企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)について
企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)について(山口市)の対象者、金額、対象経費、日程、注意点を、この制度の内容にそって整理しました。
山口市の企業版ふるさと納税は、補助金ではなく「寄附に対する税額控除」の制度。受け取る側ではなく、払う側の企業が使う
最初に、この制度の位置づけをはっきりさせます。山口市の「企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)」は、企業が補助金を受け取る制度ではありません。企業が、地方公共団体の地方創生の取組に寄附をして、その寄附額に応じた法人関係税の軽減(税額控除と損金算入)を受ける、税制上の特例です。お金の流れは、補助金とは逆向きです。企業から市へ寄附が流れ、企業は納める税金が軽くなります。
補助金検索の中にこの制度が載っているのは、J-Net21(中小機構)が支援情報として掲載しているためです。分類は「税制」で、実施機関は山口市です。補助金と同じ感覚で「申請して採択されたら受け取れる」と考えると、読み違えます。この記事では、山口市の公式ページ、山口市の案内チラシ、山口市の地域再生計画、寄附申出書の記入例、内閣府地方創生推進事務局の資料を読み、仕組みと実務の順番を整理します。ProdX Crowd編集部の解説です。
| 比べる点 | 補助金 | 企業版ふるさと納税 |
|---|---|---|
| お金の流れ | 公的機関から事業者へ交付される | 企業から地方公共団体へ寄附される |
| 得られるもの | 交付金(事業費の一部) | 法人住民税、法人税、法人事業税の軽減 |
| 手続きの相手 | 補助金の事務局 | 寄附先の地方公共団体、そして自社の税務申告 |
| 審査 | 採択の審査がある | 寄附の受け入れは自治体が行う。控除は税務申告で適用される |
| 主な効果 | 事業の資金を得る | 税負担を軽くしながら、地域に貢献する |
もう1つ、はじめに押さえておく点があります。この制度は、「寄附をした見返りに、経済的な利益を受け取る」ことを禁じています。企業版ふるさと納税は、地域への貢献を税制で後押しする仕組みであって、寄附の代わりに自治体から有利な扱いを受ける仕組みではありません。この線引きが、制度の信頼を支えています。
制度の核心は「約3割に、最大6割を足して、約9割」という軽減の積み上げ
山口市の公式ページは、制度の概要をこう説明しています。国が認定した「まち・ひと・しごと創生寄附活用事業」に対する寄附を行った民間企業に、法人住民税、法人税、法人事業税の税額控除(寄附額の6割に相当する額)が措置されます。従来から、地方公共団体への寄附には、損金算入による軽減効果(寄附額の約3割)があります。この2つを合わせて、最大で寄附額の約9割が軽減され、企業の負担は約1割まで圧縮される、という説明です。
| 層 | 軽減の内容 | 寄附額に対する割合 |
|---|---|---|
| 損金算入 | 通常の寄附でも得られる軽減効果(国税と地方税) | 約3割 |
| 法人住民税と法人税の税額控除 | 法人住民税で寄附額の4割。4割に届かないときは、残りを法人税で控除 | 約4割 |
| 法人事業税の税額控除 | 寄附額の2割 | 約2割 |
| 企業の負担 | 上の合計を引いた残り | 約1割 |
山口市の案内チラシ(企業版ふるさと納税のご案内)にも、同じ4つの帯の図があります。約3割、約4割、約2割、約1割です。公式ページには、1,000万円を寄附した例が載っています。通常の寄附なら約300万円の軽減ですが、企業版ふるさと納税なら、これに寄附額の約6割(約600万円)の税額控除が加わり、合わせて約900万円の軽減になる、という説明です。
大切なのは、「最大」で「約」という言葉です。9割軽減というのは、条件が揃ったときの上限の目安です。税額控除には、税目ごとに上限があります。次の章で、この上限を丁寧に見ます。
税目ごとの控除には上限がある。ここを知らないと「9割」は実現しない
山口市の公式ページと、内閣府の資料は、税目ごとの特例措置を次のように説明しています。
| 税目 | 税額控除の内容 | 控除の上限 |
|---|---|---|
| 法人住民税 | 寄附額の4割を控除 | 法人住民税法人税割額の20% |
| 法人税 | 法人住民税で4割に達しない場合、その残額を控除。ただし、寄附額の1割を限度とする | 法人税額の5% |
| 法人事業税 | 寄附額の2割を控除 | 法人事業税額の20% |
つまり、寄附額が大きくても、会社が納める税額が小さければ、控除しきれません。控除の上限は、寄附額ではなく、自社の税額で決まります。次の表は、上限の効き方を確認するための仮の数字です。実際の会社の税額や、軽減額ではありません。
| 仮の条件 | 数字 |
|---|---|
| 寄附額 | 100万円 |
| 法人住民税法人税割額 | 300万円 |
| 法人税額 | 500万円 |
| 法人事業税額 | 200万円 |
この仮の会社では、法人住民税の控除は、寄附額の4割である40万円です。上限は、300万円の20%の60万円なので、40万円はそのまま使えます。法人税の控除は、住民税で4割に達しない残りですが、40万円に達しているので、追加はありません。法人事業税の控除は、寄附額の2割の20万円です。上限は、200万円の20%の40万円なので、20万円はそのまま使えます。合計の税額控除は60万円で、寄附額の6割です。ここに損金算入の約3割が加わり、最大で約9割になります。
次に、同じ寄附額で、税額が小さい会社を考えます。これも仮の数字です。
| 仮の条件 | 数字 |
|---|---|
| 寄附額 | 100万円 |
| 法人住民税法人税割額 | 100万円 |
| 法人税額 | 500万円 |
| 法人事業税額 | 200万円 |
この場合、法人住民税の控除の上限は、100万円の20%の20万円です。寄附額の4割は40万円ですが、20万円までしか控除できません。4割に届かない残りは20万円です。法人税では、この残りを控除できますが、寄附額の1割の10万円が限度で、法人税額の5%(25万円)の上限にも収まります。したがって、法人税の控除は10万円です。法人事業税の控除は、上限が40万円なので、寄附額の2割の20万円がそのまま使えます。合計の税額控除は、20万円、10万円、20万円で50万円。寄附額の5割です。控除は6割に届きません。
| 仮の会社 | 税額控除の合計 | 寄附額に対する割合 |
|---|---|---|
| 税額が十分にある会社(1つ目) | 60万円 | 6割 |
| 住民税の税額が小さい会社(2つ目) | 50万円 | 5割 |
この差が示すのは、「9割」を目安にするとしても、自社の税額で、実際に控除できる額が決まる点です。最終的な軽減額は、税理士や顧問の会計士に、自社の申告内容で試算してもらってください。ここで示した数字は、制度の上限の仕組みを理解するための仮の計算です。
この制度は誰が使えるのか。山口市の案内にある条件
山口市の公式ページと案内チラシで、使える企業の条件は、次のとおりです。
| 条件 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 本社の所在地 | 山口市外に本社がある企業が対象。本社が所在する地方公共団体への寄附は、制度の対象にならない | 公式ページ、案内チラシ |
| 寄附の金額 | 1回あたり10万円以上の寄附が対象 | 公式ページ、案内チラシ |
| 経済的な利益 | 寄附を行うことの代償として、経済的な利益を受け取ることは禁止 | 公式ページ、案内チラシ |
| 申告 | 寄附申出書の留意事項に、青色申告書を提出している法人に限る、とある | 寄附申出書(記入例) |
| 対象期間 | 制度の対象期間は令和9年度まで | 公式ページ |
2つ目の本社の条件は、実務で大事です。山口市に本社がある企業が、山口市に寄附をしても、この制度の税額控除は使えません。山口市の企業は、他の地方公共団体の事業への寄附を、検討することになります。逆に、山口市外に本社がある企業は、山口市の事業に寄附ができます。
寄附申出書の留意事項には、本社が、地方税法における「主たる事務所又は事業所」であると書かれています。支店や営業所が山口市にあっても、本社が山口市の外にあれば、対象になります。
内閣府の資料には、対象外団体の説明もあります。東京都と、市区町村のうち、地方交付税の不交付団体で、三大都市圏の既成市街地等に所在する市区町村は、本制度の対象外です。寄附先を選ぶときは、寄附先の自治体が対象外団体でないか、確認が必要です。山口市は、この表現には該当しません。
寄附の対象になる事業は何か。山口市の5つの柱
山口市の公式ページは、寄附の対象を次のように説明します。「山口市デジタル田園都市国家構想総合戦略」に位置付け、地域再生法に基づく地域再生計画を策定し、国の認定を受けた事業です。具体的には、5つの事業の柱があります。案内チラシが挙げる具体的な項目の例も、併せて整理します。
| 事業名 | 具体的な項目の例(案内チラシ) |
|---|---|
| 誰もが安心して働くことのできる「しごと」をつくる事業 | 企業誘致の促進、人材確保支援、農林水産業の経営基盤強化・新規就業者支援、起業・創業・事業承継・中小企業支援 |
| 山口の魅力に磨きをかけ、新たな「ひと」の流れをつくる事業 | スポーツツーリズムの推進、協働によるまちづくりの推進、文化芸術や歴史資源・文化財の活用、観光地域づくり・インバウンド観光誘客の推進、UJIターンの推進・定住支援、外部人材の活用、地域の生活を支える拠点づくり、地域公共交通ネットワーク機能の構築 |
| 結婚・妊娠・出産・子育ての希望に応える環境整備事業 | 先進の教育環境づくり、保育園・放課後児童クラブの整備、こども医療費にかかる経済負担の軽減、子育て家庭等に対する相談支援体制の充実 |
| 地域の特性に応じた持続可能な都市圏・生活圏の形成事業 | 山口・小郡都市核づくり、協働によるまちづくり、地域の生活を支える拠点づくり、地域公共交通ネットワーク機能の構築、健康づくりの推進、高齢福祉の充実、災害に強いまち・災害対応力の充実・強化、都市空間の質向上の取組の推進、地球温暖化や気候変動への対策の周知と推進体制の構築 |
| 便利で豊かな創造社会の構築事業 | 多様な人材の活躍を推進する人づくり、新しい時代の流れを力にする仕組みづくり(未来技術の活用促進・スマート自治体の推進・スマートシティの構築)、SDGsの推進 |
案内チラシには、「具体的な項目は一例です。詳しくはお問合せください」と書かれています。寄附の使い道は、この5つの柱のうち、企業が特に支援したいものを選ぶ形です。
チラシの「本市の注目事業」には、2つの事例が紹介されています。1つは、観光地域づくり・インバウンド観光誘客の推進です。ニューヨーク・タイムズ紙の「2024年に行くべき52カ所」に山口市が選ばれたことを受けて、観光客の受け入れ環境の整備や、誘客のプロモーションを進める事業です。もう1つは、地球温暖化や気候変動への対策です。山口市は、令和4年11月に、中心市街地の取組が環境省の脱炭素先行地域に選定されました。この取組を通じて、中心市街地の活性化を図りながら、脱炭素社会の実現を目指す事業です。
事業の中身を、自社の事業と結びつけて考える企業は少なくありません。たとえば、観光や宿泊に関わる企業が、観光の事業に寄附をする。脱炭素に関わる企業が、脱炭素の事業に寄附をする。こうした結びつきは、企業にとっての「地方創生に貢献する企業としてのPR」にもつながります。ただし、寄附の見返りとして、事業の発注や許認可で優遇を受けることは、禁止されています。
山口市の地域再生計画は、どこまで読めるのか
税額控除の特例を使うには、地方公共団体が地域再生計画を作って、国の認定を受ける必要があります。山口市の公式ページがリンクしている地域再生計画は、「山口市デジタル田園都市国家構想総合戦略推進計画」です。計画の主な内容を、表にします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 計画の名称 | 山口市デジタル田園都市国家構想総合戦略推進計画 |
| 作成主体 | 山口市 |
| 区域 | 山口市の全域 |
| 適用する特例措置 | まち・ひと・しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行った法人に対する特例(内閣府)【A2007】 |
| 寄附の金額の目安 | 1,940,000千円(2023年度から2027年度の累計) |
| 事業の評価 | 毎年度11月頃に、外部有識者による効果検証を行い、翌年度以降の取組方針を決定する。検証後、速やかに市の公式ウェブサイトで公表する |
| 事業実施期間・計画期間 | 地域再生計画の認定の日から、2028年3月31日まで |
寄附の金額の目安が、5年間の累計で19億4,000万円という点は、市が企業の寄附に、どれだけの規模を期待しているかを示しています。1回あたりの寄附が10万円以上という要件と比べると、大きな規模の事業計画であることが分かります。
事業の評価は、PDCAサイクルとして、毎年度11月頃に外部有識者が効果を検証し、結果を公表する、という約束になっています。寄附をした企業は、寄附が使われた事業がどう評価されたかを、市の公式サイトで確認できます。
計画の期間は、2028年3月31日までです。山口市の公式ページが「制度の対象期間は令和9年度まで」と書いているのは、この計画期間と合致します。令和9年度は、2027年4月から2028年3月までです。
計画には、数値目標(重要業績評価指標、KPI)も載っています。主な指標を、表で示します。
| 基本目標 | 指標 | 現状値(計画開始時点) | 目標値(2027年度) |
|---|---|---|---|
| 基本目標1(しごと) | 20代の転出超過の抑制 | ▲393人/年平均(2017年10月から2022年9月の5か年平均) | ▲350人/年平均 |
| 基本目標1 | 雇用創出人数 | 150人/年(2021年) | 200人/年平均 |
| 基本目標1 | 市内大学生の県内就職率 | 38.4%(2021年) | 41.0% |
| 基本目標2(ひと) | 交流人口 | 336万人/年(2021年) | 600万人 |
| 基本目標2 | 湯田温泉の宿泊客数 | 31.7万人/年(2021年) | 57万人 |
| 基本目標2 | 山口市の認知度 | 167位 | 100位 |
| 基本目標4(都市圏・生活圏) | JR新山口駅の利用客数 | 183万人(2021年) | 300万人 |
これらの指標は、寄附が使われる先の事業が、何を目標にしているかを示します。寄附を検討する企業は、自社が支援したい事業の目標を、このKPIと照らして理解しておくと、社内の説明がしやすくなります。計画の背景として、計画書は、山口市の人口が2060年には約13.5万人まで減少する見通しや、生産年齢人口の減少、20代の東京圏や広島・福岡への転出超過を挙げています。
手続きはどう進むのか。寄附の4つのステップと、記入例にある項目
山口市の案内チラシは、寄附の手順を4つに整理しています。
| 順番 | 手順 | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | 寄附のお申し込み | 寄附申出書を提出する |
| 2 | 寄附金の払い込み | 市に寄附金を納める |
| 3 | 受領証の交付 | 市から、受領証が交付される |
| 4 | 税務申告 | 受領証をもとに、法人税等の申告で、税額控除を受ける |
寄附申出書(共通様式)は、山口市が記入例を公開しています。記入例の項目と、書くときの注意を、表にまとめます。
| 項目 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 提出先・日付 | 山口市長宛。日付を入れる | 記入例の日付は、令和9年11月30日となっている。記入例の数字であり、実際の期限ではない |
| 法人情報 | 法人名、代表者職氏名、本社所在地、法人番号 | 本社所在地が、山口市外であることが条件 |
| 1 支援事業 | 5つの事業から、特に支援したい事業を選択 | 申出書は、寄附する事業ごとに1部提出する |
| 2 寄附金額 | 金額を円で記入 | 10万円以上で、かつ、年度ごとの事業費の範囲内 |
| 3 寄附金の納付希望時期 | 年、月を記入 | 記入例は、令和9年12月 |
| 4 公表の可否 | 法人名、寄附金額のそれぞれについて、希望する、希望しないを選択 | 寄附金額が50万円以上の場合に選択する |
| 5 市表彰の推薦希望 | 希望する、希望しない | 寄附金額が50万円以上の場合に選択する。市表彰は、市へ顕著な功労をされた方が対象で、寄附功労は50万円以上の寄附者が対象 |
| 6 連絡先 | 所属、所在地、担当者職氏名、電話番号、メールアドレス | 受領証の送付などの連絡に使われる |
申出書の留意事項には、もう1つ大事な記載があります。寄附金の受領後、税額控除に必要となる受領証が送付されること。そして、本寄附による税額控除は、寄附を行った日が属する法人の事業年度に適用されること。この「事業年度」の考え方は、決算期が12月の会社も、3月の会社も、寄附の日が属する年度で控除が決まる、という意味です。
寄附の時期は、会社の利益が出ている年度に合わせたほうが、控除を使いやすくなります。控除には、その年度の税額による上限があるためです。決算の見込みが見えたあとに、寄附額と時期を決める企業が多いのは、こうした仕組みが背景にあります。ただし、年度の途中で寄附を決めても、市の事業費の範囲内でなければ受け入れられません。寄附を考えたら、早めに山口市の公民連携推進室に相談してください。
山口市に寄附をして「してはいけないこと」「してよいこと」
「寄附の代償としての経済的な利益の供与」の禁止は、制度の大原則です。内閣府は、このことに関するQ&A(令和7年4月1日改定)を公開しています。主な内容を整理します。
| 区分 | 具体例(内閣府Q&A) |
|---|---|
| 禁止される例 | 商品券やプリペイドカードなど、換金性が高い商品を提供すること。寄附を行うことを、公共事業の入札参加要件とすること。寄附活用事業で整備された施設を、寄附した法人に専属的に利用させること |
| 禁止の対象となる行為の考え方 | 寄附の代償として、補助金を交付すること。他の法人に対する金利よりも低い金利で貸付けをすること。入札や許認可で便宜を図ること。合理的な理由なく、市場価格より低い価格で財産を譲渡すること |
| 一般に許容される例 | 感謝状その他これに類するものの贈呈。自治体のホームページや広報誌で、寄附活用事業を紹介するとき、寄附企業の名称を他の寄附者と並べて紹介すること。整備された施設に、銘板等で寄附企業の名称を並べて列挙すること。社会通念上許容される範囲内の記念品の贈呈 |
寄附を行った法人を、公正なプロセスを経て、事業の契約の相手方にすることについても、Q&Aは触れています。入札・契約の法令と条例を守ったうえで、寄附法人を契約の相手方とすること自体は、寄附の受領を理由に寄附法人とほかの法人を別に扱う場合を除き、一般的には禁止される経済的な利益に当たらない、という考え方です。たとえば、寄附法人しか応札できないような条件を、合理的な理由なく設けるのは、禁止にあたります。
内閣府は、寄附をした法人に経済的な利益を供与したことが明らかになった場合、地域再生計画の認定が取り消されるなど、自治体に不利益が生じることがある、とも説明しています。寄附をする企業の側も、見返りを求めない姿勢が必要です。
制度の信頼性を高めるために、国が見直した点
内閣府は、令和7年度税制改正で、税額控除の特例を3年間延長し、令和9年度までとしました。延長にあたり、制度改善策を示しています。背景には、寄附活用事業の契約手続の公正性に問題があるとして、認定地域再生計画の取消しを行う事案が生じたことがあります。制度改善策のポイントを整理します。
| 改善の方向 | 内容 |
|---|---|
| 自治体のチェック機能の強化 | 事業の実施にあたり留意すべき事項のチェックリストを導入し、各実施段階でチェックを行う。一定の場合に国へ提出する。寄附を受領した全団体が、実施報告とあわせて、各会計年度の終了後に提出する |
| 実施状況の透明化 | 契約手続等で、寄附法人や関係会社が競争入札で一者応札により受託した場合などは、国への実施報告を義務付け、寄附法人名を公表する。寄附活用事業の発注先を、地方公共団体が公表する |
| 認定取消し後の再申請 | 地域再生計画の認定取消しを受けた場合の、再申請に係る欠格期間(2年間)を創設する |
| Q&Aの明確化 | 寄附法人・関係会社が再委託先になる場合の留意点を、Q&Aに明記する |
山口市の公式ページにも、この流れに沿った記載があります。「寄附活用事業に係る契約の相手方の公表」です。寄附金を活用して実施した事業のうち、一般競争入札、指名競争入札、または随意契約(地方自治法第167条の2第1号に基づく少額のものを除く)により、契約の相手方を選んだものを公表する、という内容です。令和7年度分のPDFでは、寄附対象事業、事務事業名、契約の相手方、契約種別が表の形で公開されています。
令和7年度の公表資料を見ると、次のような構造が分かります。
| 寄附対象事業 | 事務事業名の例 | 契約の種類の傾向 |
|---|---|---|
| 誰もが安心して働くことのできる「しごと」をつくる事業 | 人材確保企業重点支援事業 | 随意契約 |
| 結婚・出産・子育ての希望に応える環境整備事業 | 子どもの生活・学習支援事業 | 随意契約 |
| 地域の特性に応じた持続可能な都市圏・生活圏の形成事業 | 公民連携推進事業、協働のまちづくり推進事業、健康診査事業 | 随意契約が中心。健康診査事業の中に、一般競争入札が1件 |
| 便利で豊かな創造社会の構築事業 | 若者地元就職促進事業 | 随意契約 |
寄附を検討する企業は、寄附が使われた先を、こうした公表資料で確認できます。寄附額が、どの事業のどの契約に使われたかを透明に追えることは、寄附をする企業の社内説明や、取引先への説明の材料にもなります。
全国では、どのくらい使われているのか
内閣府の資料(令和8年4月1日付の概要)には、全国の活用実績が載っています。
| 指標 | 数値 | 出典 |
|---|---|---|
| 寄附額(令和6年度実績) | 631.4億円(前年比34%増) | 内閣府「企業版ふるさと納税」概要 |
| 寄附企業数(令和6年度実績) | 8,464社(前年比10%増) | 同上 |
| 計画策定自治体 | 1,613団体(令和8年4月1日時点) | 同上 |
令和7年度税制改正の資料には、寄附実績が、令和元年度の33.8億円から令和5年度の470.0億円へ大幅に増えたことと、本税制を活用した地方公共団体数が、平成28年度から令和5年度までの累計で1,536団体になったことが書かれています。企業の側から見ても、自治体の側から見ても、利用が広がってきた制度です。
制度の目的として、内閣府の概要は、民の力を活用して、地方への資金の流れを生み出すことを挙げています。企業の人材を地方公共団体等に派遣して、人件費分の寄附を合わせて行う、「人材派遣型」の活用も、制度の枠組みにあります。山口市の公式ページには、人材派遣型の記載はありませんが、内閣府の資料で確認できる制度の別の使い方です。詳細は内閣府のポータルサイトを参照してください。
山口市の公式ページに載る、もう1つの動き。大学支援の取組
山口市の公式ページには、「大学への寄附について」という記載があります。ふるさと納税を活用し、大学が実施する取組に対して支援を行うことで、大学における人材育成を図るとともに、学生の地域社会やまちづくりへの参画を促進し、学生の市内定着につなげることを目的とした大学支援制度を、令和8年9月から開始する、という内容です。
この大学支援制度の詳細は、公式ページの「ふるさと納税制度を活用した大学支援の取組について」にまとめられています。この記事では、企業版ふるさと納税と、どの範囲で重なるかは、公式ページの記載からは判断できません。企業が大学支援を検討するときは、山口市公民連携推進室に、企業版ふるさと納税の対象になるのか、確認してください。
この制度は、どんな会社に向いているのか、向かないのか
制度の仕組みを踏まえて、向き不向きを整理します。
| 向いている会社 | 理由 |
|---|---|
| 山口市外に本社があり、山口市や山口県とご縁のある会社 | 本社が所在する自治体への寄附は対象外なので、本社が別の地域にあることが条件になる |
| 安定して法人税等を納めている黒字の会社 | 税額控除は、自社の税額が上限になる。税額が十分にあれば、控除を使い切りやすい |
| 地域貢献や、地域との関係づくりに、事業上の意味がある会社 | 案内チラシが、企業のメリットとして、地方創生に貢献する企業としてのPRと、新たなパートナーシップの構築を挙げている |
| 青色申告書を提出している法人 | 寄附申出書の留意事項に、青色申告書を提出している法人に限る、とある |
| 寄附の使い道を、自社の事業テーマと結びつけたい会社 | 5つの柱から支援先を選べ、観光、脱炭素、子育て、人材確保など、テーマを選べる |
| 向かない・注意が必要な会社 | 理由 |
|---|---|
| 山口市に本社がある会社 | 本社が所在する自治体への寄附は、制度の対象にならない |
| 見返りとして、市の事業の受注や優遇を期待する会社 | 寄附の代償としての経済的な利益の供与は、禁止されている |
| 赤字で、納める法人税等がほとんどない会社 | 税額控除は、納める税額の範囲内でしか働かない。控除しきれない部分が出る |
| 寄附の時期を、年度末直前に急いで決めたい会社 | 寄附額は、市の年度ごとの事業費の範囲内。事前相談と、申出書の提出の時間が必要 |
| 寄附金を、補助金のように受け取ることを期待する会社 | この制度は、企業から自治体への寄附。企業が資金を受け取る制度ではない |
申請でつまずきやすい点
寄附の実務で、起こりやすい誤解を、表で整理します。
| つまずき | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 山口市に本社があるのに、制度が使えると思い込む | 「企業版ふるさと納税」という名前から、地元への寄附が対象と考える | 公式ページと案内チラシの留意事項に、本社が所在する地方公共団体への寄附は対象外とある。別の自治体を検討する |
| 控除が寄附額の9割になると、そのまま見込む | 「最大約9割」の表現を、そのまま受け取る | 税目ごとの上限がある。税理士に自社の税額で試算してもらう |
| 1万円など、小口の寄附を考える | 個人のふるさと納税と同じ感覚 | 1回あたり10万円以上が対象。この金額未満では、制度の対象にならない |
| 申出書を、複数の事業分まとめて1部で出す | 書式を1枚で済ませたい | 申出書は、寄附する事業ごとに1部提出する。事業を選び分ける |
| 受領証を紛失する | 税務申告の時期に必要になることを、忘れる | 受領証は、税額控除に必要。寄附を行った日が属する事業年度の申告で使うので、経理に渡して保管する |
| 寄附の見返りを、窓口で打診する | 地域との関係づくりと、見返りを混同する | 経済的な利益の受領は禁止。見返りに当たる打診は、控える |
| 対象期間を意識せず、遅い時期に検討を始める | 制度は恒久ではない | 山口市の対象期間は、令和9年度まで。計画期間は2028年3月31日まで |
特に、最後の期限は、制度の存続を左右します。令和9年度までという期限は、国の税制の特例が令和9年度まで延長されたことに対応しています。それ以降の取り扱いは、現時点で資料に書かれていません。寄附を継続的に検討する企業は、国の税制改正の動きを、内閣府の企業版ふるさと納税ポータルサイトで確認してください。
類似制度との違い。個人のふるさと納税、通常の寄附との比較
似た名前の制度との違いを整理します。
| 制度 | 対象 | 返礼品 | 税の軽減の仕組み |
|---|---|---|---|
| 企業版ふるさと納税(地方創生応援税制) | 法人 | 経済的な利益の受領は禁止 | 損金算入(約3割)に、税額控除(最大6割)が加わり、最大約9割 |
| 個人のふるさと納税 | 個人 | 返礼品がある制度がある | 所得税や住民税の控除。法人の制度とは別の仕組み |
| 地方公共団体への通常の寄附(法人) | 法人 | 経済的な利益の受領は、社会通念上認められない範囲では禁止 | 損金算入により、約3割の軽減 |
通常の寄附との違いは、税額控除の有無です。内閣府の資料では、通常の寄附で約3割の軽減効果があり、企業版ふるさと納税で、さらに最大6割の税額控除が加わる、と説明されています。同じ寄附額でも、企業の実質的な負担額が、大きく変わる可能性があります。この制度は、そうした差を使って、地方への資金の流れを増やすために作られました。
個人のふるさと納税とは、仕組みも対象も別の制度です。個人のふるさと納税の返礼品のような扱いは、企業版には当てはまりません。
山口市に寄附をするまでの、実務の段取り
実際に寄附を検討するとき、企業が経理や総務、経営企画で進める段取りを、表にします。時期は、制度の条件をもとにした進め方の例です。
| 段階 | やること | 確認する相手 |
|---|---|---|
| 要件の確認 | 本社が山口市外であること、青色申告の法人であることを確認する | 自社の経理、税理士 |
| 事業の選択 | 5つの事業の柱から、自社の事業テーマに近いものを選ぶ | 山口市公民連携推進室 |
| 金額の検討 | 10万円以上で、自社の税額に対する控除の上限を試算する | 税理士、顧問の会計士 |
| 時期の検討 | 寄附を行う日が属する事業年度で、控除が決まる。自社の決算の見通しに合わせる | 自社の経理 |
| 事前の相談 | 寄附の意向、使い道、公表の範囲を相談する | 山口市公民連携推進室 |
| 申出書の提出 | 寄附申出書(共通様式)を、事業ごとに1部提出する | 山口市 |
| 払い込み | 市の案内に従って、寄附金を納める | 山口市 |
| 受領証の受け取り | 受領証が送付される。経理で保管する | 自社の経理 |
| 税務申告 | 寄附を行った事業年度の申告で、税額控除を受ける | 税理士 |
寄附額の公表と、市表彰の希望は、50万円以上の寄附の場合に選択します。法人名や金額を公表するかどうかは、社内の広報方針と合わせて決めてください。山口市の案内チラシが挙げる企業のメリットの1つが、地方創生に貢献する企業としてのPRができる、という点です。公表を希望すれば、市のホームページ等で、寄附企業として紹介される可能性があります。
よくある質問
| 質問 | 答え |
|---|---|
| この制度は補助金ですか | いいえ。企業が地方公共団体に寄附をして、法人住民税、法人税、法人事業税の軽減を受ける税制上の特例です。企業が資金を受け取る制度ではありません |
| いくらから寄附できますか | 1回あたり10万円以上の寄附が対象です |
| 軽減効果はどのくらいですか | 損金算入による約3割と、税額控除による最大6割を合わせて、最大で寄附額の約9割の軽減効果があると、山口市は説明しています。実際の額は、自社の税額による上限で決まります |
| 山口市に本社がありますが、使えますか | 本社が所在する地方公共団体への寄附は、本制度の対象になりません。他の自治体への寄附を検討します |
| 寄附のお礼に、市から何かもらえますか | 経済的な利益を受け取ることは禁止されています。内閣府のQ&Aでは、感謝状や、社会通念上許容される範囲の記念品、寄附企業名の紹介などは、許容される例として挙げられています |
| 支援したい事業を選べますか | 寄附申出書で、5つの事業から、特に支援したい事業を選びます。申出書は、事業ごとに1部提出します |
| 寄附したら、すぐに税が軽くなりますか | 寄附金の払い込み後に、市から受領証が交付されます。受領証をもとに、寄附を行った日が属する事業年度の税務申告で、税額控除を受けます |
| いつまで使えますか | 山口市の公式ページでは、制度の対象期間は令和9年度までです。地域再生計画の期間は、2028年3月31日までです |
| 寄附したお金は、何に使われますか | 市の地域再生計画に位置付けられた事業に使われます。使い道の評価は、毎年度11月頃に外部有識者が検証し、市の公式ウェブサイトで公表されます。契約の相手方も、市のページで公表されています |
| 寄附した企業が、市の事業を受注してもよいですか | 入札・契約の法令と条例を守った公正なプロセスを経た契約は、一般的には禁止される経済的な利益に当たらないと、内閣府のQ&Aに説明があります。ただし、寄附法人しか応札できないような条件を設けるのは、認められません |
確認先と、次の一歩
最後に、確認先を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 寄附のお申し出・お問い合わせ | 山口市総合政策部公民連携推進室(〒753-8650 山口市亀山町2番1号) |
| 電話 | 083-934-2728 |
| メール | koumin@city.yamaguchi.lg.jp |
| 山口市の公式ページ | https://www.city.yamaguchi.lg.jp/soshiki/200/86818.html |
| 制度の詳細(国) | 内閣府地方創生推進事務局「企業版ふるさと納税ポータルサイト」 https://www.chisou.go.jp/tiiki/tiikisaisei/kigyou_furusato.html |
| 税額の試算と申告 | 自社の顧問税理士、または所轄の税務署 |
| 今日からできること | 内容 |
|---|---|
| 本社所在地の確認 | 山口市外に本社があるかを確認する |
| 青色申告の確認 | 自社が青色申告書を提出している法人かを確認する |
| 事業テーマの選定 | 5つの柱から、自社の事業や社会的な関心に近いものを選ぶ |
| 税額の試算 | 税理士に、法人住民税法人税割額、法人税額、法人事業税額に対する控除の上限を試算してもらう |
| 期限の確認 | 令和9年度までという対象期間を前提に、寄附の時期を社内で検討する |
| 問い合わせ | 公民連携推進室に、寄附の意向と使い道を相談する |
企業版ふるさと納税は、地域の課題に、企業が資金で関わる仕組みです。税の軽減は大きな魅力ですが、制度の根本には、見返りを求めずに地域を支えるという考え方があります。山口市の場合は、人口減少や若者の転出超過、観光、脱炭素、子育てなど、具体的な課題と目標が公開されています。自社の事業とどこで重なるかを考えたうえで、税理士の試算と、市の窓口での相談を、順に進めてください。ProdX Crowd編集部は、山口市の公式ページ、案内チラシ、地域再生計画、寄附申出書の記入例、内閣府の資料にもとづいて整理しました。最新の取り扱いは、山口市と内閣府の案内に従ってください。
この制度を一言でいうと
「企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)について」は、山口市が実施する税制優遇です。対象の地域は山口市・山口県です。
平成28年度税制改正において、「企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)」が創設されました。この制度により、地方公共団体が行うプロジェクトに対して民間企業の皆様が寄附を行った場合、課税上の特例措置を受けることができるようになりました。また、地方創生の更なる充実・強化に向け、令和2年度税制改正により制度が大幅に見直されました。 企業の皆様におかれましては、本制度の活用についてご検討いただきますようお願いいたします。
受付の期間は、通年(随時)で受け付けています。
| 制度名 | 企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)について |
|---|---|
| 実施機関 | 山口市 |
| 種類 | 税制優遇 |
| 対象地域 | 山口市・山口県 |
| 受付期間 | 通年(随時)で受け付けています |
「企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)について」の対象になる方
対象になるかどうかを、この制度で定められている条件ごとに整理します。
- 1地域山口市・山口県(市区町村の制度のため、その市区町村内に事業所があることが基本)
- 2規模従業員数の制約は示されていません
| 確認すること | この制度の内容 |
|---|---|
| 地域 | 山口市・山口県(市区町村の制度のため、その市区町村内に事業所があることが基本) |
| 規模 | 従業員数の制約は示されていません |
| この制度の文章にある言葉 | ProdX Crowd編集部の見方 |
|---|---|
| 団体 | NPO・組合・団体も対象に含まれています。定款や規約、会員の名簿など、団体としての実態を示す書類が必要になることがあります。 |
| 納税 | 税金や社会保険料の滞納がないことが条件になっています。納税証明書を取得するのに、日数がかかることがあります。 |
「企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)について」が目指していること
はじめての方へサイトマップForeign Language防災情報 <外部リンク>何をお探しですか?Googleカスタム検索申請・届出・証明書一覧戸籍証明書等の請求(個人による請求)戸籍・住民登録・パスポート・マイナンバーカード電子申請手続一覧山口市コミュニティバスの路線図と時刻表について列車・バス等の時刻や運賃よくある質問でさがすくらしの情報しごとの情報観光情報 <外部リンク>トップページ分類でさがす市の取り組みふるさとやまぐち寄附金(ふるさと納税)企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)について企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)について印刷ページ表示更新日:2026年8月26日更新Tweet <外部リンク> 企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)を活用した寄附の募集について 2016年度税制改正において、「企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)」が創設されました。
申請の方法と、そろえる書類
| この制度の文章にある言葉 | ProdX Crowd編集部の見方 |
|---|---|
| 優遇 | 審査で、加点や優先の項目があります。賃上げ、認定の取得、地域への貢献、環境配慮などが対象になることが多く、公募要領の「加点項目」を、申請の前に確認します。 |
この制度で、特に注意したいこと
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| その他 | • 山口市外に本社がある企業が対象です。 / 企業版ふるさと納税のご案内 / 山口市では、 『 ずっと元気な山口 』 を応援してくれる企業を募集しています。 / ⚫ 地方創生に貢献する企業として PR ができる / ⚫ 山口市との新たなパートナーシップの構築につながる |
| 金額 | • 1回あたり10万円以上の寄附が対象です。 |
| 注意点 | • 寄附をすることの代償として経済的な利益を受け取ることは禁止されています。 |
| 補助率 | ⚫ 寄附額の最大約9割の軽減効果を活用できる |
「企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)について」の手続きの流れと日程
この制度は通年で受け付けられています。予算がなくなり次第、受付を終了する場合があります。
- 要件の確認対象設備・期限
- 認定・証明書の取得取得の前に
- 設備の取得事業に使い始める
- 決算利益の見通し
- 申告で適用特別償却・税額控除
「企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)について」についてのよくある質問
Q&A企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)について
Q. 企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)についての受付期間はいつですか?
通年で受け付けています。予算の状況により終了することがあるため、早めに実施機関へ確認します。
Q. 企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)についてで、注意すべきことはありますか?
• 山口市外に本社がある企業が対象です。
Q. 企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)についてで、注意すべきことはありますか?
• 1回あたり10万円以上の寄附が対象です。
この制度を検討するときの確認リスト
| 確認項目 | 状況 |
|---|---|
| 対象の地域(山口市・山口県)に、事業所がある | □ はい □ いいえ |
| 交付決定(または承認)の前に、発注・契約をしない | □ はい □ いいえ |
| 後払いの資金繰り(つなぎ資金)の目処が立っている | □ はい □ いいえ |
情報の確認元:山口市の公開情報。最新の募集状況・申請書類は、実施機関のページで入手できます。 情報取得日:2026/10/12。
補助金・経営支援顧問