支援事例美容業 / EC・事業モデル拡張・セルフケア
美容室で培ったカウンセリングの価値を、自宅のヘアケアにも。
一人ひとりの髪や地肌に合わせた薬剤選定と丁寧なカウンセリングを強みとしてきた美容室が、顧客のセルフケアの需要がある一方、来店しなければ商品やサービスを提供しにくいという販売の構造に向き合った事例です。美容室で扱うヘアケア商品をECでも提供し、自宅でも継続してセルフケアできる仕組みを設計しました。

- 課題セルフケアの需要はあるが、来店しないと提供しにくい。
- 支援した打ち手商品選定ノウハウ・EC・継続購入・アフターフォローを整理。
- 目指す状態ECで自宅でも継続してセルフケアできる仕組み。
+OUR SUPPORT
この事例での、ProdX Crowdの支援
事業の構想と計画を、経営の判断としてたどれるように整理する支援を行いました。支援の範囲は構想・計画の整理までで、実施や成果を示すものではありません。
- 課題と真因の整理表面の問題と、その奥の原因を切り分けました。
- 強みの棚卸しと打ち手の検討すでにある経営資源を、どう使うかを複数の選択肢で比べました。
- 取り組みの具体化進める順序と、現場で何が変わるのかを、言葉と図で整理しました。
- 実行の条件の整理法令・安全・体制など、進める前に確かめることを洗い出しました。
01COMPANY
この企業の事業と、強み
この美容室は、一人ひとりの髪や地肌の状態に合わせて、薬剤を選び、丁寧なカウンセリングを行うことを強みとしてきました。お客様は、サロンでの施術だけでなく、自宅でのケアにも関心を持っています。ところが、自宅用のトリートメントやシャンプーを購入するには来店が必要で、来店しなければ、サロンのこだわりや商品の選び方を活かしたサービスを受けられません。自宅でのケアを支えるサービスが、販売の構造上、提供しにくい状態になっていました。
02PROBLEM
直面していた課題と、その本当の原因
サロンの価値は、一人ひとりに合った提案にあります。セルフケアの商品を単に販売するだけでは、その価値が伝わりません。そこで、サロンが培ってきた商品選定のノウハウを、ECの商品説明や提案にどう反映するかを整理しました。既存のお客様が継続してセルフケアを行うための購入の流れ、施術後のアフターフォロー、商品説明のためのホームページの内容を、一つの仕組みとして考えることが論点でした。
- 1表面的な課題自宅用の商品を提供したい。
- 2本質的な課題サロンの選定の知見が、来店しなければ活用されない販売の構造。
- 3経営上の論点店舗の外でも、選定の価値を届けるにはどうするか。
03STRATEGY
選んだ打ち手と、その理由
事業支援では、顧客のセルフケアの需要と、サロンが培ってきた商品選定のノウハウを整理しました。トリートメントやシャンプーなど、自宅でのケアに関わる商品をECで提供する場合の、商品の揃え方、商品説明の方法、ホームページでの案内を検討しています。既存のお客様の継続購入と、施術後のアフターフォローを含め、自宅でも継続してセルフケアできる仕組みとして整理しました。
来店を増やす案内を強化する方法もありますが、来店という条件が残る限り、セルフケアの需要には十分に応えられません。サロンの選定の知見をECの提案に活かせば、来店に依存せず、サロンの価値を自宅に届けられます。既存の顧客との関係という強みを活かせる点も、判断の理由です。
04ACTIONS
取り組みの具体像
実行に向けて、取り扱う商品の選定、商品説明の内容、ECサイトの準備、既存のお客様への案内の方法、アフターフォローの手順を整理しました。
- 1顧客のセルフケア需要来店の間にも自宅でケアを続けたい、というお客様の声を整理します。需要が明確なお客様から始めると、提案しやすくなります。
- 2商品選定ノウハウ髪質、地肌の状態、希望に合わせて薬剤や商品を選ぶ知見を、整理して言葉にします。この知見が、ECでの提案の核です。
- 3トリートメント・シャンプー日常で継続して使うものから商品構成を決めます。使い続けやすい価格と容量にすることが、継続購入の条件です。
- 4EC来店していなくても、自宅で注文できる窓口を整えます。選び方の案内を添えることで、店で相談するときと同じ安心を届けます。
- 5既存顧客の継続購入施術のあとに、自宅用の商品を案内し、なくなる頃に再購入を促します。来店に依存せずに、関係が続く流れをつくります。
- 6アフターフォロー商品の使い心地や、髪の状態を聞き、次の提案に活かします。丁寧なフォローが、サロンへの信頼を深めます。
- 7ホームページ・商品説明商品の特徴と、選び方の考え方を分かりやすく伝えます。カウンセリングの知見が、説明の質として表れます。
05VISION
この取り組みが目指す姿
整理した取り組みは、美容室で扱うヘアケア商品をECでも提供し、顧客が自宅でも継続してセルフケアできる仕組みです。
06POINT
この事例から考えられること
専門家の「選ぶ力」は、サービスの価値の中心です。その価値を、来店という条件から切り離して届けられるかどうかが、事業の広がりを決めます。ただの商品販売ではなく、提案を含めて届けることで、他との違いが生まれます。
サロンの強みは、一人ひとりに合った提案です。商品を単に並べて売るだけではその強みが伝わらないため、選び方の案内を丁寧に作ることが最優先です。ケアの内容は、使い方と選び方の案内として伝えます。
07SUMMARY
この支援で整理した主なポイント
- 既存のお客様のセルフケア需要を整理した。
- カウンセリングで培った商品選定の知見を、ECの提案に活かす形にした。
- 自宅で使い続けやすい商品構成と、注文の流れを設計した。
- アフターフォローで、来店と購入の関係を保つ仕組みにした。
- 来店に依存せず、サロンの価値を自宅に届ける事業として計画にまとめた。
08RELATED SERVICES
関連するサービス
※掲載事例は、過去の支援内容(事業の構想・計画の整理)をもとに、企業・個人が特定されないよう情報を匿名化・再構成しています。
09RELATED CASES
関連する支援事例
スポーツ玩具の卸売から、自社ECによる消費者直販へ
データを次の商品選定に戻し、卸売と直販が互いを支える循環を整理した。
- 当初の課題
- 卸売だけでは最終消費者との接点が少なく、購入者・購入理由・支持された商品・不満・次に求めるものを直接把握しにくかった。
- 支援した打ち手
- 卸売に自社ECを加える複線化として整理し、ECの最大の価値を売上ではなく一次顧客データの取得に置いた。
- 目指す方向
- データを次の商品選定に戻し、卸売と直販が互いを支える循環を整理した。
企業の燃料コスト削減ニーズから、新たな法人向けサービスを設計。
燃料コスト削減サービスのBtoBモデルを設計。
- 当初の課題
- 既存事業だけに依存せず、新たな収益源が必要。
- 支援した打ち手
- 対象顧客・供給の仕組み・代理店モデル・営業を整理。
- 目指す方向
- 燃料コスト削減サービスのBtoBモデルを設計。
農産加工と弁当製造の強みを、企業向け福利厚生サービスへ。
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- 当初の課題
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- 支援した打ち手
- 冷凍弁当・製造拠点・企業向け提供の仕組みを整理。
- 目指す方向
- 福利厚生としての冷凍弁当提供を計画。
同じような課題を検討している方へ
同じ業種・同じ取り組みでなくても構いません。設備投資、新規事業、販路開拓、AI活用など、現在考えていることを伺い、まず何を整理すべきか一緒に考えます。
補助金・経営支援顧問

