募集中共済

中小企業退職金共済制度

実施機関
中小企業基盤整備機構(J-Net21 中小企業支援施策)
募集期間
通年(随時受付)
地域
全国

中小企業退職金共済制度(中小企業基盤整備機構(J-Net21 中小企業支援施策))の対象者、金額、対象経費、日程、注意点を、この制度の内容にそって整理しました。

中小企業退職金共済制度(中退共)は、掛金を納めるだけで、従業員の退職金を国の制度で用意できる仕組み

中小企業退職金共済制度(通称・中退共)は、昭和34年に、中小企業退職金共済法にもとづき設けられた、中小企業のための国の退職金制度です。運営は、独立行政法人勤労者退職金共済機構・中小企業退職金共済事業本部(中退共)が行っています。

仕組みは単純です。事業主が中退共と退職金共済契約を結び、毎月の掛金を金融機関に納めます。従業員が退職したときは、その従業員に、中退共から退職金が直接支払われます。J-Net21(2022年1月内容改訂)は、中小企業が、独力で退職金制度を整備し、運用することは難しい場合が多いが、この制度を使えば、簡単に退職金制度を設けられる、と説明しています。

中退共の公式ページによると、令和7年度の加入状況は、加入している企業が375,555所、加入している従業員が3,571,957人、運用資産額が約5.6兆円です。

制度の骨格を、先に表で整理します。

項目内容
根拠中小企業退職金共済法(昭和34年)
運営独立行政法人勤労者退職金共済機構・中小企業退職金共済事業本部(中退共)
仕組み事業主が掛金を納め、従業員の退職時に、中退共から従業員へ、退職金が直接支払われる
掛金16種類(5,000円から)から、従業員ごとに選べる。全額、事業主が負担する
国の助成新規加入助成、月額変更助成
退職金基本退職金と付加退職金の合計。納付が12か月以上で支給の対象
受け取り方一時払い、分割払い(5年または10年)、併用払い
加入の窓口最寄りの金融機関(一部を除く)、または委託事業主団体の窓口

この記事では、加入できる企業、掛金と国の助成、退職金の金額の決まり方、受け取り方、手続きを、順に整理します。

加入できる企業:業種ごとの従業員数・資本金の基準

加入できる企業(共済契約者)は、次の業種ごとの基準を満たす企業です。従業員数か、資本金・出資金の、どちらか一方を満たせばよいとされています。個人企業や公益法人等の場合は、常時雇用する従業員数によります。

業種常時雇用する従業員数または、資本金・出資金
一般業種(製造業、建設業等)300人以下3億円以下
卸売業100人以下1億円以下
サービス業100人以下5,000万円以下
小売業50人以下5,000万円以下

加入させる従業員と、加入できない人

これらの要件を満たして加入する場合、雇用する従業員全員を加入させることが原則です。ただし、次の従業員は、加入させなくても構いません。

加入させなくてもよい従業員
期間を定めて雇用される従業員
季節的業務に雇用される従業員
試用期間中の従業員
短時間労働者
休職期間中の者と、これに準ずる従業員
定年等で、相当の期間内に雇用関係が終了することが明らかな従業員

また、次の人は、中退共制度に加入できません。

加入できない人
特定業種退職金共済制度に加入している人
被共済者になることに反対の意思を表明した従業員

事業主本人や、同居の親族のみを雇用する事業主は、国の助成の対象外になる点があります(後述)。自社が加入できるか、どの従業員を加入させるかは、窓口で確認してください。

掛金:16種類から、従業員ごとに選ぶ

掛金は、事業主が、従業員ごとに、任意に選びます。公式ページによると、掛金月額の種類は16種類で、5,000円、6,000円、7,000円、8,000円、9,000円、10,000円、12,000円、14,000円、16,000円、18,000円、20,000円、22,000円、24,000円、26,000円、28,000円などです。最大額の区分は、公式ページで確認してください。

項目内容
納付の方法事業主が指定した金融機関の預金口座から、当月または翌月の18日(休業日の場合は翌営業日)に、口座振替で納付する
負担掛金は全額、事業主が負担する。掛金の一部でも、従業員に負担させることはできない
前納12か月分を限度として、一括で納付できる
増額掛金月額は、変更できる
減額次のいずれかの場合に限る。ア 従業員が同意した場合。イ 現在の掛金月額を継続することが、著しく困難であると、厚生労働大臣が認めた場合

掛金を、従業員に負担させられない点は、確認が必要です。給与から天引きして、従業員に掛金を負担させる運用は、できません。

国の助成:新規加入助成と、月額変更助成

中退共制度には、国の助成が、2種類あります。

助成内容(中退共の公式ページより)
新規加入助成新しく加入する事業主に、掛金月額の2分の1(従業員ごと、上限5,000円)を、加入後4か月目から1年間、国が助成する。パートタイマー等の短時間労働者の、特例掛金月額(掛金月額4,000円以下)の加入者は、さらに一定額を上乗せして助成する
月額変更助成掛金月額が18,000円以下の従業員の掛金を増額する事業主に、増額分の3分の1を、増額月から1年間、国が助成する。20,000円以上の掛金月額からの増額は、対象外

助成の対象にならない事業主も、決められています。たとえば、同居の親族のみを雇用する事業主、社会福祉施設職員等退職手当共済制度に加入している事業主、適格退職年金制度から移行してきた事業主、などです。

新規加入助成の計算例を、仮の数字で示します。

従業員掛金月額助成の月額(掛金の1/2、上限5,000円)1年間の助成額
A5,000円2,500円3万円
B10,000円5,000円6万円
C20,000円5,000円(上限)6万円

助成は、加入後4か月目から1年間です。従業員1人あたりの、年間の上限は、6万円になります。助成の額が、掛金の全額を賄うわけではないため、制度が使えるかは、継続的な負担まで含めて、判断してください。

月額変更助成の計算例です。

変更前の掛金月額変更後の掛金月額増額分月額変更助成(増額分の1/3)1年間の助成額
10,000円16,000円6,000円2,000円2.4万円
18,000円20,000円2,000円660円(10円未満は切り捨て)約0.8万円

月額変更助成の期間内(12か月)に、掛金月額を減額すると、助成は打ち切りになります。

退職金の額:基本退職金と付加退職金の合計

退職金は、基本退職金と付加退職金の2本建てです。両方を合計したものが、受け取る退職金になります。

項目内容
基本退職金掛金月額と納付月数に応じて、固定的に定められた金額。制度全体として、予定運用利回り1.0%で定められた額(予定運用利回りは、法令の改正により変わることがある)
付加退職金基本退職金に上積みされる、運用収入の状況等に応じて定められる金額。納付月数の43月目と、その後12か月ごとの、基本退職金相当額に、厚生労働大臣が定める率を掛けて計算する

納付月数による、退職金の扱い

納付月数によって、退職金の扱いが変わります。J-Net21と、中退共の公式ページの説明を、整理します。

掛金の納付月数退職金
11か月以下支給されない(通算制度などを使っている場合は、11か月以下でも支給される場合がある)
12か月以上23か月以下掛金納付総額を下回る額
24か月以上42か月以下掛金相当額
43か月以上運用利息と付加退職金が加算され、掛金納付総額を上回る。長期加入者の退職金が手厚くなるよう設計されている

短い期間で退職した従業員には、掛金納付総額を下回る退職金になる点に、注意が必要です。加入の目的は、長く働いてもらうことへの、報いとして考えるのが、制度の趣旨に合います。

退職金の受け取り方:一時払い、分割払い、併用払い

退職者本人が、受け取り方を選べます。

方法内容
一時払い一括で、受け取る
分割払い5年間(全20回)または10年間(全40回)に分けて、受け取る
併用払い一部を一時金、残りを分割で、受け取る

分割払いと併用払いには、要件があります。

方法要件
分割払い(全額)退職した日に60歳以上であること。5年間の分割は退職金の額が80万円以上、10年間の分割は150万円以上であること
併用払い(一部を分割)退職した日に60歳以上であること。5年間の分割は、退職金の額が100万円以上で、分割払い対象額が80万円以上、一時金払い対象額が20万円以上であること。10年間の分割は、退職金の額が170万円以上で、分割払い対象額が150万円以上、一時金払い対象額が20万円以上であること

分割払いや併用払いの場合は、支払いが、年4回(毎年2月、5月、8月、11月)になります。

退職金の税金

中退共の退職金(一時金払いに限る)は、税法上「退職手当等」とみなされ、他の所得と区別して課税されます。分割払いによる支払い分は、雑所得として課税されます。退職所得に対する税額は、次の式で計算します。

式内容
課税対象所得額 = (退職所得額 − 退職所得控除額)× 2分の1退職所得控除額は、勤続年数に応じて決まる。中退共の場合の勤続年数は、掛金が納付された期間
税額 = 課税対象所得額 × 税率受け取る年の税率で計算する

退職金を受け取るときは、「退職所得(の受給に関する)申告書」を提出します。税の扱いの細部は、税理士に確認してください。

通算制度:過去の勤務期間や、転職を通算できる

中退共制度には、通算の仕組みがあります。

通算の種類内容
過去勤務期間の通算事業主が、新規に加入するとき、すでに1年以上勤務している従業員について、加入申込み時までの継続した雇用期間(最高10年)を、通算できる。1年未満の端数は切り捨て
転職した場合の通算企業間を転職した場合に、掛金の納付実績を通算できる
他制度との通算特定業種退職金共済制度、特定退職金共済制度との通算

過去勤務期間の通算は、新規に加入する企業に限り、契約の申込みと同時に申し出ます。契約の申込みをする従業員全員が、対象になります。過去勤務通算月額は、本契約の加入時の掛金月額と同額以下で、掛金月額と同じ16種類から選びます。

すでに働いている従業員が多い会社が、新しく制度を導入するときに、過去の勤続を評価できる仕組みです。

導入前に、会社の負担を試算する

掛金は、全額、事業主の負担です。従業員が増えるほど、毎月の負担が大きくなります。次の表は、仮の数字で、会社の月々と年間の負担を、試算する例です。国の助成は、ここでは含めていません。

従業員数1人あたりの掛金月額月々の合計年間の合計
5人5,000円2.5万円30万円
10人5,000円5万円60万円
10人10,000円10万円120万円
20人10,000円20万円240万円
30人8,000円24万円288万円

掛金は、従業員ごとに選べるため、勤続年数や、役割に応じて、金額を変える設計もできます。ただし、金額の差の理由は、社内で説明できるようにしておいてください。

自社の退職金制度との比較

退職金制度の整備には、自社で制度を作る方法もあります。中退共との違いを、一般的な観点で整理します。

比べる点中退共自社で整備する退職金制度
運用・管理中退共が運用し、管理する。事業主の手間が少ない自社で、資金の準備と、計算、支払いを行う
支払い退職者へ、中退共から直接支払われる会社が支払う。退職の時期に、まとまった資金が必要
掛金の選択16種類から、従業員ごとに選ぶ制度設計で決める
国の助成新規加入助成、月額変更助成がある国の助成はない
制度の柔軟性国の制度の枠内自由に設計できる

どちらが向くかは、会社の規模と、人事の方針で決まります。従業員数が少なく、管理の手間を、省きたい会社には、中退共が、向きます。

加入の手続き

J-Net21の解説を、整理します。

段階やること
1加入させる従業員の同意を取る
2掛金月額を決める(従業員ごと)
3必要書類を提出する。新規加入は「退職金共済契約申込書(新規用)」、追加加入は「退職金共済契約申込書(追加用)」。必要に応じて、添付書類(中小企業者であることの証明、短時間労働者がいる場合の書類など)
4契約が成立する。書類を提出した日が、契約成立の年月日になる。審査の後、中退共本部から、各従業員の「退職金共済手帳」が送られる

書類の提出先は、中退共本部ではなく、最寄りの金融機関(ゆうちょ銀行、農協、漁協、ネット銀行、外資系銀行を除く)、または、委託事業主団体の窓口です。

導入の流れを、時系列で整理する

導入の準備から、助成の終わりまでを、時系列に並べます。J-Net21と公式ページの説明から、当社が整理しました。

時期やること
導入の前加入の可否、掛金月額、対象の従業員を決める。従業員に制度を説明し、同意を取る
申込み申込書を、金融機関などに提出する。この日が、契約の成立日になる
契約の成立の後審査を経て、退職金共済手帳が、従業員ごとに送られる。以後、毎月の掛金を、口座振替で納付する
加入後4か月目から1年間新規加入助成を受けられる(要件を満たす場合)
毎年従業員の増減や、昇給に合わせて、掛金月額を見直す。増額する場合は、月額変更助成の対象になる場合がある
従業員の退職時事業主が届出を行い、従業員が請求する

従業員が退職したときの手続き

退職金を受け取るには、事業主と従業員の、2段階の手続きが必要です。

手続き担当内容
1事業主「被共済者退職届」を記入し、中退共本部へ送付する
2事業主「退職金共済手帳」の3枚目「退職金(解約手当金)請求書」の右上「事業主記入欄」に記入し、手帳を退職した従業員に交付する
3従業員「退職金(解約手当金)請求書」を記入し、中退共本部へ送付する
4中退共請求書を審査する。不備がなくても、請求書を受け付けてから支払いまで、通常4週間程度かかる
5従業員退職金を受け取る。「退職金等振込通知書」で、支払いの明細と振込予定日が連絡される。事業主にも、支払いの案内が届く

契約者は事業主ですが、請求の手続きは従業員が行います。事業主が先に届出をしないと、従業員が請求できないため、退職者が出たら、速やかに届出を行ってください。

ProdX Crowdの見方:退職金制度は、「入口」より「続け方」で差がつく

当社は、これまで500件以上の中小企業支援を行い、累計20億円以上の調達を支援してきました(株式会社ウブントゥ社内集計)。退職金制度についての相談で、特に感じる点があります。

中小企業の経営者は、退職金制度を、「あれば良いが、負担が重い」と感じることが多いです。中退共は、掛金が、従業員ごとに5,000円から選べ、国の助成もあり、管理の手間も少ないため、導入の障壁が低い制度です。まず、少額から始めて、会社の成長とともに、掛金を増やしていく、という使い方が、現実的です。

注意したいのは、運用の面です。掛金は、一度決めたら、減額が難しい(従業員の同意などが必要)という特性があります。増額は、いつでもできますが、減額には、制約があります。そのため、最初の掛金は、無理なく、続けられる水準にしてください。

もう1つは、人材の定着と採用への効果です。退職金制度があることは、求人で、会社の魅力を伝える材料になります。納付が43か月以上になると、運用利息と付加退職金が加算される設計で、長く働くほど、有利になる仕組みです。人材の定着を、重視する会社に、向いています。

最後に、他の制度との関係です。経営者個人の退職金の積立には、別の共済制度(小規模企業共済)があります。従業員の退職金は中退共、経営者の退職金は小規模企業共済、という役割分担が、一般的です。

自社で使えるかを判断する、確認リスト

確認すること状況
業種ごとの、従業員数または資本金の基準を満たす□ はい □ いいえ
従業員の退職金制度を、これから整備したい□ はい □ いいえ
掛金を、全額事業主が負担できる□ はい □ いいえ
従業員ごとの掛金月額を、決められる□ はい □ いいえ
加入させる従業員(全員が原則)と、加入させなくてもよい従業員を、整理した□ はい □ いいえ
既存の退職金制度や、他の共済との関係を、確認した□ はい □ いいえ
新規加入助成の対象(同居の親族のみを雇用する事業主などは対象外)に当たるか、確認した□ はい □ いいえ
従業員の同意を、取る準備ができている□ はい □ いいえ

よくある質問

Q. 掛金を、従業員に負担してもらえますか。

できません。公式ページに、掛金は全額事業主が負担し、掛金の一部でも従業員に負担させることはできない、と書かれています。

Q. 勤続1年未満で辞めた従業員にも、退職金は出ますか。

納付月数が11か月以下の場合は、原則として支給されません。通算制度や、他制度からの引継ぎを行っている場合は、11か月以下でも支給される場合があります。

Q. 国の助成は、いつからいつまでですか。

新規加入助成は、加入後4か月目から1年間です。月額変更助成は、増額月から1年間です。

Q. パートタイマーも、加入させられますか。

短時間労働者は、加入させなくてもよい従業員とされていますが、加入させることもできます。パートタイマー等の短時間労働者には、特例の掛金月額(掛金月額4,000円以下)があり、新規加入助成で、さらに上乗せされます。

Q. 退職金は、どこから支払われますか。

事業主ではなく、中退共から、退職した従業員に、直接支払われます。

まとめ:少額から、従業員の退職金制度を整える

中退共は、掛金を納めるだけで、従業員の退職金を、国の制度で用意できる仕組みです。掛金は、5,000円から、従業員ごとに選べ、新規加入助成などの国の助成があります。納付が43か月以上になると、掛金納付総額を上回る退職金になります。

最初の一歩は、次の3つです。

やること内容
加入の可否の確認業種と従業員数(または資本金)が、基準を満たすかを確認する
掛金の設計従業員ごとの掛金月額と、会社の負担の総額を、試算する
手続きの準備従業員の同意を取り、最寄りの金融機関などに、申込書を提出する

公式の情報は、中退共(https://chutaikyo.taisyokukin.go.jp/)と、J-Net21の解説(https://j-net21.smrj.go.jp/publicsupport/2018122501.html)で確認できます。人材と資金の計画を、補助金や税制と合わせて整理したい場合は、ProdX Crowdの無料診断で、自社に使える制度を一緒に確認できます。

この制度を一言でいうと

「中小企業退職金共済制度」は、中小企業基盤整備機構(J-Net21 中小企業支援施策)が実施する共済制度です。対象の地域は全国です。

人材難の現代では、いかに労働者から魅力ある企業として評価されるかが重要です。充実した退職金制度の存在も魅力の1つとなり得ますが、中小企業が独力で退職金制度を整備し、運用することは難しい場合も多いです。しかしながら、「中小企業退職金共済制度」(中退共制度)を利用すると、中小企業でも簡単に退職金制度を設けることができます。 中退共制度は、(独)勤労者退職金共済機構・中小企業退職金共済事業本部(中退共)が運営しています。この制度は、事業主が中退共と退職金共済契約を結び、毎月の掛金を金融機関に納付し、従業員が退職したときは、その従業員に中退共から退職金が直接支払われるというものです。

受付の期間は、通年(随時)で受け付けています。

制度名中小企業退職金共済制度
実施機関中小企業基盤整備機構(J-Net21 中小企業支援施策)
種類共済制度
対象地域全国
受付期間通年(随時)で受け付けています

「中小企業退職金共済制度」の対象になる方

対象になるかどうかを、この制度で定められている条件ごとに整理します。

対象かどうかを、この順に確認します
  1. 1地域全国
  2. 2規模従業員数の制約は示されていません
確認することこの制度の内容
地域全国
規模従業員数の制約は示されていません
この制度の文章にある言葉ProdX Crowd編集部の見方
従業員従業員数や、雇用保険・社会保険への加入に関する条件があります。数え方(常勤・パートの扱い)は、制度の定義に従います。
納付税金や社会保険料の滞納がないことが条件になっています。納税証明書を取得するのに、日数がかかることがあります。
中小企業中小企業者・小規模事業者の定義に当たることが条件です。業種ごとに、資本金や従業員数の上限が決まっています。自社が当たるかを、定義の表で確認します。

この制度の内容

区分内容
審査人材難の現代では、いかに労働者から魅力ある企業として評価されるかが重要です。
その他充実した退職金制度の存在も魅力の1つとなり得ますが、中小企業が独力で退職金制度を整備し、運用することは難しい場合も多いです。 / しかしながら、「中小企業退職金共済制度」(中退共制度)を利用すると、中小企業でも簡単に退職金制度を設けることができます。 / 中退共制度は、(独)勤労者退職金共済機構・中小企業退職金共済事業本部(中退共)が運営しています。 / (独)勤労者退職金共済機構 中小企業退職金共済事業本部 中退共制度に加入できる企業(共済契約者)は、次のとおりです。
規模この制度は、事業主が中退共と退職金共済契約を結び、毎月の掛金を金融機関に納付し、従業員が退職したときは、その従業員に中退共から退職金が直接支払われるというものです。
この制度の文章にある言葉ProdX Crowd編集部の見方
従業員従業員数や、雇用保険・社会保険への加入に関する条件があります。数え方(常勤・パートの扱い)は、制度の定義に従います。
納付税金や社会保険料の滞納がないことが条件になっています。納税証明書を取得するのに、日数がかかることがあります。
中小企業中小企業者・小規模事業者の定義に当たることが条件です。業種ごとに、資本金や従業員数の上限が決まっています。自社が当たるかを、定義の表で確認します。

「中小企業退職金共済制度」の手続きの流れと日程

この制度は通年で受け付けられています。予算がなくなり次第、受付を終了する場合があります。

手続きの流れ
  1. 加入資格の確認業種・従業員数
  2. 申込み窓口に書類
  3. 掛金の納付毎月
  4. 貸付・共済金条件を満たしたとき

「中小企業退職金共済制度」についてのよくある質問

Q&A中小企業退職金共済制度

経営者のイメージ写真
経営者

Q. 中小企業退職金共済制度の受付期間はいつですか?

解説役のイメージ写真
ProdX Crowd編集部
A.

通年で受け付けています。予算の状況により終了することがあるため、早めに実施機関へ確認します。

この制度を検討するときの確認リスト

確認項目状況
対象の地域(全国)に、事業所がある□ はい □ いいえ
交付決定(または承認)の前に、発注・契約をしない□ はい □ いいえ
後払いの資金繰り(つなぎ資金)の目処が立っている□ はい □ いいえ

情報の確認元:中小企業基盤整備機構(J-Net21 中小企業支援施策)の公開情報。最新の募集状況・申請書類は、実施機関等のページで入手できます。 情報取得日:2026/10/12。