補助金を知る

補助金の対象経費とは?対象になる費用・ならない費用の考え方

補助金の対象経費とは何か。設備本体や工事費、ソフトウェアなどの扱いが制度ごとに異なる理由と、公募要領で確認するポイントを解説します。

編集
ProdX Crowd編集部
公開
最終更新
情報最終確認
一次情報
Jグランツ(デジタル庁) / 中小企業庁|編集方針を見る

この記事で分かること

  • 対象経費とは何か
  • 設備投資で扱いが分かれやすい費用
  • 対象経費を確認する場所

対象経費とは

対象経費は、補助金の計算の対象になる費用のことです。補助率をかける元になる金額であり、対象経費に含まれない費用は補助の対象になりません。

扱いが分かれやすい費用

設備投資では、設備本体のほかにもさまざまな費用が発生します。どこまでが対象経費かは制度ごとに異なります。

対象経費で確認したい費用(制度ごとに扱いが異なります)

  • 設備本体の購入費
  • 設置・据付などの工事費
  • 運搬費・搬入費
  • ソフトウェア・システムの導入費
  • 保守・メンテナンス費
  • 外注費・専門家費

公募要領で確認する

対象経費の範囲は、各制度の公募要領に書かれています。見る場所は主に、「補助対象経費」や「補助対象とならない経費」の項目です。あわせて、経費を支払うタイミング(交付決定後であることなど)の条件も確認します。

Jグランツの制度ページから公式情報や公募要領にたどり着けます。

Q&A経営者の疑問に答える

経営者のイメージ写真
経営者

Q. 見積書は、どの段階で確認すればよいですか?

解説役のイメージ写真
ProdX Crowd編集部
A.

設備の見積を取った段階で、対象経費に含まれる費用かどうかを確認しておくと安心です。発注した後で対象外と分かっても、取り消しや変更が難しい場合があります。

対象になるか迷ったとき

制度の事務局や、認定経営革新等支援機関などの支援機関に相談する方法もあります。ProdX Crowdでも、予定している内容を伺い、確認すべき点を整理できます。

対象外になりやすい例

制度によって異なりますが、一般的に対象外とされることが多い費用の例として、次のようなものがあります。

  • 事業に直接関係しない費用や、汎用性が高く他の用途にも使える物品
  • 既存の設備の単なる更新や、修理にあたる費用
  • 申請前に発注・契約した経費(制度によって異なる)
  • 消費税など、制度が対象外としている費用

これらは例であり、制度ごとに範囲が違います。「対象外になりやすい」と書かれていても、制度によっては対象になる場合があります。反対に、一般的には対象になりそうな費用でも、その制度では対象外のことがあります。

経費を整理するコツ

見積書を取得したら、費用の内訳を項目ごとに分けておきます。設備本体、工事費、運搬費、ソフトウェア、保守費などを分けて見積書を出してもらうと、対象経費かどうかを確認しやすくなります。

また、補助金では、経費の支払いや契約に関する書類の保管が求められます。経費の根拠となる書類は、紛失しないように整理しておきましょう。

公募回による違い

同じ補助金でも、公募回によって対象経費の範囲や、経費区分の名称が変わることがあります。前回の公募で対象だった費用が、今回は対象外になっている、またはその逆のケースもあります。

過去の記事や、他社の事例をもとに判断せず、申請する公募回の公募要領を確認してください。

相談先

対象になるか判断がつかない場合は、制度の事務局のサポート窓口や、商工会議所・商工会、認定経営革新等支援機関などに相談できます。相談するときは、見積書の内訳と、導入の目的が分かる資料を用意しておくと、話が進みやすくなります。

この記事の要点

  • 対象経費は、補助金の計算の対象になる費用です。
  • 設備本体は対象でも、工事費・運搬費・ソフトウェア・保守費などは制度ごとに扱いが異なります。
  • 対象になるかどうかは、必ず該当制度の公募要領で確認します。

よくある疑問

見積書に載っている費用は、すべて対象になりますか?

いいえ。見積書の中でも、対象経費に含まれない費用がある場合があります。公募要領の「補助対象経費」の項目と照らし合わせて確認してください。

関連する募集中・募集予定の補助金

Jグランツの公開情報から、利用目的が近い制度を表示しています。

補助金検索で条件を指定して探す →

この記事の確認に使用した一次情報

情報最終確認日:。制度ごとに異なる内容は、必ず該当制度の最新の公募要領・公式資料をご確認ください。

関連する支援事例

記事のテーマに近い事例です。記事で解説した制度での採択事例という意味ではありません。

あわせて読みたい解説

この記事の内容が自社に当てはまるか確認したい方へ

現在考えていることを送る

予定している投資や取り組み、時期、金額を伺い、利用できる可能性のある制度と次に確認することを整理します。

月額10,000円|初期費用0円|成果報酬0円

この記事の編集について

  • 運営・編集:株式会社ウブントゥ「ProdX Crowd編集部」
  • 情報源:制度の事実は実施機関の公式資料(公募要領・FAQ・Jグランツ等)を一次根拠にしています。
  • 事実と分析の区別:公式情報と、ProdX Crowdの分析(ProdX Insight)・想定例を分けて表示しています。
  • 更新・修正:制度情報の更新に合わせて見直し、最終確認日を表示します。誤りが分かった場合は速やかに修正します。

編集方針の詳細を見る