募集中地域・自治体の補助金

移住支援金の支給対象法人を募集します!

実施機関
丸森町
募集期間
通年(随時受付)
地域
宮城県・丸森町

移住支援金の支給対象法人を募集します!(丸森町)の対象者、金額、対象経費、日程、注意点を、この制度の内容にそって整理しました。

移住支援金の「対象法人」募集は、会社がお金をもらう補助金ではなく、東京圏からの採用を移住支援金につなげるための登録制度

丸森町のページ「移住支援金の支給対象法人を募集します!」は、補助金の公募ではありません。宮城県が行う移住支援事業(マッチング支援事業)で、移住支援金の対象になる就職先として、あらかじめ県に登録する法人を募集している、という案内です。登録を受けた会社そのものに、交付金が出るわけではありません。

この制度の中心にいるのは、会社ではなく、東京圏から宮城県に移住して就職する人です。その人が、宮城県の登録を受けた法人の、対象求人に就業すると、移住先の市町村が移住支援金を支給します。会社にとっての登録は、東京圏からの人材に、自社の求人を見てもらい、「移住支援金を受け取れる可能性がある求人」として応募してもらうための入口にあたります。

最初に、関係する当事者と、それぞれが受け取るものを表で整理します。

当事者何をするか受け取るもの
法人(中小企業等)本社・本店のある市町村を通じて、県に対象法人として登録を申請する。対象求人を作る求人を「みやぎ移住・交流ガイド」に無料で掲載できる。登録法人は、サイトに登録されたUIJターン求職者の情報を閲覧できる(県のお知らせより)
市町村(丸森町なら商工観光課)申請を受けて登録要件を確認し、県に推薦する。登録後は、法人に通知する―
宮城県要件を満たす法人を対象法人として登録する―
移住者(就職する人)登録法人の対象求人に応募し、就業し、移住先の市町村に支給を申請する移住支援金(単身60万円、世帯100万円。18歳未満の世帯員は1人につき100万円加算)

この記事では、登録の要件、業種の読み方、手続きの流れ、登録後の約束事、求職者に出る移住支援金の中身、関連する別の助成金について、丸森町、宮城県、みやぎ移住・交流ガイドの公式資料で確認できた範囲を説明します。なお、融資や信用保証にあたる制度、専門家の派遣などの支援サービスは、このサイトの対象外のため、扱いません。

登録の目的は何か。県は何のためにこの仕組みを持っているのか

丸森町のページは、県の目的を、東京圏への過度な一極集中の是正と、県内法人等の人手不足解消だと説明しています。県のお知らせ(みやぎ移住・交流ガイド)も、東京圏からの移住者のうち、県が対象として登録した中小企業等に就業した方に対し、移住支援金を市町村と共同で支給する事業だと説明しています。

この点が、一般の補助金と大きく違います。補助金は、事業者が経費を使い、その一部が戻ってくる仕組みです。この登録制度は、会社が採用に動きやすい状況をつくり、移住者という「人」に、移住支援金が渡る仕組みの一部です。登録の価値は、会社が自社の求人をどれだけ見てもらえるかと、採用が決まったときの移住支援金の説明材料になるか、にあります。

県の案内には、登録法人のメリットとして、次の3つが書かれています。

メリット内容(県のお知らせより)
採用にかかるコストと時間の削減「みやぎ移住・交流ガイド」に、求人情報を無料で掲載できる。求人内容のヒアリングを行い、掲載する求人情報の作成を支援する
求職者情報の閲覧登録法人は、サイトに登録されたUIJターン求職者の情報を閲覧できる
採用活動への別の助成移住支援金受給者の採用活動に要した経費に対する助成制度(早期再就職支援等助成金(UIJターンコース))がある

また、チラシ(支給対象法人向け)には、求人情報はみやぎ移住・交流ガイドに加えて、協力する民間の求人サイトにもデータ連携で掲載されうることが書かれています。法人の登録申請書の別紙にも、同じ内容の確認事項があり、登録の際に同意することになります。

登録できる法人の条件は何か

登録申請が可能なのは、次の条件にすべて当てはまる、中小企業等です。丸森町のページと、様式(登録申請書)の確認事項は、同じ内容です。

条件内容
産業分類製造業、農林水産業、宿泊業、情報通信業、医療・福祉、または市町村が地域の担い手として重要と考える産業分野で別に指定する産業分類に位置づけられる法人
官公庁等でないこと官公庁等ではない。ただし、第三セクターのうち、出資金が10億円未満の法人、または地方公共団体から補助を受けている法人は除く(つまり、これらは申請できる)
大企業でないこと資本金10億円以上の、営利を目的とする私企業ではない。例外として、資本金がおおむね50億円未満で、地域経済構造の特殊性などから個別の判断が必要な場合に、所在する市町村長の推薦に基づき知事が認める法人がある
みなし大企業でないこと下の表のいずれにも当たらない
本店の所在地本店が、東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)のうち、条件不利地域以外の地域にある法人ではない。ただし、東京圏以外または東京圏内の条件不利地域を勤務地とする勤務地限定型社員を採用する法人は除く
雇用保険雇用保険の適用事業主であること
風俗営業風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に定める風俗営業者でないこと(登録申請書の確認事項に記載)
反社会的勢力暴力団等の反社会的勢力、またはそれと関係を有する法人でないこと

「みなし大企業」の判定は、資本金10億円未満の会社が、実質的に大企業の傘下に入っていないかを見るものです。3つのうち、1つでも当てはまれば、対象外になります。

判定内容
ア発行済株式の総数または出資価格の総額の2分の1以上を、同一の資本金10億円以上の法人が所有している、資本金10億円未満の法人
イ発行済株式の総数または出資価格の総額の3分の2以上を、資本金10億円以上の法人が所有している、資本金10億円未満の法人
ウ資本金10億円以上の法人の役員または職員を兼ねている者が、役員総数の2分の1以上を占めている、資本金10億円未満の法人

次の表は、判定の考え方を示す仮の例です。数字は、実在の会社を示すものではありません。

仮の例判定の見方
資本金3,000万円。株主は創業者一族のみ大企業の持株がないため、アからウのいずれにも当たらない。要件上は問題がない
資本金5,000万円。発行済株式の60%を、資本金20億円の会社が持つアの「2分の1以上」に当たる。みなし大企業になる
資本金1億円。役員6人のうち、3人が資本金15億円の親会社の役員を兼ねるウの「役員総数の2分の1以上」に当たる。みなし大企業になる
資本金2億円。株式の40%を、資本金30億円の会社が持つ。役員の兼務はなしアもイもウも当たらない。ただし、株主構成の確認資料は用意しておく

判定の細部で迷う場合は、申請の窓口である市町村(本社・本店が丸森町にあれば、商工観光課商工班)に、登録前に確認するのが確実です。

「産業分類」の読み方:丸森町で、飲食店は対象になるのか

登録できる業種は、県が定める5つの分野(製造業、農林水産業、宿泊業、情報通信業、医療・福祉)と、市町村が別に指定する分野の、どちらかに当たる必要があります。市町村が別に指定する分野は、県が「市町村が別に指定する移住支援金対象法人に登録可能な業種一覧」として、PDFで公開しています(2025年4月現在)。

この一覧では、丸森町の指定業種は、「飲食店」と書かれています。つまり、丸森町に本社・本店がある会社の場合、製造業、農林水産業、宿泊業、情報通信業、医療・福祉に当たらなくても、飲食店であれば、登録の対象業種になります。

区分丸森町に本社・本店がある会社の場合
県が定める5分野に当たる製造業、農林水産業、宿泊業、情報通信業、医療・福祉の会社は、そのまま産業分類の要件を満たす
町が別に指定した分野に当たる一覧(2025年4月現在)では、丸森町は「飲食店」。飲食店は対象になる
どちらにも当たらない建設業、小売業、運送業などは、丸森町の指定には入っていない。この場合は、産業分類の要件を満たさない
日本標準産業分類での扱い登録申請書では、日本標準産業分類の中分類を記入する(例:28 電子部品・デバイス・電子回路製造業)。自社がどの分類に当たるかは、決算書や登記の事業目的、実際の主な事業で確認する

ほかの市町村では、指定業種が異なります。たとえば、同じ一覧で、仙台市は、鉱業、建設業、卸売業・小売業など、広い範囲を指定しています。気仙沼市は、建設業、発電業、卸売業、小売業、飲食店などを、名取市は、建設業と土木建築サービス業などを指定しています。同じ業種でも、本社・本店がある市町村によって、対象になるかどうかが変わります。

市町村(一覧の例)別に指定している業種(2025年4月現在の一覧より)
丸森町飲食店
名取市建設業、土木建築サービス業、その他の生活関連サービス業
登米市総合工事業、燃料小売業(ガソリンスタンドを除く)
東松島市道路貨物運送業
七ヶ宿町卸売業、小売業
大和町建設業、道路貨物運送業

この一覧は、年度ごとに見直される可能性があります。「2025年4月現在」と書かれているため、実際に登録を申請するときは、最新の一覧を、市町村または県の雇用対策課で確認してください。

対象にできる「求人」の条件は何か

登録は、法人に対して行われますが、実際に移住支援金の対象になるのは、その法人が出す「対象求人」に就業した人です。丸森町のページは、求人の要件を、2つ示しています。

求人の要件内容
雇用契約週20時間以上の、無期雇用契約であること
居住の継続移住支援金受給者が、宮城県内への居住を、原則として5年以上続けられる職であること

求人を作るときの様式は、「移住支援金対象求人申込書(兼求人票【明示】)」というExcelのファイルです。複数の職種がある場合は、求人ごとにブック(ファイル)を作る必要があります。市町村への提出では、書面に加えて、求人申込書のファイルデータもあわせて提出するよう、案内されています。

求人票の様式には、記入する項目の一覧があります。実際のファイルの項目から、整理すると、次のとおりです。

区分求人票で記入する主な項目
企業情報所在地、資本金、売上高、従業員数、設立、会社事業内容、主要株主、担当者、連絡先
勤務条件勤務場所、最寄駅、就業時間、休憩時間、残業(月)、休日、年間休日数、休暇、社会保険、住宅(寮・社宅・住宅手当)、定年、試用期間、賃金(年収、月給など)、賃金の内訳
募集要件雇用形態、求人数、職種名、役職、職務内容
諸手当・待遇賞与、退職金、昇給、残業手当、通勤手当、制服、禁煙環境など

求人票の様式には、固定残業代がある場合や、試用期間中の労働条件が異なる場合は、別の様式「求人票【明示】(2)」に記載するよう、注意書きがあります。「求人申込にあたっては、別添『誓約及び同意書』を添付すること」という記載もあります。

求人票に書く労働条件は、移住を決める人が、住居や家族の暮らしと合わせて判断する材料です。年間休日数、住宅の補助、通勤の方法、試用期間の有無などを、具体的に書いておくことが、応募しやすさに直結します。

登録は、どんな順番で進むのか

登録の流れは、丸森町のページと、県のお知らせ、チラシの図で、同じです。

段階誰が内容
1法人原則として、本社または本店の所在地の市町村の担当者に相談する
2法人登録申請書と、求人申込書(ファイルデータも)を、市町村に提出する
3市町村登録要件を確認し、県に登録を推薦する
4県要件を満たす法人を、移住支援金対象法人として登録する
5県から市町村を通じて登録した法人に通知する
6みやぎジョブカフェ求人内容のヒアリングを行い、留意事項などを説明する。これを踏まえて、法人が求人情報を作成する
7県求人情報を、「みやぎ移住・交流ガイド」に掲載する。UIJターン求職者が閲覧する
8求職者掲載された求人を見て、募集法人に直接応募する
9法人要件に合う求職者の採用を内定したときは、「移住支援金を受給できる可能性がある」ことを説明する
10就業者移住先の市町村に、移住支援金の支給を申請する。法人は、就業証明書の発行などに協力する
11法人移住支援金の申請から1年が経過した時点で、移住先市町村に、就業継続の有無を報告する

丸森町の登録受付期間は、「随時受付」と書かれています。募集期間が決まっている補助金とは違い、締切から逆算して準備する必要はありません。ただし、登録して、求人がサイトに載るまでに、市町村の確認、県の登録、通知、ヒアリング、求人の作成と、複数の段階を経ます。採用したい時期から逆算して、早めに市町村に相談する必要があります。

県の登録申請書の別紙には、求人情報の掲載について、次の確認事項があります。登録されると、まず、申込書の内容をもとに、簡易な求人情報が宮城県のホームページとみやぎ移住・交流ガイドに掲載されます。そのあと、ヒアリングを行って詳細な求人情報を作成し、掲載しますが、その時期や作成の順番は、作業の効率などを考えて、県が決める、とされています。つまり、登録の直後に、詳細な求人が載るとは限りません。

申請の窓口

窓口内容連絡先(公式ページより)
丸森町 商工観光課 商工班本社・本店が丸森町にある法人の、登録申請の提出先電話 0224-87-7620、メール shokou@town.marumori.miyagi.jp
丸森町 子育て定住推進課 定住推進班丸森町に移住する人の、移住支援金の申請電話 0224-51-9905
宮城県 企画部 地域振興課 移住定住推進班移住支援金制度全般電話 022-211-2454
宮城県 経済商工観光部 雇用対策課 雇用推進班移住支援金の対象法人の登録電話 022-211-2772
みやぎジョブカフェ求人内容のヒアリング、求人情報の作成、みやぎ移住ガイドへの掲載電話 022-264-4510

本社・本店が丸森町にない場合(県外に本店がある法人など)は、県内の主たる事業所が所在する市町村が、窓口になります。この点は、丸森町のページに、「貴法人の本社・本店(県外本店法人の場合は、県内の主たる事業所)が所在する市町村に直接お問い合わせください」と書かれています。

申請書には何を書くのか。登録後の約束事は何か

登録申請書(様式第2-1)の中身

様式は、まず、申請者の欄(法人名、代表者、本社所在地、法人番号、担当者、産業分類)、次に、確認事項(国が定める共通要件と、その他)で構成されています。確認事項では、各項目について、「該当する」「該当しない」に丸を付けます。

確認事項の区分内容
国が定める共通要件官公庁等でないこと、資本金10億円以上の私企業でないこと、みなし大企業でないこと、東京圏の条件不利地域以外に本店がある法人でないこと、雇用保険の適用事業主であること、風俗営業者でないこと、反社会的勢力と関係がないこと
その他求人が、週20時間以上の無期雇用であること。受給者が、宮城県内に原則として5年以上居住を続けられる職であること
誓約別紙「登録の申請に関する誓約事項」の内容について、誓約するかどうか

申請書には、市町村が使う欄(市町村名、受付日、受付番号)があります。このあとの様式2-2で、市町村長が知事あてに、登録を推薦する形です。推薦の添付書類は、登録申請書、求人の申込書、求人の一覧の3点です。

登録後に守る約束(誓約事項)

登録申請書の別紙には、登録に伴う、8つの誓約と確認があります。登録は、掲載してもらうだけの手続きではなく、報告と協力の責任が伴う点に、注意が必要です。

項目内容
報告・立入調査への協力県と県内の市町村から求められたら、移住支援事業に関する報告と立入調査に応じる
要件を満たさなくなったとき法人の要件を満たさなくなったら、速やかに県とみやぎIJUターン就職支援オフィスに報告し、登録の取り消しに応じる
虚偽の申請虚偽の内容を申請したことが判明したら、登録の取り消しに応じる
就業証明書などの発行移住支援金の申請者から、就業証明書などの必要書類の発行を求められたら、応じる
採用内定の報告移住支援金受給対象者の採用を内定したら、速やかに、みやぎ移住サポートセンターに報告する
早期の離職受給者が、就業後1年以内に離職したら、速やかに、採用時の居住市町村とみやぎIJUターン就職支援オフィスに報告する
1年後の報告受給者が、申請日から1年が経過した時点で継続して職に就いている場合は、採用時の居住市町村にその旨を報告する
求人情報の掲載と拡散求人情報が、みやぎ移住ガイドに掲載され、協力する民間の求人サイトなどにデータ連携で掲載されることに同意する

求人は、民間の求人サイトにも出る可能性があるため、掲載された内容と、自社の実際の労働条件が、ずれないようにしておく必要があります。条件を変えたときは、求人情報の更新を、窓口に相談する必要があります。

求職者に出る移住支援金は、いくらで、どんな条件か

会社の登録が、求職者の移住支援金につながるため、採用の面談で聞かれる内容を、あらかじめ知っておくと便利です。ここでは、宮城県のページと、チラシの記載を整理します。

項目内容
単身で移住60万円
世帯で移住100万円
18歳未満の世帯員の加算世帯で移住する場合、18歳未満の世帯員1人につき100万円を加算(県のページ)。みやぎ移住・交流ガイドでは「最大100万円」と書かれている
申請先移住先の市町村
申請期限移住後1年以内。申請の開始時期や締切は、市町村によって異なる
予算市町村の予算の範囲内。上限に達したら、早期に受付を締め切る場合がある。その場合も、申請期限の延長はない
使い道制限なし
課税所得税法第34条に規定する一時所得に当たり、課税の対象になる
年齢年齢制限はない(ただし、関係人口の要件に、市町村が年齢制限を設ける場合がある)

世帯移住の加算を含めた金額は、次のとおりです。人数は仮の数字です。

仮の世帯計算支援金の合計
単身で移住60万円60万円
夫婦2人で移住(18歳未満の子なし)100万円100万円
夫婦と、18歳未満の子1人100万円+100万円200万円
夫婦と、18歳未満の子2人100万円+100万円×2人300万円

ここで、会社として押さえておきたいのは、移住支援金が、会社に出るお金ではなく、就職する人に出るお金だという点です。採用の面談では、「対象になる可能性がある」という説明にとどめ、最終的な可否や金額は、移住先の市町村が判断するものとして、案内する必要があります。

移住元の要件と、就職先の要件

求職者が対象になる条件は、県のページに、次のように書かれています。会社が、応募者に最初に確認することの目安になります。

区分内容
移住元住民票を移す直前の10年間のうち、通算5年以上かつ直近の1年以上、東京23区内に在住、または東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県。一部地域を除く)に在住して東京23区内へ通勤していた人。23区内の大学等に通い、23区内の企業に就職した場合は、通学期間も加算できる(修業年限が上限)
移住先宮城県内の市町村に移住し、転入後1年以内に申請する。申請から5年以上、継続して居住する意思がある
就業(一般)県が対象にした求人(みやぎ移住・交流ガイドの「移住支援金対象」の求人)に就業する。週20時間以上の無期雇用契約。申請時に在職。就業者の3親等以内の親族が、代表者、取締役などの経営を担う法人への就業は対象外
求人への応募の時期求人に応募した日が、求人が移住支援金の対象として掲載された日以降であること
勤務の形転勤、出向、出張、研修などによる勤務地の変更ではなく、新規の雇用であること
その他暴力団等の反社会的勢力と関係がないこと、日本人または一定の在留資格を有すること、過去10年以内に移住支援金を受給していないこと、など(みやぎ移住・交流ガイドより)

特に、会社の採用担当者が気を付けるのは、次の2点です。1つ目は、「3親等以内の親族が経営を担う法人への就業は対象外」という点です。同族経営の会社が、親族を採用する場合は、この要件に当たる可能性があります。2つ目は、求人への応募日が、対象求人として掲載された日以降でなければならない点です。サイトに載る前に応募を受け付けた人は、対象にならないことがあります。

移住元や、移住先の要件には、このほかに、専門人材事業、テレワーク、関係人口、起業という別の経路もあります。この記事は、法人登録の話を中心にしているため、一般の就業の経路を中心に説明しています。

返還の定めが、会社の採用にどう関わるのか

移住支援金には、返還の定めがあります。この定めは、会社の定着の工夫に、直接関わります。県のページと、みやぎ移住・交流ガイドの記載を並べます。

資料返還の定め
宮城県のページ申請日から1年以内に、対象企業を退職した場合(一般就業・専門人材の者に限る)。申請日から5年以内に、受給市町村から転出した場合。起業支援事業の交付決定を取り消された場合。虚偽の申請や不正の手段で受給した場合
みやぎ移住・交流ガイド全額返還:申請日から3年未満に受給市町村から転出した場合。申請日から1年以内に要件を満たす職を辞した場合(一般就業・専門人材)。交付決定の取り消し。虚偽の申請。半額返還:申請日から3年以上5年以内に受給市町村から転出した場合

2つの資料は、書き方が異なります。県のページは、5年以内の転出を返還の要件として挙げ、みやぎ移住・交流ガイドは、3年未満は全額、3年以上5年以内は半額、と具体的に書いています。実際の扱いは、移住先の市町村の決まりに従うため、詳しくは、市町村の窓口で確認してください。県内の移動で、受給した市町村が認めた場合は、返還を求めないことがある、という記載も、両方にあります。

会社にとっては、採用した人が1年以内に辞めると、本人の返還につながりかねません。登録法人は、就業後1年以内の離職を、速やかに市町村などへ報告する約束もあります。登録を、採用の入口にとどめず、入社後の定着の工夫まで、一体で考える必要があります。

採用活動の費用には、別の助成金がある(早期再就職支援等助成金(UIJターンコース))

県のお知らせは、登録法人が、移住支援金受給者を採用したときの、別の助成金として、「早期再就職支援等助成金(UIJターンコース)」を紹介しています。この助成金は、都道府県労働局・ハローワークが扱う制度です。チラシ(令和7年4月現在)で、確認できた内容は次のとおりです。

項目内容
目的東京圏から地方への移住者を採用するための経費の一部を助成する
対象の事業主採用計画期間内に、対象労働者を1人以上雇い入れた事業主
対象の労働者東京圏からの移住者で、移住支援金の受給者(新規学卒者は除く)。地方公共団体のマッチングサイトに掲載された、その事業主の求人に応募している。雇用保険の一般被保険者または高年齢被保険者として雇い入れられる。継続して雇用する労働者(原則として65歳以上まで、かつ継続して1年以上)として雇い入れられる
対象の経費募集・採用パンフレット等の作成・印刷費。自社ウェブサイト、PR動画の作成・改修費。就職説明会、面接会、出張面接などの実施費(オンラインを含む)。外部専門家(社会保険労務士、中小企業診断士、民間有料職業紹介事業者等)によるコンサルティング費用
対象にならない経費民間有料職業紹介事業の紹介手数料。求人情報誌や求人情報サイトへの掲載料
助成率中小企業は2分の1。中小企業以外は3分の1
上限100万円
手続き採用計画書を、提出日の翌日から3か月以内の範囲で、6か月以上12か月以内の計画期間を設定して提出する。計画期間の終期の翌日から2か月以内に、支給申請書を提出する
登録との関係地方公共団体の移住支援事業・マッチング支援事業に未登録でも、採用計画書は出せる。ただし、支給には登録が必要

助成額の計算は、対象経費の合計に、助成率をかけた額で、上限は100万円です。次の表は、仮の数字の計算例です。

仮の例計算助成額の目安
中小企業。採用パンフレットの作成に40万円、就職説明会の出展料と旅費に40万円80万円×1/240万円
中小企業。自社サイトの改修に120万円、パンフレットに80万円200万円×1/2=100万円100万円(上限)
中小企業。採用で、求人サイトの掲載料に30万円だけ使った対象外の経費のみ0円(掲載料は対象外)
中小企業以外。対象経費が90万円90万円×1/330万円

チラシの末尾には、「このリーフレットに掲載されていない各種要件があります」とあります。実際の可否は、最寄りのハローワークまたは都道府県労働局で確認してください。県のお知らせでは、問い合わせ先として、宮城労働局職業対策課(電話 022-299-8063)が紹介されています。

つまずきやすい点

つまずきやすい点内容防ぎ方
登録したのに求人が載らない登録の直後は簡易な求人情報が載り、詳細な求人の作成は、県が時期と順番を決める求人票の内容を、先に充実させておく。ヒアリングの連絡に、すぐ応じる
業種が対象外本社・本店のある市町村の指定業種に当たらないと、産業分類の要件を満たさない最新の「市町村が別に指定する業種一覧」で、自社の産業分類を確認する
求人が条件を満たさない週20時間未満、有期契約、県内での居住が5年以上続けにくい職は、対象求人にならない雇用契約の形と、勤務地、転勤の有無を、先に整理する
3親等以内の親族が経営の側にいる就業者にとって3親等以内の親族が、代表者、取締役などの法人への就業は、対象外親族を採用する場合は、対象にならない可能性を、先に説明する
応募日が、掲載日より前求人に応募した日が、対象求人として掲載された日以降であることが、求職者の要件掲載前に応募を受けた人の扱いを、市町村に確認する
就業証明書の発行求職者の申請に、就業証明書などが必要。登録法人は、求められたら応じる約束発行できる担当者と、様式を、あらかじめ決めておく
離職の報告漏れ就業後1年以内の離職は、速やかに報告する約束。1年後の継続も、報告する入社日と、報告の時期を、社内の台帳で管理する
登録後の要件の変化資本金の増加や株主の変更で、要件を満たさなくなる可能性がある変更があれば、速やかに県に報告する約束があるため、変更の予定を市町村に伝える
求人情報の古さ民間の求人サイトにも連携されるため、古い条件が残ると、応募者とのずれになる賃金、休日などを変えたときは、求人の更新を窓口に確認する

この登録が向く会社、向かない会社

向く会社理由
東京圏からの人材に、採用の範囲を広げたい、県内の中小企業求人を、みやぎ移住・交流ガイドと、連携する民間の求人サイトに載せられる。求人の作成も、ヒアリングで支援される
週20時間以上の無期雇用で、長く働く人を募集したい会社対象求人の条件(無期雇用、週20時間以上、5年以上の居住が続けられる職)と、方針が合う
採用の広報にも、費用をかけたい会社早期再就職支援等助成金(UIJターンコース)で、対象経費の2分の1(中小企業、上限100万円)の助成を検討できる
製造業、農林水産業、宿泊業、情報通信業、医療・福祉の会社、または町が指定した業種の会社産業分類の要件を、そのまま満たす
向かない会社理由
登録すれば、会社に補助金が出ると期待している会社登録そのものには、会社への支給はない。支援金は、移住して就職した人に出る
短期の有期契約や、週20時間未満の求人しか出せない会社対象求人の条件に合わない
本社・本店のある市町村の指定業種に当たらない会社登録の産業分類の要件を満たさない
報告や、立入調査への協力に、負担を感じる会社登録後は、報告、調査への協力、離職の報告などの約束が伴う
資本金10億円以上の会社、みなし大企業登録の要件に当たらない(個別の判断がある例外を除く)

類似の制度や、丸森町の関連制度との関係

同じ丸森町の「しごと・産業」のページには、この登録とは別に、会社や起業する人が使える制度や特例が並んでいます。内容は、それぞれのページで確認する必要があります。ここでは、丸森町のページで確認できた範囲で、位置づけを整理します。

制度・特例位置づけ丸森町のページで確認できた内容
移住支援金(個人向け)東京圏から丸森町に移住する人に支給される、支援金単身60万円、世帯100万円、18歳未満の世帯員は1人につき100万円加算。転入後1年以内に、子育て定住推進課定住推進班に申請。移住後5年以上継続して居住する意志が必要
移住支援金の支給対象法人の登録(この記事)法人を、移住支援金の対象となる就職先として登録する制度随時受付。製造業など5分野と、町が別に指定する分野(飲食店)が対象
丸森町起業チャレンジ補助金町内で新たに事業を始める人に、起業の経費を補助する補助金予算の範囲内で補助。補助申請の前に、商工観光課に相談する。対象者は、町内に住所がある人(または年度内に移す人)、町が主催するビジネススクールの受講者、町税の滞納がない人、補助金の交付を受けてから3年以上町内で事業を続ける意思のある人、など。金額や補助率は、このページの本文からは確認できないため、要綱(PDF)と商工観光課で確認する
過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく減価償却の特例税制の特例(補助金ではない)町内全域が対象地域。製造業、情報サービス業等、農林水産物等販売業、旅館業が対象事業。設備を取得した場合に、特別償却ができる。適用には、産業振興機械等の取得等に係る確認書が必要で、商工観光課の窓口に書類を2部提出する
丸森町のお仕事探し(Maru Job)町内企業の求人情報の掲載サイト企業向けに、求人情報の掲載の案内がある。詳細は、町のページで確認する

このうち、移住支援金の登録と、Maru Jobのような町の求人サイトは、別の仕組みです。移住支援金の対象求人は、県が運営するみやぎ移住・交流ガイドに掲載された求人であることが、求職者の要件になっています。町の求人サイトに載せても、それだけでは、移住支援金の対象求人にはなりません。

また、起業チャレンジ補助金は、起業する個人向けの補助金です。移住支援金(起業の場合)の経路は、県の「みやぎUIJターン起業支援補助金」の交付決定を受けた人が、対象です(最大100万円、補助率2分の1。移住支援金との併用が可能。県のチラシより)。丸森町の起業チャレンジ補助金とは、別の制度です。

登録を考えたときの、準備の順番(仮の日程)

次の表は、準備の進め方の一例です。日付と期間は、仮の数字で、実際の期間は、市町村、県、みやぎジョブカフェの進め方によって変わります。

時期(仮)やること
採用予定の8か月前本社・本店のある市町村の窓口に相談する。産業分類、資本金、株主構成を確認する
7か月前登録申請書を作り、求人申込書(Excel)を、募集する職種ごとに作る。書面と、求人のファイルデータを市町村に提出する
6か月前から5か月前市町村が、要件を確認し、県に推薦する。県が登録し、市町村を通じて通知する
5か月前から4か月前みやぎジョブカフェのヒアリングを受け、求人情報を作る。みやぎ移住・交流ガイドに掲載される
4か月前から求職者が応募する。選考、内定。内定したら、みやぎ移住サポートセンターに報告し、移住支援金の可能性を説明する
入社後就業証明書の発行に協力する。1年以内の離職は報告する。申請から1年の時点で、就業継続を市町村に報告する
採用活動の期間早期再就職支援等助成金(UIJターンコース)の採用計画書を、ハローワーク等に提出する(登録は支給の条件)

よくある質問

質問回答
登録には、費用がかかるのか公式資料の範囲では、登録の費用に関する記載は確認できなかった。県のお知らせには、求人情報は無料で掲載できると書かれている。登録の費用は、市町村に確認してほしい。
登録に、締切はあるのか丸森町のページでは、登録受付期間は「随時受付」となっている。
どこに申請するのか本社・本店が所在する市町村に、書面で提出する。丸森町なら、商工観光課商工班(電話 0224-87-7620)。
本店が県外にある会社は登録できるのか県外に本店がある法人の場合は、県内の主たる事業所が所在する市町村が窓口になる。ただし、東京圏の条件不利地域以外に本店がある法人は、要件の例外を除き、登録できない。
求人は、いつ載るのか登録後、簡易な求人情報が先に掲載され、ヒアリングのあとに、詳細な求人情報が載る。時期と順番は、県が決める。
登録したら、移住者を必ず採用できるのか登録は、求人を見てもらうための入口であり、採用を約束するものではない。応募、選考、採用は、会社と求職者の間で決まる。
移住支援金は、会社に支給されるのか会社には支給されない。移住して就職した人が、移住先の市町村に申請して受け取る。
採用活動の費用に使える助成金はあるのか早期再就職支援等助成金(UIJターンコース)がある。中小企業は対象経費の2分の1、上限100万円。ハローワーク等で、詳しい要件を確認する。
登録後、条件が変わったらどうするのか法人の要件を満たさなくなったら、速やかに県とみやぎIJUターン就職支援オフィスに報告し、登録の取り消しに応じる約束になっている。
この記事の内容は、最新か令和8年4月発行の県のチラシ、2026年1月と4月の日付が付いた県のお知らせ、2025年4月現在の業種一覧をもとにしている。年度ごとに見直されるため、申請前に、市町村と県の最新の案内を確認してほしい。

最後に:要点の整理

丸森町が募集している「移住支援金の支給対象法人」は、会社がお金を受け取る補助金ではなく、東京圏からの移住者の就職先として、県に登録する制度です。登録できるのは、製造業、農林水産業、宿泊業、情報通信業、医療・福祉の中小企業等と、市町村が別に指定した分野(丸森町は、2025年4月現在の一覧で飲食店)の会社で、官公庁等、資本金10億円以上の私企業、みなし大企業などは対象外です。

登録の受付は随時で、本社・本店のある市町村に、登録申請書と求人申込書を提出します。市町村が県に推薦し、県が登録し、求人が、みやぎ移住・交流ガイドに掲載されます。登録後は、報告、調査への協力、就業証明書の発行、離職の報告といった約束があります。

登録法人は、移住支援金の説明材料を持ちながら、採用の入口を広げられます。移住支援金は、単身60万円、世帯100万円、18歳未満の世帯員は1人につき100万円の加算で、就職した人に支給されます。採用活動の経費には、別に、早期再就職支援等助成金(UIJターンコース)があります。まず、本社・本店のある市町村(丸森町なら商工観光課商工班)に、自社の業種と求人の条件が合うかを、相談してください。

(出典:丸森町「移住支援金の支給対象法人を募集します!」「【補助金】東京圏から移住される方を応援!『移住支援金』」ほか、宮城県「移住支援金」、みやぎ移住・交流ガイドの移住支援情報と対象法人募集のお知らせ、チラシ、登録申請書・求人申込書の様式。取りまとめ:ProdX Crowd編集部)

この制度を一言でいうと

「移住支援金の支給対象法人を募集します!」は、丸森町が実施する補助金・助成金です。対象の地域は丸森町・宮城県です。

移住支援金の支給対象法人を募集します! | しごと・産業 | 丸森町 宮城県では、東京圏への過度な一極集中の是正と県内法人等の人手不足解消を目的として、東京圏からの移住者のうち、宮城県が「対象として登録した法人等」に就業した方に対し、移住支援金を支給する事業を行っています。 移住支援金(就業の場合)の対象法人としての登録を希望する法人等を募集しています。 登録に係る申請書等は、以下よりダウンロードできます。

受付の期間は、通年(随時)で受け付けています。

制度名移住支援金の支給対象法人を募集します!
実施機関丸森町
種類補助金・助成金
対象地域丸森町・宮城県
受付期間通年(随時)で受け付けています

「移住支援金の支給対象法人を募集します!」の対象になる方

対象になるかどうかを、この制度で定められている条件ごとに整理します。

対象かどうかを、この順に確認します
  1. 1地域丸森町・宮城県(市区町村の制度のため、その市区町村内に事業所があることが基本)
  2. 2規模従業員数の制約は示されていません
確認することこの制度の内容
地域丸森町・宮城県(市区町村の制度のため、その市区町村内に事業所があることが基本)
規模従業員数の制約は示されていません
この制度の文章にある言葉ProdX Crowd編集部の見方
法人法人が対象です。履歴事項全部証明書(登記事項証明書)と、直近の決算書が、基本の提出書類になります。
登録認定・登録・承認を受けていることが、条件になっている場合があります。取得に時間がかかるものは、申請より先に手続きを始めます。

この制度の内容

区分内容
事業者の区分移住支援金の支給対象法人を募集します! / 移住支援金(就業の場合)の対象法人としての登録を希望する法人等を募集しています。
地域| しごと・産業 | 丸森町 宮城県では、東京圏への過度な一極集中の是正と県内法人等の人手不足解消を目的として、東京圏からの移住者のうち、宮城県が「対象として登録した法人等」に就業した方に対し、移住支援金を支給する事業を行っています。
申請の方法登録に係る申請書等は、以下よりダウンロードできます。
この制度の文章にある言葉ProdX Crowd編集部の見方
法人法人が対象です。履歴事項全部証明書(登記事項証明書)と、直近の決算書が、基本の提出書類になります。
登録認定・登録・承認を受けていることが、条件になっている場合があります。取得に時間がかかるものは、申請より先に手続きを始めます。

「移住支援金の支給対象法人を募集します!」の手続きの流れと日程

この制度は通年で受け付けられています。予算がなくなり次第、受付を終了する場合があります。

手続きの流れ
  1. 申請計画書・見積書を提出
  2. 審査1〜3か月
  3. 交付決定ここから発注できる
  4. 発注・実施期間内に支払いまで
  5. 実績報告証拠書類を提出
  6. 検査・確定補助額が決まる
  7. 入金お金が入るのは最後

発注・契約は「交付決定」の後。お金が入るのは、最後の「入金」です。

「移住支援金の支給対象法人を募集します!」についてのよくある質問

Q&A移住支援金の支給対象法人を募集します!

経営者のイメージ写真
経営者

Q. 移住支援金の支給対象法人を募集します!の受付期間はいつですか?

解説役のイメージ写真
ProdX Crowd編集部
A.

通年で受け付けています。予算の状況により終了することがあるため、早めに実施機関へ確認します。

この制度を検討するときの確認リスト

確認項目状況
対象の地域(丸森町・宮城県)に、事業所がある□ はい □ いいえ
交付決定(または承認)の前に、発注・契約をしない□ はい □ いいえ
後払いの資金繰り(つなぎ資金)の目処が立っている□ はい □ いいえ

情報の確認元:丸森町の公開情報。最新の募集状況・申請書類は、実施機関のページで入手できます。 情報取得日:2026/10/12。