支援事例部品製造業 / 高付加価値化・新市場進出

ボタン製造の加工技術を、デザイン性の高い生活雑貨部品へ。

服飾用ボタンの製造技術と着色・研磨技術を持つ事業者が、傘の持ち手、香水瓶のキャップ、家具用の取っ手など、異なる市場への展開を整理した事例です。

業種
部品製造業
支援テーマ
事業モデル
区分
経営コンサルティング
部品製造業のイメージ
イメージ画像です。実際の支援先を撮影したものではありません。

+OUR SUPPORT

この事例での、ProdX Crowdの支援

事業の構想と計画を、経営の判断としてたどれるように整理する支援を行いました。支援の範囲は構想・計画の整理までで、実施や成果を示すものではありません。

  • 課題と真因の整理表面の問題と、その奥の原因を切り分けました。
  • 強みの棚卸しと打ち手の検討すでにある経営資源を、どう使うかを複数の選択肢で比べました。
  • 取り組みの具体化進める順序と、現場で何が変わるのかを、言葉と図で整理しました。
  • 実行の条件の整理法令・安全・体制など、進める前に確かめることを洗い出しました。

01COMPANY

この企業の事業と、強み

この事業者は、服飾用のボタンなどを製造し、着色や研磨の技術を持っています。

ボタンの製造技術に加え、色を付ける技術と磨く技術が、見た目の品質を高める中核の強みです。

傘、香水瓶、家具といった、デザイン性が重視される生活雑貨の分野が、新しい市場として想定されています。

02PROBLEM

直面していた課題と、その本当の原因

支援では、新たな収益の柱が必要だったと整理されています。

03STRATEGY

選んだ打ち手と、その理由

支援では、既存の加工技術を、傘の持ち手、香水瓶のキャップ、家具用の取っ手などに応用し、異なる市場で顧客を開拓する方針が整理されています。新たな製造設備を整え、デザイン性と付加価値を訴求しながら、BtoBの販売体制を検討します。

04ACTIONS

取り組みの具体像

支援では、新たな製造設備の導入と、BtoBの販売体制の検討が挙げられています。

  • 1既存の加工技術の応用服飾用ボタンで培った着色と研磨の技術は、他の部品でも質感と色を決める力になります。技術を変えずに、使う用途を変える発想です。
  • 2傘の持ち手手に触れる部品として、質感と色の美しさが価値になります。デザイン性を求めるブランドが、主な顧客です。
  • 3香水瓶のキャップ商品の印象を決める部品です。色、艶、重さの違いが、商品の価値の表現になります。
  • 4家具用取っ手日々触れる部品として、使いやすさとデザイン性が求められます。家具メーカーや設計者への提案が入口になります。
  • 5異なる市場での顧客開拓服飾以外の分野で、部品を求めている事業者を探します。展示会や紹介を通じて、サンプルを手に取ってもらう機会をつくります。
  • 6新たな製造設備新しい用途の大きさや形に対応できる設備を整えます。必要な設備を用途ごとに絞り、投資を抑えます。
  • 7デザイン性と付加価値の訴求・BtoB販売体制の検討色と質感の見本を揃え、提案できる資料を整えます。BtoBで継続して取引できる、受注と納品の体制を整えます。
  • 8打ち手の見方「加工技術の応用先・新市場・設備を整理」という打ち手は、導入そのものが目的ではありません。導入の前に比べる基準(現状の数字)を決め、導入の後に同じ条件で測り直して、目標との差を確かめます。

05VISION

この取り組みが目指す姿

支援した内容は、ボタン製造の加工技術を複数の生活雑貨部材へ応用し、新しい市場へ展開することです。

06POINT

この事例から考えられること

自社の技術が「何を作れるか」ではなく、「誰の何の価値を高められるか」から考えることがポイントです。

新しい市場の顧客は、品質とデザインの基準が既存の取引と異なるため、試作とサンプルで早めに相手の反応を得ることが重要です。

07SUMMARY

この支援で整理した主なポイント

  • 着色・研磨を含む加工技術を、強みとして整理した。
  • 傘の持ち手・香水瓶のキャップ・家具用取っ手への応用を整理した。
  • 異なる市場での顧客開拓と、BtoBの販売体制を設計した。
  • 新たな製造設備と、デザイン性の訴求を、準備項目にした。

08RELATED SERVICES

関連するサービス

※掲載事例は、過去の支援内容(事業の構想・計画の整理)をもとに、企業・個人が特定されないよう情報を匿名化・再構成しています。

09RELATED CASES

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目指す方向
加盟代理店が増えても自社車両を同じ割合で増やさずに済む、資産保有型からネットワーク型への事業モデル転換を目指す。拡大のしかたそのものを変える取り組みとして整理した。

同じような課題を検討している方へ

同じ業種・同じ取り組みでなくても構いません。設備投資、新規事業、販路開拓、AI活用など、現在考えていることを伺い、まず何を整理すべきか一緒に考えます。