募集中税制

企業版ふるさと納税で豊岡市の地方創生事業を応援してください

実施機関
豊岡市
募集期間
通年(随時受付)
地域
兵庫県・豊岡市

企業版ふるさと納税で豊岡市の地方創生事業を応援してください(豊岡市)の対象者、金額、対象経費、日程、注意点を、この制度の内容にそって整理しました。

豊岡市の企業版ふるさと納税は、補助金ではなく「寄附の税制」。市外に本社がある企業が10万円以上を寄附すると、法人関係税の負担が最大で約9割軽くなる

先に位置づけを書きます。豊岡市(兵庫県)の「企業版ふるさと納税」は、豊岡市からお金をもらう補助金ではありません。企業が、豊岡市の地方創生事業に寄附をして、その寄附額に応じて、法人住民税、法人税、法人事業税が軽くなる、税制の仕組みです。お金の流れは、補助金とは逆で、企業から市へ出ていきます。そのうえで、国が定めた税制により、負担の多くが税の軽減で戻ります。

J-Netでは「税制」に分類されて紹介されています。豊岡市の公式ページ(市長公室 経営企画課、令和8年4月9日更新)の記載を、まず表で押さえます。

項目内容
制度の名前企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)。豊岡市の案内名は「企業版ふるさと納税で豊岡市の地方創生事業を応援してください」
性質寄附と税額控除の仕組み。補助金・助成金ではない
受け付け随時
寄附できる額最低10万円から、最大は事業費の範囲内
対象外の企業豊岡市内に本社がある企業
見返り豊岡市から寄附企業への経済的な見返りは禁止
申込みの窓口市長公室 経営企画課 電話 0796-21-9022 メール keieikikaku@city.toyooka.lg.jp
市の公式ページhttps://www.city.toyooka.lg.jp/shisei/kifu/1019619/1018440.html

この記事では、税がどれだけ軽くなるかの仕組みと上限、豊岡市の寄附の受け皿(6つの事業分野)、申込みの手順、「見返り禁止」の範囲、向く企業・向かない企業を、豊岡市と内閣府地方創生推進事務局の公式資料で確認できた範囲で説明します。

税はどれだけ軽くなるのか。損金算入の約3割に、税額控除の最大6割

豊岡市の公式ページは、仕組みを次のように説明しています。平成28年度に創設された企業版ふるさと納税は、国が認定した地域再生計画に位置づけられた、地方公共団体の地方創生プロジェクトに企業が寄附をした場合に、法人関係税から税額控除する仕組みです。損金算入による軽減効果(寄附額の約3割)に、令和2年度税制改正で拡充された税額控除(寄附額の最大6割)を合わせて、最大で寄附額の約9割が軽減され、企業の負担は約1割まで抑えられる、とされています。

軽減の種類軽減の大きさ(寄附額に対して)内容
損金算入約3割通常の寄附金と同じく、費用として扱うことによる軽減
税額控除最大6割法人住民税、法人税、法人事業税から直接差し引く
合わせた軽減最大で約9割企業の負担は約1割まで

内閣府の概要資料(令和8年4月版)は、1,000万円を寄附すると、最大約900万円の法人関係税が軽減される、と例を示しています。税額控除の内訳は、税目ごとに決まっています。

税目税額控除の割合(寄附額に対して)上限
法人住民税4割法人住民税法人税割額の20%が上限
法人税法人住民税で4割に達しない場合の残額。ただし寄附額の1割が限度法人税額の5%が上限
法人事業税2割法人事業税額の20%が上限

ここで大事なのは、「最大」の意味です。税額控除は、寄附額に対する割合だけでなく、各税の税額に対する上限でも頭打ちになります。納税額が小さい会社が大きく寄附しても、控除の上限に達して、軽減される額は寄附額の6割より小さくなります。

仮の数字で、頭打ちの考え方を示します。税額や上限の細かい判定は、決算や申告の内容で変わるので、実際は税理士に確認してください。

仮の条件金額(仮)
寄附額1,000万円
法人住民税の法人税割額300万円 → 住民税側の控除上限は、その20%の60万円
法人事業税額500万円 → 事業税側の控除上限は、その20%の100万円(寄附額の2割=200万円より小さい)
法人税額1,200万円 → 法人税側の上限は、その5%の60万円(寄附額の1割=100万円より小さい)
税額控除の合計(仮)60万円+100万円+60万円=220万円
損金算入による軽減の目安(寄附額の約3割)約300万円

この仮の例では、税額控除が220万円にとどまります。同じ1,000万円でも、納税額が十分に大きい会社なら、控除の上限に余裕があり、最大6割に近づきます。「約9割軽減」は、納税額が十分にある場合の上限の姿で、どの会社でもその割合になるとは限りません。寄附を検討するときは、直近の法人住民税、法人税、法人事業税の額を確認して、上限の範囲を見積もることが、最初の作業です。

制度の期限も確認が必要です。内閣府の資料によると、令和7年度税制改正で、税額控除の特例措置が3年間(令和9年度まで)延長されました。そのとき、寄附活用事業の実施をチェックする仕組みや、寄附法人名の公表などの改善策も、あわせて導入されています。

対象外の企業と、寄附額のルール

豊岡市の公式ページと内閣府の概要資料が示す、使えない場面と条件を整理します。

条件内容
本社の所在地豊岡市内に本社がある企業は、豊岡市への寄附では対象外(内閣府資料も「本社が所在する地方公共団体への寄附は対象外」と記載)
最低の寄附額10万円以上
最大の寄附額事業費の範囲内(豊岡市の公式ページ)
見返り寄附を理由に、経済的な利益を供与することは禁止
寄附を充てる事業国が認定した地域再生計画に位置づけられた事業
寄附の形現金が原則。物品による寄附の様式も豊岡市は用意している

内閣府の概要資料には、もう一つ、「東京都及び、地方交付税の不交付団体で三大都市圏の既成市街地等に所在する市区町村は、本制度の対象外」という記載があります。寄附を受ける側の条件で、豊岡市は兵庫県の北部にある市なので、この点は、寄附を検討する企業が気にする必要はありません。企業側に関係するのは、本社が寄附先の自治体にあるかどうかです。

豊岡市の公式ページの文言は「豊岡市内に本社がある企業」を対象外としています。豊岡市内に支店や工場、営業所があるだけの企業の扱いは、公式ページに書かれていません。該当する場合は、経営企画課(電話 0796-21-9022)に事前に問い合わせてください。

豊岡市は何に寄附を受けるのか。6つの事業分野

豊岡市は、内閣府の「まち・ひと・しごと創生寄附活用事業」に係る地域再生計画を策定しており、次の6つの事業で、企業版ふるさと納税による寄附を受け付けています。「創生5(ファイブ)」と呼ぶ、子育て・経済・安心安全・集い・学びの5本柱に、行政経営を加えた構成です。

事業分野目的(市の説明)主な取組み(市の公式ページから)
子育てに優しいまちをつくる結婚・妊娠・出産・子育てを切れ目なく支援し、子育て世代が安心して暮らせる環境を整える出会いの機会の創出、UIターン推進、ジェンダーギャップ解消推進、子育て中の女性の就労促進、子どもの医療費助成の拡充、保育料の軽減、小学校給食費の無償化など
経済が活性化するまちをつくる地域産業の振興、観光・文化との連携、新しい産業の創出で地域経済を活性化するワークイノベーション推進、豊岡演劇祭共同開催、城崎国際アートセンター、出石永楽館歌舞伎、コウノトリ野生復帰、新規就農支援、国内観光客の誘客促進、海外戦略推進、稼ぐ力強化総合支援、中小企業奨学金返済支援など
安心安全なまちをつくる防災・減災や医療、福祉、介護、交通などの生活基盤を維持・強化する竹野地域の予約型乗合交通「たけの~る」の運行支援、住宅耐震改修の促進、有害鳥獣駆除対策、道路維持、橋りょうの長寿命化、JR山陰本線の利用促進など
みんなで集えるまちをつくる地域コミュニティの活性化、多様な人々が集える空間を維持・創出する市民との共創支援、豊岡スマートコミュニティ推進、多文化共生推進、多様性推進、文化会館整備、各振興局の地域活性化の取組みなど
整備された「学び」のあるまちをつくる教育環境の充実、生涯学習の推進、人材育成を通じて学びの機会を提供する芸術文化観光専門職大学との連携、子どもたちが豊岡で世界と出会う音楽祭、文化芸術創造交流、非認知能力向上対策、社会教育・生涯学習人材バンクの運営など
ともに未来をつくる行政経営をつくる官民共創、デジタル技術の活用、透明で計画的な財政運営による持続可能な地域づくり官民共創の推進、ふるさと応援寄附金の推進、各振興局が行う地域との協働の取組みなど

寄附の申出書には、「寄附申込事業の詳細指定(任意)」の欄があり、「特に豊岡市のこの取組みに寄附したい」という希望があれば書けます。ただし、内閣府の資料は、法人が寄附先の事業を指定しても、最終的には地方公共団体の判断で充当先が決まることを前提にしています。希望は伝えられますが、特定の事業に100%充てるという約束にはならない場合があります。確実に特定の事業を応援したいときは、経営企画課に、充当の考え方を確認してください。

豊岡市は、この6事業に加えて、特に力を入れるテーマごとに専用の募集ページを出しています。

テーマ市の説明(公式ページ)窓口
深さをもった演劇のまちづくり豊岡演劇祭、城崎国際アートセンター、芸術文化観光専門職大学などを軸に、演劇と、演劇に通じる考え方が生活の多様な場面に染み込んだまちを目指す産業経済部 観光政策課 電話 0796-21-9016
永楽館歌舞伎近畿最古の芝居小屋・出石永楽館で毎年開く歌舞伎を、途絶えないよう続ける出石振興局 地域振興課(出石町内町1番地) 電話 0796-52-3111

永楽館歌舞伎のページ(令和8年10月7日更新)は、企業版ふるさと納税が、地方公共団体が行う地方創生事業に民間企業が10万円以上を寄附した場合に最大9割の法人関係税の税額控除が受けられる制度であると説明し、希望に応じて市のホームページと出石永楽館のホームページで、企業の名称や金額を公表する、としています。申込みは、電話またはメールで連絡する方法です。

豊岡市の寄附事業は、どんな計画の上にあるか

寄附を受けるには、地方公共団体が地域再生計画を作り、国(内閣総理大臣)の認定を受ける必要があります。豊岡市が公表している「第3期豊岡市地方創生地域未来交付金推進計画」(PDF)には、次の内容が書かれています。

項目計画の記載
区域豊岡市の全域
地域の現状総人口は2020年の77,489人(国勢調査)を基準に推計され、2050年に約47,000人、2070年に約30,000人へ減る見込み。高齢化率は2020年の約34%から2050年に約49%へ
若者の動き15〜19歳で転出超過が続く。若者回復率(10代の転出超過数に対する20代の転入超過数の比率)は、男女合計で35.3%(男性41.6%、女性28.5%)
出生2018〜2022年期間の合計特殊出生率は1.56
基本目標子育て、経済、安心安全、集い、学び、行政経営の6つ
数値目標(計画開始時点→2029年度)総人口 74,604人→69,490人、出生数 340人→382人、若年転入転出比率 79.2%→80%
事業の評価毎年度8月頃、学識経験者や市民などで構成する「豊岡市地方創生戦略会議」(座長は市長)で、数値の推移と原因分析を踏まえ、事業と数値変化の関係を再検証し、結果を市のウェブサイト等で公表する
事業実施期間地域再生計画の認定の日から2030年3月31日まで

計画の本文には、市の政策方針や、第3期豊岡市地方創生総合戦略(2026年度〜2029年度)を踏まえる、と書かれています。企業から見ると、寄附先の選び方の手がかりになります。寄附を判断する前に、寄附額が、どの数値目標に向けた、どの事業に充てられ、その結果がいつ公表されるかを、この計画から読み取れるからです。

なお、PDFの事業実施期間の欄には、「認定の日日から」という日付の未記入の部分が残っていました。豊岡市が地域再生計画を策定していると案内している点は、公式ページで確認できましたが、国の認定の最新の状況は、内閣府の認定一覧(令和8年度第1回認定は令和8年8月21日に公表)や、豊岡市の経営企画課で、寄附の前に確認してください。

申込みから税の申告までの流れ

豊岡市の公式ページに書かれている申込みの方法と、内閣府の制度に沿った一般的な流れを、時期ごとに表にします。市の公式ページに載っていない部分は、「一般的な流れ」と区別して書きます。

段階やること出どころ
相談経営企画課に連絡し、事業の内容や手続きの流れを確認(随時受付)豊岡市の公式ページ
申出オンライン申請フォームから申し込む。または、寄附申出書(Word・PDFあり)に入力し、メールに添付して経営企画課へ送る豊岡市の公式ページ
寄附の実行市の案内に沿って、寄附金を納める納付方法は公式ページに記載がないため、経営企画課に確認
受領証の受け取り市から、地域再生法施行規則で定める様式の受領証が交付される内閣府の資料(物品寄附Q&Aに、受領証の交付が必要と記載)
税の申告法人税、法人住民税、法人事業税の申告で、税額控除を受ける。受領証などを根拠書類にする税務の一般的な流れ。申告の様式や添付は税理士・税務署等に確認
事業の実施と報告市が事業を実施し、実施状況を公表。毎年度8月頃に、市の戦略会議で検証豊岡市の計画(PDF)

寄附申出書の様式で、記載を求められる項目は次のとおりです。

項目内容
法人名、代表者名、本社所在地、法人番号申出者の基本情報
寄附申込事業詳細な事業の指定は任意
寄附申込額円で記入
内閣府・豊岡市等のホームページでの法人名等の公開法人名、寄附金額、法人ホームページのURLについて、公開に同意するかをチェックで選ぶ
市が委託するマッチング支援事業者からの紹介なし、または、あり(ありの場合は事業者名を記入)
担当者の連絡先所属部署、氏名、電話番号、メールアドレス

「マッチング支援事業者からの紹介」の欄は、市が委託するマッチング支援事業者(令和8年9月30日更新の市のページに、委託事業者の一覧が載っています)の紹介を受けたかどうかを、申出書に記すためのものです。紹介を受けていない企業は「なし」にチェックを入れ、市の窓口へ直接申し込めます。

「見返り禁止」とは、何がダメで、何なら良いのか

豊岡市は、「地方公共団体による寄附企業への経済的な見返りは禁止されています」と、注意事項に書いています。内閣府地方創生推進事務局は、令和8年4月1日に一部改正した解説で、禁止される例と、許される例を、一問一答で示しています。

区分内容(内閣府の解説)
禁止される例寄附を理由とした補助金の交付
禁止される例寄附を理由にした、他の法人より低い金利での貸付け
禁止される例入札や許認可での便宜の供与
禁止される例合理的な理由なく、市場価格より低い価格での財産の譲渡
禁止される例換金性の高い商品(商品券、プリペイドカードなど)の提供
禁止される例寄附を、公共事業の入札参加要件にすること
禁止される例寄附で整備した施設を、専属的に利用させること
禁止される例合理的な理由なく、他の利用者より安い料金で公共施設を利用させること
許される例感謝状など、これに類するものの贈呈
許される例自治体のホームページや広報誌での、寄附企業の名称の紹介(他の寄附者と並べて)
許される例整備した施設への銘板の設置(他の寄附者と並べて)
許される例社会通念上許容される範囲内の記念品の贈呈

寄附をした自治体から、工事などの仕事を受注する場合も、問われます。内閣府の解説は、競争入札でも随意契約でも、自治体が、法令の遵守、寄附法人への便宜の供与がないこと、手続きの公正性・透明性の説明責任を果たすこと、の3つをすべて行っていれば、見返りには当たらない、としています。また、過去または現在に契約関係にある自治体へ寄附をすること自体は、原則として可能です。

ただし、寄附を理由に、豊岡市の入札で優遇を求めたり、市との取引条件を有利にしてもらったりする前提で寄附すると、制度の趣旨に反します。寄附は、豊岡市の事業を応援するためのもので、取引の対価ではないことを、社内でも整理しておく必要があります。

物品による寄附は、できるのか

豊岡市は、寄附申出書の様式を、現金用と物品用の2種類で用意しています。内閣府の「物品による寄附の手続きに係るQ&A」は、次のように説明しています。

論点内閣府のQ&A(令和4年11月14日改定)
物品の寄附は可能か事業に直接使えて、支出時の価額が計算できるものであれば、制度の対象になる場合がある。ただし、価額の特定が難しいため、できる限り現金で受け取るよう求めている
価額の決め方寄附時の価額。自治体が第三者から購入するとした場合に通常払う額が基本。土地などは、売買実例、鑑定評価額、公示価格などを総合勘案する
受領証現金の場合と同じ様式を交付し、物品の品名、数量、使用用途を追記する
翌年度以降に使う物品予算・決算上、繰り越しができないため、寄附年度に使う分に限って受け取る
管理台帳等で、寄附活用事業での使用用途を記録するよう努める

企業が自社製品や在庫を寄附したいときは、税の控除額の計算に影響するため、先に経営企画課と税理士の両方に相談してください。

どんな企業に向くか、向かないか

向く企業向かない企業
豊岡市外に本社があり、豊岡市の取組み(子育て、観光、文化、教育など)に共感できる本社が豊岡市内にある(対象外)
法人住民税、法人税、法人事業税の納税額が、一定程度ある(控除の上限に余裕がある)納税額が小さく、控除の上限がすぐ頭打ちになる
寄附を、取引の見返りではなく、社会貢献やPR、地域との関係づくりとして位置づけられる豊岡市の仕事の受注や優遇と、寄附を結びつけたい
寄附先や使途の公表(市・内閣府のホームページ)に同意できる社名や金額の公表を一切避けたい(非公表の扱いは、市に事前確認)
10万円以上をまとまった額で寄附できる少額の応援にとどめたい
社内で寄附の稟議と、税理士の確認の時間を取れる決算までの期間が短く、確認する時間がない

豊岡市が公表している「これまでに寄附を頂いた企業の紹介」(2020年度から2026年度まで年度別)には、演劇のまちづくりのページに掲載された範囲で、本社が大阪府、兵庫県、東京都、福島県、岐阜県、鳥取県、福岡県などにある企業が並びます。公表されている金額は、2020年度から2025年度の分で、10万円(100千円)から500万円(5,000千円)の幅があり、金額を非公表とする企業も多く含まれます。同じ企業が複数年続けて寄附している例も、一覧から読み取れます。参考のために、規模の感覚を知りたいときは、この一覧が役に立ちます。

類似の制度や選択肢との違い

選択肢豊岡市の企業版ふるさと納税との違い
個人向けのふるさと納税(ふるさと応援寄附金)個人が対象で、返礼品が出ることがある。企業版は企業が対象で、経済的な見返りが禁止
通常の寄附金(一般の寄附)損金算入の軽減が中心。企業版は、それに加えて税額控除が付く
他の自治体の企業版ふるさと納税制度は同じ。寄附先の事業や計画が違う。本社のある自治体には寄附できない
人材派遣型の企業版ふるさと納税内閣府の資料に、企業の人材を自治体に派遣し、人件費分の寄附を合わせて行う型がある。豊岡市の今回の案内には、人材派遣型の記載は見当たらない
補助金・助成金国や自治体が企業に支給するもの。企業版ふるさと納税は、企業が支出する側で、税の軽減で負担が減る

よくある質問

質問答え
豊岡市に支店だけある企業は寄附できるか豊岡市の案内で対象外とされるのは、豊岡市内に本社がある企業。支店や営業所だけの扱いは、経営企画課(0796-21-9022)に確認する
いくらから寄附できるか10万円から。上限は事業費の範囲内
寄附の見返りに、市から何かもらえるか経済的な見返りは禁止。感謝状、ホームページでの社名の紹介などは許される範囲(内閣府の解説)
申込みはいつまでか豊岡市の公式ページは、寄附を随時受け付けている、と書いている。税の申告との関係で、決算期や納税の時期を確認する
寄附先の事業を選べるか申出書に希望を書く欄がある(任意)。最終的な充当は、市の判断
社名や金額は公表されるか申出書で、法人名、寄附金額、ホームページのURLの公開に同意するかを選べる。市の寄附企業一覧には、金額非公表の企業もある
税額控除の上限はどう決まるか法人住民税は法人税割額の20%、法人税は法人税額の5%、法人事業税は事業税額の20%が上限(内閣府の概要資料)
最終的に、税務上の扱いはどこで確認するか税理士、または所轄の税務署・自治体の税務担当。この記事は、税務の個別の判断を示すものではない

寄附を決める前に確認すること

最後に、社内で確認する項目を、順に表にします。

確認する項目確認先
本社が豊岡市内にないか自社の登記
直近の法人住民税(法人税割)、法人税、法人事業税の額と、控除上限の見積もり顧問税理士
豊岡市の地域再生計画の認定状況と、寄附を充てる事業経営企画課 電話 0796-21-9022 メール keieikikaku@city.toyooka.lg.jp
寄附の申込み方法(オンラインフォーム、または申出書のメール添付)豊岡市の公式ページ
社名・金額の公表への同意の有無社内の広報・経営判断
豊岡市と取引関係がある場合の、入札・契約の公正性の確認経営企画課、内閣府の解説
特定のテーマ(演劇、永楽館歌舞伎など)を応援したい場合の窓口観光政策課(0796-21-9016)、出石振興局 地域振興課(0796-52-3111)

ProdX Crowd編集部は、補助金・助成金だけでなく、税制や認定を組み合わせた資金・経営の整理も扱っています。企業版ふるさと納税は、補助金とは仕組みが逆であることを理解したうえで、社会貢献の位置づけと、税の見積もりの両方を、先に整えることをおすすめします。

この制度を一言でいうと

「企業版ふるさと納税で豊岡市の地方創生事業を応援してください」は、豊岡市が実施する税制優遇です。対象の地域は豊岡市・兵庫県です。

豊岡市では、少子化・高齢化による人口減少や地域の活力低下に立ち向かうため、子育て・経済・安心安全・集い・学びの「創生5(ファイブ)」を柱として、子育てに優しいまちづくりや経済が活性化するまちづくりなどに資する地方創生事業を積極的に推進しています。 これらの事業を応援していただける企業の皆さんからの企業版ふるさと納税による寄附を募集していますので、ぜひ豊岡市の地方創生の取組みに対して支援をお願いします。

受付の期間は、通年(随時)で受け付けています。

制度名企業版ふるさと納税で豊岡市の地方創生事業を応援してください
実施機関豊岡市
種類税制優遇
対象地域豊岡市・兵庫県
受付期間通年(随時)で受け付けています

「企業版ふるさと納税で豊岡市の地方創生事業を応援してください」の対象になる方

対象になるかどうかを、この制度で定められている条件ごとに整理します。

対象かどうかを、この順に確認します
  1. 1地域豊岡市・兵庫県(市区町村の制度のため、その市区町村内に事業所があることが基本)
  2. 2規模従業員数の制約は示されていません
確認することこの制度の内容
地域豊岡市・兵庫県(市区町村の制度のため、その市区町村内に事業所があることが基本)
規模従業員数の制約は示されていません
この制度の文章にある言葉ProdX Crowd編集部の見方
納税税金や社会保険料の滞納がないことが条件になっています。納税証明書を取得するのに、日数がかかることがあります。

申請の方法と、そろえる書類

この制度の文章にある言葉ProdX Crowd編集部の見方
第3期公募が複数回に分かれています。回ごとに、期間、予算、要件が変わることがあるため、自社が申請する回の定めを、確認します。

この制度で、特に注意したいこと

区分内容
地域豊岡市内に本社がある企業は制度の対象外となります。 / 第3期豊岡市地方創生地域未来交付金推進計画 (PDF 137.7KB)
金額対象となる寄附額は最低で10万円から、最大で事業費の範囲内までとなります。
事業者の区分地方公共団体による寄附企業への経済的な見返りは禁止されています。
その他添付ファイル

「企業版ふるさと納税で豊岡市の地方創生事業を応援してください」の手続きの流れと日程

この制度は通年で受け付けられています。予算がなくなり次第、受付を終了する場合があります。

手続きの流れ
  1. 要件の確認対象設備・期限
  2. 認定・証明書の取得取得の前に
  3. 設備の取得事業に使い始める
  4. 決算利益の見通し
  5. 申告で適用特別償却・税額控除

「企業版ふるさと納税で豊岡市の地方創生事業を応援してください」についてのよくある質問

Q&A企業版ふるさと納税で豊岡市の地方創生事業を応援してください

経営者のイメージ写真
経営者

Q. 企業版ふるさと納税で豊岡市の地方創生事業を応援してくださいの受付期間はいつですか?

解説役のイメージ写真
ProdX Crowd編集部
A.

通年で受け付けています。予算の状況により終了することがあるため、早めに実施機関へ確認します。

経営者のイメージ写真
経営者

Q. 企業版ふるさと納税で豊岡市の地方創生事業を応援してくださいで、注意すべきことはありますか?

解説役のイメージ写真
ProdX Crowd編集部
A.

豊岡市内に本社がある企業は制度の対象外となります。

経営者のイメージ写真
経営者

Q. 企業版ふるさと納税で豊岡市の地方創生事業を応援してくださいで、注意すべきことはありますか?

解説役のイメージ写真
ProdX Crowd編集部
A.

対象となる寄附額は最低で10万円から、最大で事業費の範囲内までとなります。

この制度を検討するときの確認リスト

確認項目状況
対象の地域(豊岡市・兵庫県)に、事業所がある□ はい □ いいえ
交付決定(または承認)の前に、発注・契約をしない□ はい □ いいえ
後払いの資金繰り(つなぎ資金)の目処が立っている□ はい □ いいえ

情報の確認元:豊岡市の公開情報。最新の募集状況・申請書類は、実施機関のページで入手できます。 情報取得日:2026/10/12。