寄附申出書の公表欄で、可否を選ぶ

ProdX Crowd編集部は、補助金や税制は、自社の経営計画と合わせて検討することが大切だと考えています。税額控除の見込みを経営に反映するとき、設備投資や人材採用の補助金など、自社が受け取る側になる制度との組み合わせも、あわせて整理しておくと、判断しやすくなります。補助金や税制の整理にお困りの場合は、ProdX Crowdの補助金・経営支援顧問(月額10,000円、初期費用0円、成果報酬0円、最低契約期間なし、いつでも解約OK)で、ご相談いただけます。

この記事は、2026年10月12日時点で確認できた、甲佐町の案内ページ(https://www.town.kosa.lg.jp/q/aview/55/13573.html)と、内閣府地方創生推進事務局の企業版ふるさと納税ポータルサイト(https://www.chisou.go.jp/tiiki/tiikisaisei/kigyou_furusato.html)の公開資料にもとづいています。税額控除の割合や適用の期間は、今後の税制改正で変わることがあります。寄附の前に、町と、税理士や所管の税務署で、最新の情報を確認してください。

この制度を一言でいうと

「令和8年熊本地震の緊急支援のお願い(企業版ふるさと納税)」は、甲佐町が実施する税制優遇です。対象の地域は甲佐町・熊本県です。

令和8年7月28日に発生した「令和8年熊本地震」により、甲佐町は激しい揺れに見舞われ、住宅や店舗、公共施設、道路などに大きな被害が発生しました。 現在、被害状況の確認をすすめるとともに、町民の皆様の安全確保を第一に、災害対応に取り組んでいます。 町民の皆様が一日でも早く日常を取り戻し、将来にわたり安心して暮らせるまちを再生するため、尽力してまいりますので、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

受付の期間は、通年(随時)で受け付けています。

制度名令和8年熊本地震の緊急支援のお願い(企業版ふるさと納税)
実施機関甲佐町
種類税制優遇
対象地域甲佐町・熊本県
受付期間通年(随時)で受け付けています
問い合わせ先甲佐町役場 地域振興課 地域振興係

「令和8年熊本地震の緊急支援のお願い(企業版ふるさと納税)」の対象になる方

対象になるかどうかを、この制度で定められている条件ごとに整理します。

対象かどうかを、この順に確認します
  1. 1地域甲佐町・熊本県(市区町村の制度のため、その市区町村内に事業所があることが基本)
  2. 2規模従業員数の制約は示されていません
確認することこの制度の内容
地域甲佐町・熊本県(市区町村の制度のため、その市区町村内に事業所があることが基本)
規模従業員数の制約は示されていません
この制度の文章にある言葉ProdX Crowd編集部の見方
町内に事業所の所在地に関する要件があります。本店の所在地か、実際に事業を行う場所かで判断が分かれるため、自社がどちらに当たるかを確認します。
納付税金や社会保険料の滞納がないことが条件になっています。納税証明書を取得するのに、日数がかかることがあります。
認定認定・登録・承認を受けていることが、条件になっている場合があります。取得に時間がかかるものは、申請より先に手続きを始めます。

対象になる事業・取り組み

区分内容
その他皆様からいただいたご寄付は、次のような事業に活用させていただきます。 / ・被災された町民の生活再建支援 / ・子どもたちの学習環境や教育環境の回復 / ・被災した公共施設等の復旧・再整備 / ・災害に強いまちづくり(防災減災対策の強化) など / ※活用内容は、今後の復旧・復興の状況に応じて変更する場合があります。 / 手続きの流れ
地域・地域産業・商工業・農林業の再生支援

「令和8年熊本地震の緊急支援のお願い(企業版ふるさと納税)」の経費で気をつけたいこと

この制度の文章にある言葉ProdX Crowd編集部の見方
認定認証・規格の取得に関する費用が含まれています。審査費用、コンサルティング費、更新費用のうち、どれが対象かを、制度の定めで確認します。

「令和8年熊本地震の緊急支援のお願い(企業版ふるさと納税)」の手続きの流れと日程

この制度は通年で受け付けられています。予算がなくなり次第、受付を終了する場合があります。

手続きの流れ
  1. 要件の確認対象設備・期限
  2. 認定・証明書の取得取得の前に
  3. 設備の取得事業に使い始める
  4. 決算利益の見通し
  5. 申告で適用特別償却・税額控除

「令和8年熊本地震の緊急支援のお願い(企業版ふるさと納税)」についてのよくある質問

Q&A令和8年熊本地震の緊急支援のお願い(企業版ふるさと納税)

経営者のイメージ写真
経営者

Q. 令和8年熊本地震の緊急支援のお願い(企業版ふるさと納税)の受付期間はいつですか?

解説役のイメージ写真
ProdX Crowd編集部
A.

通年で受け付けています。予算の状況により終了することがあるため、早めに実施機関へ確認します。

経営者のイメージ写真
経営者

Q. 令和8年熊本地震の緊急支援のお願い(企業版ふるさと納税)の問い合わせ先はどこですか?

解説役のイメージ写真
ProdX Crowd編集部
A.

甲佐町役場 地域振興課 地域振興係

この制度を検討するときの確認リスト

確認項目状況
対象の地域(甲佐町・熊本県)に、事業所がある□ はい □ いいえ
交付決定(または承認)の前に、発注・契約をしない□ はい □ いいえ
後払いの資金繰り(つなぎ資金)の目処が立っている□ はい □ いいえ

情報の確認元:甲佐町の公開情報。最新の募集状況・申請書類は、実施機関のページで入手できます。 情報取得日:2026/10/12。