高校生の通学費等助成
高校生の通学費等助成(厚真町)の対象者、金額、対象経費、日程、注意点を、この制度の内容にそって整理しました。
厚真町の「高校生通学費等還元」は、町外の高校へ通う子の保護者に、月5,000円×5か月分を町内で使えるポイントで返す制度
厚真町の「高校生の通学費等助成」(町の事業名は「高校生通学費等還元事業」)は、町外の高校に通う、あるいは町外で下宿している高校生の保護者に、負担している通学費や下宿代などの一部を「あつまるポイント」で返す制度です。現金の給付ではありません。町内で購買などに使えるポイントとして交付されます。
先に、この制度を位置づけておきます。事業者向けの補助金ではなく、町民(保護者)向けの子育て支援です。ProdX Crowd編集部は、自治体の制度全般を調べる中で、締切が近いものとして取り上げました。事業者が読む記事としては縁が遠いと感じるかもしれませんが、従業員の子どもが町外の高校に通っている会社や、厚真町で子育て世代を採用したい会社にとっては、福利厚生の話題として役に立ちます。
この記事の根拠は、厚真町の公式ページ(住民課、2026年9月8日更新)と、同じページに添付されている申請書様式、同じ町の関連ページです。制度の骨格を、まず表で確認します。
| 項目 | 内容(厚真町の公式ページより) |
|---|---|
| 実施機関 | 北海道厚真町(住民課 子育て支援グループ) |
| 対象 | 町外の高校へ通学または下宿などしている高校生の保護者。町内在住の保護者に限る |
| 高校の範囲 | 町外の高校に在学している高校生。高等専門学校は1年生から3年生 |
| 助成額 | 月額5,000円×5か月分 |
| 対象期間 | 令和8年4月から令和8年9月のうち、長期休暇1か月分を除く5か月分 |
| 受付期間 | 令和8年10月31日(土曜日)まで。窓口での受付は10月30日(金曜日)まで |
| 形式 | 町内で購買等に使えるポイント(あつまるポイント)で還元 |
| 申請方法 | 町公式LINEの「各種申請」、または窓口 |
| 問い合わせ | 住民課 子育て支援グループ 電話0145-26-7872(直通) |
この記事で順に整理するのは、いくらもらえるのか、誰が対象か、どの期間が対象か、申請に何を持っていくか、LINEと窓口のどちらが向くか、そしてつまずきやすい点です。そのうえで、同じ町の関連制度との関係も扱います。
いくら返ってくるのか。月5,000円×5か月分の意味
公式ページの助成額は「月額5,000円×5か月分」です。単純に掛け算をすれば、1人の高校生につき5,000円×5か月=25,000円分のポイントになります。ページにある数字を掛け算しただけで、制度に書かれていない上乗せや調整はありません。
ここで確認しておきたいのは、対象期間の書き方です。「令和8年4月から令和8年9月の長期休暇1か月分を除く5か月分」とあります。4月から9月は暦の上で6か月です。そこから、長期休暇にあたる1か月分を除いて、5か月分になります。夏休みなど、通学の実態が薄い月を1か月外す考え方だと読めますが、「どの月を除くか」を町がどう扱うかは、ページには書かれていません。申請の際は、通学の実態にかかわらず一律5か月分として扱われるのか、窓口で確認するのが確実です。
| 見るポイント | ページに書かれていること | 申請前に確かめたいこと |
|---|---|---|
| 月額 | 5,000円 | 実際の通学費がこれを下回る月がある場合の扱い |
| 月数 | 5か月分 | 除かれる「長期休暇1か月分」の考え方 |
| 合計 | 計算すると25,000円 | 子どもが複数いる場合は子ども1人ごとに申請書の欄がある |
| 形式 | 町内で購買等に使えるポイント | 使える店舗、有効期限、1回あたりの使い方 |
実際の通学費が月5,000円に満たない場合に、実費に合わせて減るのか、定額なのかは、公式ページからは読み取れません。ここは書き足さずに、住民課子育て支援グループ(0145-26-7872)へ問い合わせてください。あつまるポイントの使える店舗やポイントの有効期限も、このページには出ていません。
仮の数字で考える:通学費が実際にいくらかかっているか
ここからは、仮の数字を使った考え方の整理です。制度の数字ではありません。
たとえば、町外の高校へ電車とバスで通い、定期代が月に15,000円かかる家庭があるとします(仮の数字)。5か月分の通学費は75,000円です。還元されるポイントは25,000円分ですから、負担の約3分の1が、町内で使えるポイントの形で戻ってくる計算になります。
下宿をしている場合は、下宿代の月額が通学費の代わりになります。仮に月額40,000円なら、5か月で200,000円ですから、還元のポイントは負担の8分の1ほどです。制度は「一部を還元する」ものであり、負担の全額を補うものではありません。
| 仮の家庭 | 月の負担額(仮) | 5か月の負担額(仮) | 還元ポイント | 還元の割合の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 電車・バス通学 | 15,000円 | 75,000円 | 25,000円分 | 約3分の1 |
| 下宿 | 40,000円 | 200,000円 | 25,000円分 | 約8分の1 |
| 送迎中心で費用が少ない | 5,000円 | 25,000円 | 25,000円分 | 負担と同額 |
この表の「負担額」はすべて仮の数字です。実際の申請では、領収書などで負担額を示す手続きがあるのか、在学証明書だけで足りるのかを、次の節で整理します。
誰が対象になるのか。保護者の住所、高校の場所、学年
対象は「町外の高校へ通学または下宿などしている高校生の保護者」で、「町内在住の保護者に限る」と、ページに明記されています。条件を分けて見ると、次の3点になります。
| 条件 | 内容 | つまずきやすい点 |
|---|---|---|
| 保護者の住所 | 厚真町内に住んでいること | 子どもだけが町内に住民票を置き、保護者が町外という形は、ページの文面からは対象外と読める |
| 高校の場所 | 町外の高校 | 厚真町内にある学校への通学は、この制度の対象として書かれていない |
| 学年 | 高校生。高等専門学校は1年生から3年生 | 高専の4年生・5年生は対象に含まれない書き方になっている |
「高等専門学校については1〜3年生」という書き方は、実務上の大事な区切りです。高専は5年制ですが、1年生から3年生は、年齢の上では高校生と同じ時期にあたります。4年生以上は、この制度の対象外として扱われると読むのが自然です。ただし、この点を個別のケースに当てはめる判断は、町に確認してください。
また、ページには「通学または下宿などしている」とあります。通学の定期代も、下宿の費用も、制度が想定している負担です。「下宿など」の「など」に何が入るのか(寮費、アパート代、親戚宅への滞在費など)は、ページに書かれていません。窓口で具体的に聞くのが安全です。
保護者が複数いる場合、ひとり親の場合
ページには、保護者のうち誰が申請者になるかの規定は出ていません。申請書の様式には「申請者 氏名」「電話」「子どもとの続柄」の欄があります。続柄を書く欄があるのは、親権者に限らず、子どもの費用を実際に負担している保護者を想定しているためと考えられます。ただし、続柄の範囲について町がどう運用しているかは、ページでは確認できません。祖父母が通学費を負担しているような場合は、事前に住民課へ聞いてください。
どの期間の費用が対象か。4月から9月の半年分を、10月末までに申請する
対象期間は令和8年4月から令和8年9月です。受付は令和8年10月31日(土曜日)まで、窓口は10月30日(金曜日)までと書かれています。土日祝日の窓口は閉まっているため(開庁時間は8時30分から17時30分、土曜・日曜・祝日と12月30日から1月4日は除く)、10月31日は窓口では受け付けられない日です。
| 日付 | 曜日 | できること |
|---|---|---|
| 令和8年10月30日 | 金曜日 | 窓口での申請の最終日 |
| 令和8年10月31日 | 土曜日 | LINEでの申請の最終日(ページの受付期間の末日) |
| 令和8年11月上旬から下旬 | - | LINE申請の場合、ポイント交付まで1か月程度かかるとページに記載 |
今回の受付が、令和8年4月から9月分を対象としていることから、町では半年ごとにまとめて受け付けていると考えられます。次の期間(令和8年10月以降の分)がいつ、どのように受け付けられるかは、このページには出ていません。年度の後半にも同じ形で募集があるのか、次回の受付時期を住民課へ聞いておくと、申請を忘れずに済みます。
今日から締切までの時間
この記事の作成日は令和8年10月12日です。窓口の最終日である10月30日まで、2週間半ほどあります。10月12日は祝日(スポーツの日)にあたるため、役場が開く日としては、翌日の13日から数えます。月曜日から金曜日の窓口受付だけを数えると、14日ほどの猶予です。在学証明書は学校で発行してもらう必要があるため、窓口に行く前に学校への依頼期間を見込んでおくと安心です。
申請に必要なもの:在学証明書、あつまるカード、申請書
窓口へ持参する書類は、ページに3つ記載されています。
| 書類 | ページの記載 | 準備のコツ |
|---|---|---|
| 在学証明書 | 発行日から2か月以内。卒業証書は不可 | 学校の事務室で発行。発行手数料や日数は学校ごとに違うため、早めに依頼する |
| あつまるカード | 窓口での申請はアプリも利用可 | カード本体、またはアプリの画面を窓口で示す。持っていない場合の発行方法は町内の店舗等で申し込めると町の別ページにある |
| 子育て支援還元ポイント交付申請書 | PDFとWordの様式が用意されている | 公式ページから印刷して、事前に記入しておくと窓口で早い |
在学証明書の「発行日から2か月以内」は、申請書様式の下の欄にも「在学している高校の直近2ヶ月以内発行の在学証明書」とあり、ここは一致しています。卒業証書は不可とあるのは、卒業した人は対象にならないという意味ではありません。対象期間(4月から9月)に在学していたことを示す書類として、在学証明書を求めているということです。期間の途中で休学・退学・転学した場合の扱いは、次の節で触れる「返還」の規定と関係しますので、あわせて確認してください。
申請書様式を読む:子どもごとに欄があり、区分に「通学費等」がある
申請書様式(様式第1号)は、「子育て支援還元ポイント交付申請書(あつまるポイント)」という名前で、町の別の事業(子育て支援医療費還元など)と共通の様式になっています。様式には、次の項目があります。
| 欄 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 氏名、電話番号、子どもとの続柄 |
| 子どもの氏名・年齢 | 子ども1人ごとに記入する欄が4人分ある |
| 還元ポイントの区分(職員記入欄) | 医療費、利用者負担、通学費等のうち、該当するものにチェック |
| 還元ポイント数 | 職員が記入 |
| 備考欄 | 必要なことを記入 |
| 通学費等についての確認 | 「休学や退学の事実が発生した場合は、該当期間の還元ポイントに相当する金額を返還します」にチェック |
| 添付書類(通学費等) | 在学している高校の直近2か月以内発行の在学証明書 |
様式で目を引くのは、「休学や退学の事実が発生した場合は、該当期間の還元ポイントに相当する金額を返還します」というチェック欄です。通学費等で申請する場合は、ここへ同意の印をつけることになります。受け取ったポイントは、申請の後に休学や退学があれば、その期間分を返す約束になっています。
つまり、実務の上では、受け取ってからも、子どもの在学状況の変化に注意が必要です。休学・退学が起きたときは、速やかに住民課へ連絡するのが良いと考えられます。返還の具体的な手続き(ポイントの返却か、現金か)は、様式にもページにも書かれていませんので、確認先は住民課子育て支援グループ(0145-26-7872)です。
医療費・利用者負担との違い
同じ様式に「医療費」「利用者負担」の区分があります。「医療費」は子育て支援医療費還元事業、「利用者負担」は厚真町こども園の利用者負担額の還元で、添付書類は医療費の領収書、こども園の領収書、そして通学費等は在学証明書です。つまり、通学費等の区分では、領収書などの添付は求められておらず、在学証明書で在学の事実を確認する仕組みになっています。
通学費の領収書や、定期券の写し、下宿代の契約書は、様式の添付書類欄には出てきません。このことから、制度は「実費を確認して還元する」よりも、「月額5,000円×5か月分を、在学を確認して還元する」という定額の枠組みだと読めます。それでも、実際に窓口で追加書類を求められることがないとは言い切れません。念のため、通学費の領収書や定期券の控え、下宿の契約書などを手元に置いてから窓口へ行くと、慌てずに済みます。
申請の方法を選ぶ:LINEか窓口か
申請の窓口は2通りです。ページには、LINEで申請が可能であることと、窓口に書類を持参する手続きの両方が書かれています。
| 方法 | 手順(ページの記載) | かかる時間 | 向く人 |
|---|---|---|---|
| 町公式LINE | LINEのトーク画面から「各種申請」をタップ | ポイント交付まで1か月程度 | 平日の昼間に役場へ行けない人、書類を写真で出せる人 |
| 窓口(住民課子育て支援グループ) | 総合ケアセンターゆくり内。在学証明書、あつまるカード、申請書を持参 | その場で書類確認ができる | 書類に不安があって職員に見てもらいたい人 |
| 窓口(上厚真支所) | 厚南会館内。持参する書類は同じ | 同上 | 上厚真地区に住んでいて、本庁が遠い人 |
町公式LINEについては、町の別ページに説明があり、LINEヤフー株式会社が提供するLINEを運用していること、災害時の緊急情報やイベント情報の配信のほか、各種証明書の申請手続きなども行えること、アカウント名は「厚真町」で、ID検索なら「@atsuma」で友だち登録できることが書かれています。LINEでの申請は、ポイント交付まで1か月程度かかる場合があるとページに明記されています。
日程を逆算する
LINEで申請する場合は、10月31日の受付ぎりぎりに出すと、ポイントの手元への交付は11月末から12月になる計算です。ポイントの使い道が決まっていて、早く使いたい場合は、早めに申請するほうが有利です。窓口で書類が揃っていれば、ポイントの交付までの待ち時間が短くなるかどうかは、ページには書かれていません。窓口で確認してください。
| 逆算の目安(仮に、窓口で申請する場合) | やること |
|---|---|
| 10月中旬まで | 学校に在学証明書の発行を依頼。申請書を印刷して記入する |
| 10月下旬の前半 | あつまるカードの持ち物(カード、またはアプリの画面)を確認。持っていなければ町内の店舗等で申し込む |
| 10月30日(金曜日)まで | 窓口で申請。この日が窓口の最終日 |
| 10月31日(土曜日) | LINEでの申請ならこの日まで受付 |
つまずきやすい点
公式ページの内容から、見落としやすい点を表にまとめます。
| つまずきやすい点 | 内容 | 対処 |
|---|---|---|
| 窓口の期限が1日早い | LINEは10月31日まで、窓口は10月30日まで。31日は土曜日で窓口が閉まっている | 窓口へ行くなら30日の17時30分までを意識して、余裕を持って行く |
| 在学証明書の有効期限 | 発行日から2か月以内。早く取りすぎると使えない | 申請の直前に発行してもらう |
| 保護者の住所 | 町内在住の保護者に限る | 住民票が町外にある場合は、事前に住民課へ確認する |
| 休学・退学 | 受け取ったポイントは、該当期間分を返還する約束になる | 在学状況が変わったら、すぐに住民課へ連絡する |
| あつまるカード | 持っていないと申請に進めない | 町内の店舗等で申し込める。当日すぐ発行されるかは確認が必要 |
| ポイントの使い道 | 町内で購買等に使えるポイント | 使える店舗や有効期限は、町の案内で確認する |
| 次の申請時期 | 今回は4月から9月分 | 次回の受付開始時期を、窓口で聞いておく |
あつまるカードとは何か。町の別ページから分かること
この制度の還元は、あつまるカードの「あつまるポイント」で行われます。町の別ページ(物価高騰経済対策としての電子マネー付与事業のお知らせ)には、あつまるカード電子マネーとして5,000円分を付与する事業が出ています。対象は令和8年9月1日に厚真町の住民基本台帳に記録されている世帯の世帯主などで、申請書は令和8年10月上旬(予定)に対象世帯へ郵送されるとあります。付与日は令和8年10月末以降(予定)に順次で、申請から付与まで2〜4週間程度かかり、申請期限は令和9年1月15日、有効期限は令和9年3月31日です。
この別の事業は、通学費の還元とは制度が別で、対象者も手続きも違います。ただ、あつまるカードを持っていない世帯は、町内の店舗等で申し込むと随時発行していると書かれていますので、カードがまだ手元にない保護者は、この機会に作っておくと、通学費の還元の申請にもそのまま役立ちます。
| 比べる点 | 高校生通学費等還元 | あつまるカード電子マネー付与事業(5,000円分) |
|---|---|---|
| 根拠の位置づけ | 子育て支援(町の事業) | 物価高騰経済対策事業 |
| 対象 | 町外の高校へ通う子の保護者(町内在住) | 令和8年9月1日時点の世帯の世帯主、9月1日から12月31日までの転入世帯の世帯主 |
| 金額 | 月額5,000円×5か月分 | 5,000円分 |
| 申請の流れ | LINEまたは窓口 | 郵送された申請書を返信用封筒で提出、または窓口持参 |
| 問い合わせ | 住民課 子育て支援グループ 0145-26-7872 | 産業経済課 経済グループ 0145-27-2486 |
厚真町のほかの子育て支援との関係
町の「補助・助成・支援」のページには、子育て世代にかかわる制度が並んでいます。通学費の還元と並べて見ると、町が「町内で使えるポイントで子育て費用を返す」という考え方で、複数の制度を作っていることが分かります。
| 制度 | 内容(町の公式ページより) | 通学費還元との関係 |
|---|---|---|
| 子育て支援医療費還元 | 0歳から18歳(高校生)までの子どもの保護者に、医療費の自己負担額相当分をポイントで還元。同じ申請書様式を使う | 同じ窓口、同じ様式で、同時に申請できる |
| 子育て世帯の賃貸住宅家賃一部助成 | 賃貸住宅(公営住宅を含む)の子育て世帯に、子ども1人あたり月額最大3,000円分をポイントで還元。令和8年10月31日まで受付 | 同じ受付期間で、同じ窓口。対象は18歳までの子どもがいる世帯 |
| 出産祝い金制度 | 1年以上在住している方が、第3子以降を出産した場合に、子ども1人につき10万円を支給。通年で受付 | 家族の状況が重なれば、別々に申請する |
| あつまるカード電子マネー付与事業 | 世帯主に5,000円分を付与。申請期限は令和9年1月15日 | 別の担当課。カードがあれば受け取れる |
とくに、同じ家庭に町外の高校へ通う子どもがいて、賃貸住宅に住んでいる場合は、賃貸住宅の家賃助成と通学費の還元の両方に該当する可能性があります。2つの制度の受付期間はどちらも令和8年10月31日までで、窓口も同じです。窓口へ行く機会に、まとめて相談するのが効率的です。ただし、両方に同時に申請できるか、書類を共通で使えるかは、ページに書かれていませんので、窓口で確認してください。
医療費還元と同じ窓口に行くとき
医療費還元の手続きでは、病院の診療明細が記載された領収書(発行日から2年以内のものに限る)、あつまるカード、申請書を持参します。医療費の領収書と、通学費の在学証明書は、同じ申請書で別の区分として申請できる形になっています。同じ子どもについて医療費の還元と通学費の還元の両方を申請したい場合は、まとめて1枚の申請書に書けるのか、別々に出すのかを、窓口で聞いてから書き始めると、書き直しを減らせます。
この制度が向く家庭、向かない家庭
| 項目 | 向く家庭 | 向かない家庭 |
|---|---|---|
| 保護者の住所 | 厚真町内に住んでいる | 町外に住んでいる |
| 高校の場所 | 町外の高校へ通っている、または町外で下宿している | 町内の学校へ通っている(制度の対象として書かれていない) |
| 学年 | 高校生、または高専の1年から3年 | 高専の4年生以上、高校を卒業している |
| 申請の準備 | 在学証明書をすぐ取れる。あつまるカードを持っている | 受付の最終日まで時間がない |
| ポイントの使い道 | 町内の店舗等でよく買い物をする | 町内で使える店が生活圏にない |
ポイントは町内で使える形での還元です。普段、町内で買い物をする家庭なら、実質的に家計の助けになりますが、ほとんど町外で買い物をする家庭では、使い道が限られます。ここは、申請するかどうかの判断材料になります。申請しても損はない制度ですが、ポイントを無理に使う必要はありません。
町営住宅の子育て支援住宅との違い
町の別ページ(町営住宅情報、令和8年10月1日更新)には、子育て支援住宅という制度があります。町外から厚真町へ移住する子育て世帯に賃貸する住宅で、子どもの数に応じて家賃の減額ができます。厚真地区に5戸、上厚真地区に30戸の住宅があり、令和8年10月1日更新のページでは「現在募集なし」と表示されています。
これは通学費の還元とは別の制度ですが、あわせて知っておくと役に立ちます。入居の要件は、町外から厚真町に移住(住民登録)すること、世帯所得に関する式(世帯の所得合計から、同居する人数×38万円を引いて12で割った額が、158,000円以上487,000円以下)、同居者に小学生以下の扶養親族が1名以上いること、町税等の滞納がないことなどです。
| 住宅の種類 | 対象の考え方(町の公式ページより) | 今回の募集状況(令和8年10月1日更新) |
|---|---|---|
| 公営住宅 | 住宅に困窮していて所得の低い方に低額な家賃で賃貸 | 表町地区4戸、本郷地区6戸、上厚真地区17戸が募集中 |
| 特定公共賃貸住宅 | 公営住宅に入居できない中堅所得者層の方に賃貸 | 3戸募集中 |
| 子育て支援住宅 | 町外から移住する子育て世帯に賃貸。子の数に応じて家賃減額 | 現在募集なし |
町営住宅は、月に2回、空室状況に応じて入居者を募集していると書かれています。問い合わせ先は建設課 都市施設グループです。通学費の還元を受ける家庭が、町営住宅に住んでいる場合、家賃助成のほうの対象になるかは、その住宅の種類と家賃によって変わります。この点は、家賃助成の公式ページ(子育て支援住宅および月額家賃48,000円以下の賃貸住宅は対象から除かれる)で別途確認してください。
事業者・採用担当の立場から見る、この制度の意味
最後に、事業者の側から見たこの制度の意味を整理します。
町が高校生の通学費を還元するのは、町外の高校へ通う子の家庭に負担がかかっているためです。町外の高校へ通う、あるいは下宿する家庭には、定期代や下宿代がかかります。町は子育て支援として、その一部をポイントで返す制度を設けています。子育て世帯が町に住み続けるか、移ってくるかを考えるときの、判断材料のひとつになる制度です。
| 立場 | 活用の考え方 |
|---|---|
| 厚真町内の事業者 | 従業員に町外の高校へ通う子がいる場合、制度の存在を案内する。期限が近い今回の受付を伝えるだけでも福利厚生になる |
| 子育て世代を採用したい事業者 | 求人票に、町の子育て支援として、医療費還元、通学費還元、家賃助成があることを書く。採用面接でも、町のページを案内できる |
| 町外から移住を考える人を迎える事業者 | 子育て支援住宅の募集や、町営住宅の案内を、あわせて紹介する |
| 補助金・助成金を扱う士業・支援者 | 事業者向け制度とは別に、住民向け制度の存在も把握しておくと、雇用や定着の相談のときに役立つ |
制度を案内するときに気をつけたいのは、ポイント交付の可否や金額を事業者側が約束しないことです。申請の可否は町が判断します。案内する場合は、公式ページのURL(https://www.town.atsuma.lg.jp/page/1273.html)と、問い合わせ先(住民課 子育て支援グループ 0145-26-7872)を示すのが確実です。
よくある質問
| 質問 | 公式ページから分かること | 確認先 |
|---|---|---|
| 申請はいつまでですか | 令和8年10月31日(土曜日)まで。窓口は10月30日(金曜日)まで | 住民課 子育て支援グループ |
| いくらもらえますか | 月額5,000円×5か月分。計算すると25,000円分のポイント | 同上 |
| 現金でもらえますか | 町内で購買等に使用できるポイントとして還元される | 同上 |
| LINEでも申請できますか | できる。町公式LINEの「各種申請」から。ポイント交付まで1か月程度かかる場合がある | 同上 |
| 窓口はどこですか | 住民課子育て支援グループ(総合ケアセンターゆくり内)、または上厚真支所(厚南会館内) | 同上 |
| 在学証明書は古くても使えますか | 発行日から2か月以内。卒業証書は不可 | 在学している高校 |
| 子どもが高専に通っています | 1年生から3年生が対象 | 住民課 |
| 申請の後に休学した場合は | 休学や退学の事実が発生した場合は、該当期間の還元ポイントに相当する金額を返還する、と申請書様式にある | 住民課 |
| 兄弟が2人とも町外の高校に通っています | 申請書の様式には子ども1人ごとに記入する欄が4人分ある | 住民課 |
| 通学費の領収書は必要ですか | 公式ページ・様式の添付書類には、在学証明書のみが出ている | 住民課 |
この記事の読み方について
この記事は、令和8年10月12日時点で確認できた、厚真町の公式ページと申請書様式をもとにしています。受付期間や金額は、町が更新することがあります。申請の前に、必ず厚真町の公式ページ(https://www.town.atsuma.lg.jp/page/1273.html)を開いて、最新の情報を確かめてください。
窓口の連絡先は、住民課 子育て支援グループ(総合ケアセンターゆくり内、北海道勇払郡厚真町京町165番地の1)、電話0145-26-7872です。役場本庁は北海道勇払郡厚真町京町120番地、代表電話は0145-27-2321です。開庁時間は8時30分から17時30分、土曜・日曜・祝日と12月30日から1月4日は閉庁です。
ProdX Crowd編集部は、補助金・助成金の情報を、事業者の方が使いやすい形で整理することを続けています。住民向けの制度であっても、従業員の暮らしを支える情報として、事業者の方に役立つ場面があると考え、この記事を書きました。事業者向けの補助金で迷ったときは、月額10,000円の補助金・経営支援顧問サービスでも相談を受け付けています(初期費用0円、成果報酬0円、最低契約期間なし、いつでも解約OK)。
この制度を一言でいうと
「高校生の通学費等助成」は、厚真町が実施する補助金・助成金です。対象の地域は厚真町・北海道です。
高校生の通学費等助成 - 北海道厚真町(住民課) 当サイトはJavaScriptを使用したコンテンツや機能を提供しています。ご利用の際はJavaScriptを有効にしてください。 厚真町では子育て支援として「高校生通学費等還元事業」を行っています。 この制度は、町外の高校に在学している高校生(高等専門学校については1~3年生)の保護者が負担している通学費や下宿代等の一部を町内で購買等に使用できるポイントとして還元する制度です。
受付の期間は、—から2026年10月31日まで。
| 制度名 | 高校生の通学費等助成 |
|---|---|
| 実施機関 | 厚真町 |
| 種類 | 補助金・助成金 |
| 対象地域 | 厚真町・北海道 |
| 受付期間 | —から2026年10月31日まで |
| 上限額 | 1万円 |
「高校生の通学費等助成」でいくら支援されるか
高校生の通学費等助成の上限額は1万円です。補助率は、公募要領の対象経費ごとの定めに従います。
金額や条件は、次のとおりです。月額5,000円×5か月分
「高校生の通学費等助成」の対象になる方
対象になるかどうかを、この制度で定められている条件ごとに整理します。
- 1地域厚真町・北海道(市区町村の制度のため、その市区町村内に事業所があることが基本)
- 2規模従業員数の制約は示されていません
| 確認すること | この制度の内容 |
|---|---|
| 地域 | 厚真町・北海道(市区町村の制度のため、その市区町村内に事業所があることが基本) |
| 規模 | 従業員数の制約は示されていません |
補助率・金額の区分(この制度の定め)
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 金額 | 月額5,000円×5か月分 |
| 日程 | 2026年4月~2026年9月の長期休暇1ヵ月分を除く5か月分 |
この制度の日程と期間の定め
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 日程 | 2026年10月31日(土曜日)まで / ※窓口での申請受付は10月30日(金曜日)まで |
申請の方法と、そろえる書類
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 申請の方法 | LINEで申請が可能です。 / 町公式LINEのトーク画面から「各種申請」をタップしてください。 / ※LINEで申請する場合は、ポイントの交付まで1ヶ月程度かかる場合があります。 / 還元の手続きの際は下記の書類等を持参し、住民課子育て支援グループまたは上厚真支所にお越しください。 / 2. あつまるカード (窓口での申請はアプリも利用可) / 3.子育て支援還元ポイント交付申請書 / 子育て支援還元ポイント交付申請書(PDF形式) / 子育て支援還元ポイント交付申請書(Word形式) |
| その他 | 厚真町公式LINEのページはこちらから |
| 書類 | 1. 発行日から2カ月以内の在学証明書(卒業証書は不可) |
| この制度の文章にある言葉 | ProdX Crowd編集部の見方 |
|---|---|
| 持参 | 書類の郵送や持参が必要です。到着の期限(必着か、消印有効か)を確認し、余裕を持って発送します。コピーを手元に残しておきます。 |
「高校生の通学費等助成」の手続きの流れと日程
この制度の受付は—から2026年10月31日まで。締切の2026年10月31日から逆算した、準備の目安は次の表のとおりです。
- 申請計画書・見積書を提出
- 審査1〜3か月
- 交付決定ここから発注できる
- 発注・実施期間内に支払いまで
- 実績報告証拠書類を提出
- 検査・確定補助額が決まる
- 入金お金が入るのは最後
発注・契約は「交付決定」の後。お金が入るのは、最後の「入金」です。
| 時期(目安) | やること |
|---|---|
| 2026年8月31日ごろ | 公募要領を読み、対象かどうかを確認する |
| 2026年9月15日ごろ | 見積書の依頼、電子申請のアカウント取得、決算書・納税証明書の準備 |
| 2026年9月30日ごろ | 事業計画書の作成を始め、第三者(商工会議所・よろず支援拠点など)にも見てもらう |
| 2026年10月23日ごろ | 書類の最終確認。入力を前倒しで済ませる |
| 2026年10月31日 | 受付の終了日。この日までに提出が完了していること |
「高校生の通学費等助成」についてのよくある質問
Q&A高校生の通学費等助成
Q. 高校生の通学費等助成の受付期間はいつですか?
—から2026年10月31日まで。
Q. 高校生の通学費等助成は、いくらまで支援されますか?
上限は1万円です。
Q. 高校生の通学費等助成の申請は、どのように行いますか?
LINEで申請が可能です。
この制度を検討するときの確認リスト
| 確認項目 | 状況 |
|---|---|
| 対象の地域(厚真町・北海道)に、事業所がある | □ はい □ いいえ |
| 受付期間(—から2026年10月31日まで)に間に合う | □ はい □ いいえ |
| 自己負担を、上限1万円・補助率(公募要領)で計算した | □ はい □ いいえ |
| 交付決定(または承認)の前に、発注・契約をしない | □ はい □ いいえ |
| 後払いの資金繰り(つなぎ資金)の目処が立っている | □ はい □ いいえ |
情報の確認元:厚真町の公開情報。最新の募集状況・申請書類は、実施機関のページで入手できます。 情報取得日:2026/10/12。
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