支援事例建設業から生活サービス業 / 新規事業・商圏分析

建設業から、地域の生活需要を捉えたコインランドリー事業へ。

公共・民間工事で地域との関係を築いてきた建設関連事業者が、受注型の事業だけに依存しない新たな収益源として、地域の生活需要と商圏を確認しながらコインランドリー事業を検討した事例です。

業種
建設業から生活サービス業
支援テーマ
新規事業
区分
経営コンサルティング
建設業から生活サービス業のイメージ
イメージ画像です。実際の支援先を撮影したものではありません。

+OUR SUPPORT

この事例での、ProdX Crowdの支援

事業の構想と計画を、経営の判断としてたどれるように整理する支援を行いました。支援の範囲は構想・計画の整理までで、実施や成果を示すものではありません。

  • 課題と真因の整理表面の問題と、その奥の原因を切り分けました。
  • 強みの棚卸しと打ち手の検討すでにある経営資源を、どう使うかを複数の選択肢で比べました。
  • 取り組みの具体化進める順序と、現場で何が変わるのかを、言葉と図で整理しました。
  • 実行の条件の整理法令・安全・体制など、進める前に確かめることを洗い出しました。

01COMPANY

この企業の事業と、強み

この事業者は、公共工事や民間工事を通じて、地域との関係を築いてきた建設関連の事業者です。建設事業は、工事を受注して施工する形が中心です。

工事を通じて築いた、地域との関係と、設備や施設に関する知見が、既存の経営資源として考えられます。

共働きや子育て世帯などの、地域の生活需要が想定されています。周辺の競合店舗の状況も、検討の対象です。

02PROBLEM

直面していた課題と、その本当の原因

支援では、受注型の建設事業だけに依存しない、新たな収益源を検討していたと整理されています。建設とは異なる市場へ進出する場合、顧客、立地、運営の方法を、新しく設計する必要があります。

03ACTIONS

取り組みの具体像

支援では、立地の検討、設備と運営モデルの設計、集客する商圏の設定が、準備項目として挙げられています。

  • 1地域の生活需要の確認周辺の世帯構成、洗濯の習慣、既存の設備の状況を調べます。需要の根拠を数で持つことが、立地の判断を支えます。
  • 2共働き・子育て世帯のニーズ洗濯の時間が取りにくい世帯が、大型の洗濯や乾燥を求める傾向を整理します。利用の時間帯と頻度を想定します。
  • 3周辺競合店舗の状況近隣のコインランドリーの設備、料金、混み具合を確認します。差別化できる点があるかを判断します。
  • 4コインランドリーの立地検討人の動線、駐車場、視認性を基準に、候補を比べます。立地は、事業の収益を最も左右する条件です。
  • 5設備と運営モデル洗濯機・乾燥機の種類と台数を、想定する利用者数から決めます。清掃と点検の運営の流れも、設計に含めます。

04VISION

この取り組みが目指す姿

検討した内容は、建設事業に加えて、地域の生活需要を捉えたコインランドリー事業の構想です。

05POINT

この事例から考えられること

従来の事業とは異なる市場に進出するときは、顧客、立地、運営の方法を、新しく設計し直す必要があります。既存事業の知見が活きる点と、新しく学ぶ点を分けて整理することが、判断の助けになります。

受注型の建設事業とは異なり、コインランドリーは日々の利用料で成り立つ事業です。需要の確認、立地の選定、設備の規模の三つを順に固めたうえで、投資の判断をします。無人運営では、トラブルの連絡先と、清掃・点検の頻度を決めておくことが、利用者の信頼につながります。

06SUMMARY

この支援で整理した主なポイント

  • 受注型の建設事業だけに頼らない、新しい収益源を課題にした。
  • 地域の生活需要と競合の状況を、確認する対象にした。
  • 立地と商圏の設定を、事業の出発点に置いた。
  • 設備と無人運営のモデルを設計した。

07RELATED SERVICES

関連するサービス

※掲載事例は、過去の支援内容(事業の構想・計画の整理)をもとに、企業・個人が特定されないよう情報を匿名化・再構成しています。

08RELATED CASES

関連する支援事例

建設業(足場工事)事業多角化経営支援

足場工事会社が持っていた「筋力」の専門性を、二毛作型ジム事業へ。

建設とは異なる収益源を持ち、同じ施設・設備を時間帯で使い分けて稼働率を高める、市況に左右されにくい経営を目指す。既存の関係の中から顧客を迎える、再現性のある進め方を示した。

当初の課題
足場事業への依存が大きく、建設市況の悪化が会社全体の売上に直結する。営業は経営者個人に依存し、従業員の高齢化や資材価格の上昇も重なっていた。収益の柱が一つで、その状態が外部の市況に左右される構造だった。
支援した打ち手
経営者のウエイトリフティングの競技・指導経験と人脈を活かし、昼は中高年の筋力維持、夜は競技者の本格トレーニングに使う二毛作型ジムを構想した。足場事業は継続しながら、経営資源の転用で新しい収益源をつくる設計とした。
目指す方向
建設とは異なる収益源を持ち、同じ施設・設備を時間帯で使い分けて稼働率を高める、市況に左右されにくい経営を目指す。既存の関係の中から顧客を迎える、再現性のある進め方を示した。

教育(ピアノ教室)事業モデル経営支援

ピアノ教室のノウハウを、フランチャイズ事業へ。

複数拠点へ展開できるFCモデルとして設計。

当初の課題
運営方法が他拠点で再現できる仕組みになっていない。
支援した打ち手
加盟条件・本部支援・料金・運営フローを整理。
目指す方向
複数拠点へ展開できるFCモデルとして設計。

保険・自動車関連サービス事業モデル転換経営支援

自社で車両を増やし続ける成長モデルから、同業者を支えるBtoB型サービスへ。

加盟代理店が増えても自社車両を同じ割合で増やさずに済む、資産保有型からネットワーク型への事業モデル転換を目指す。拡大のしかたそのものを変える取り組みとして整理した。

当初の課題
レンタカー売上を増やすには車両・保管場所・整備・管理人員を増やす必要があり、成長するほど固定資産と管理コストが膨らむ構造だった。事業は好調でも、成長のたびに経営の負担が増える状態だった。
支援した打ち手
自社で車両を持って対応するBtoCモデルから、他の保険代理店へ事故受付・レンタカー・レッカー・修理の機能を一括提供するBtoBモデルへの転換を構想した。パートナーの事業者をネットワーク化し、本部が一次窓口を担う形を設計した。
目指す方向
加盟代理店が増えても自社車両を同じ割合で増やさずに済む、資産保有型からネットワーク型への事業モデル転換を目指す。拡大のしかたそのものを変える取り組みとして整理した。

同じような課題を検討している方へ

同じ業種・同じ取り組みでなくても構いません。設備投資、新規事業、販路開拓、AI活用など、現在考えていることを伺い、まず何を整理すべきか一緒に考えます。