【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)
- 補助上限額
- 50万円
- 補助率
- 1/2
- 主な対象
- 新たな事業・販路拡大・海外展開
【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)(INPIT外国出願補助金(中間手続補助))の対象者、金額、対象経費、日程、注意点を、この制度の内容にそって整理しました。
この制度を一言でいうと
「【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)」は、INPIT外国出願補助金(中間手続補助)が実施する補助金・助成金です。対象の地域は全国です。
■目的・概要 外国における発明、実用新案考案、意匠又は商標の権利化に要する経費の一部を交付することで、外国における権利取得を促進させ、国際的な知的財産戦略の構築を支援します。 ■補助対象者 中小企業者及び試験研究機関等 ※詳細は、交付要領等をご確認ください。 ■問合せ先 <INPIT外国出願補助金事務局> 受付時間 10:00~17:00(土日祝日及び12/29~1/3を除く。) 電話番号 03-3502-5424 お間違いのないよう十分ご注意ください。 メールアドレス info@gaikoku.inpit.go.jp ※INPIT外国出願補助金事務局は、一般社団法人発明推進協会が受託、運営しています。
受付の期間は、2026年4月1日から2026年12月14日まで。
| 制度名 | 【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助) |
|---|---|
| 実施機関 | INPIT外国出願補助金(中間手続補助) |
| 種類 | 補助金・助成金 |
| 対象地域 | 全国 |
| 受付期間 | 2026年4月1日から2026年12月14日まで |
| 上限額 | 50万円 |
| 補助率・支援の内容 | 1/2 |
「【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)」でいくら支援されるか
【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)では、対象になる経費に対して2分の1(50%)が支援され、上限は50万円です。上限いっぱいを受けるには、対象と認められる経費が100万円必要です。これを下回る投資なら、上限に達する前に、補助率の分だけが支援されます。
対象経費(100%)/上限50万円(対象経費100万円で上限に到達)
| 対象経費 | 支援額の目安 | 自己負担 |
|---|---|---|
| 300万円 | 50万円 | 250万円 |
| 600万円 | 50万円 | 550万円 |
| 1,200万円 | 50万円 | 1,150万円 |
Q&A経営者の疑問に答える
Q. 【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)で、対象経費が600万円の場合、自己負担はいくらですか?
支援は50万円で、自己負担は550万円です。対象外の経費が混ざっていれば、その分は全額が自己負担に加わります。
「【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)」の対象になる方
対象になるかどうかを、この制度で定められている条件ごとに整理します。
- 1地域全国
- 2対象者中小企業者及び試験研究機関等 / ※詳細は、交付要領等をご確認ください。
- 3対象の業種漁業、建設業、製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業、複合サービス事業、
- 4規模300名以下
| 確認すること | この制度の内容 |
|---|---|
| 地域 | 全国 |
| 対象者 | 中小企業者及び試験研究機関等 / ※詳細は、交付要領等をご確認ください。 |
| 対象の業種 | 漁業、建設業、製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業、複合サービス事業、サービス業(他に分類されないもの)、農業、林業ほか、幅広い業種 |
| 規模 | 300名以下 |
| この制度の文章にある言葉 | ProdX Crowd編集部の見方 |
|---|---|
| 法人 | 法人が対象です。履歴事項全部証明書(登記事項証明書)と、直近の決算書が、基本の提出書類になります。 |
| 社団 | NPO・組合・団体も対象に含まれています。定款や規約、会員の名簿など、団体としての実態を示す書類が必要になることがあります。 |
| 中小企業者 | 中小企業者・小規模事業者の定義に当たることが条件です。業種ごとに、資本金や従業員数の上限が決まっています。自社が当たるかを、定義の表で確認します。 |
「【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)」が目指していること
外国における発明、実用新案考案、意匠又は商標の権利化に要する経費の一部を交付することで、外国における権利取得を促進させ、国際的な知的財産戦略の構築を支援します。
「【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)」の経費で気をつけたいこと
| この制度の文章にある言葉 | ProdX Crowd編集部の見方 |
|---|---|
| 実用新案 | 特許・商標などの出願費用が含まれています。出願の時期(補助事業期間内か)と、出願人の名義、弁理士費用の扱いを、確認します。この制度の補助率(2分の1(50%))で考えると、この項目の見積額が100万円なら、支援の目安は50万円、自己負担は50万円です。 |
| 試験 | 試作・開発・試験・実証に関する費用が含まれています。目的と、試験の方法、評価の基準を、計画書に書いておくと、経費の必要性を説明しやすくなります。この制度の補助率(2分の1(50%))で考えると、この項目の見積額が100万円なら、支援の目安は50万円、自己負担は50万円です。 |
「【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)」の手続きの流れと日程
この制度の受付は2026年4月1日から2026年12月14日まで。締切の2026年12月14日から逆算した、準備の目安は次の表のとおりです。
- 申請計画書・見積書を提出
- 審査1〜3か月
- 交付決定ここから発注できる
- 発注・実施期間内に支払いまで
- 実績報告証拠書類を提出
- 検査・確定補助額が決まる
- 入金お金が入るのは最後
発注・契約は「交付決定」の後。お金が入るのは、最後の「入金」です。
| 時期(目安) | やること |
|---|---|
| 2026年10月14日ごろ | 公募要領を読み、対象かどうかを確認する |
| 2026年10月29日ごろ | 見積書の依頼、電子申請のアカウント取得、決算書・納税証明書の準備 |
| 2026年11月13日ごろ | 事業計画書の作成を始め、第三者(商工会議所・よろず支援拠点など)にも見てもらう |
| 2026年12月6日ごろ | 書類の最終確認。入力を前倒しで済ませる |
| 2026年12月14日 | 受付の終了日。この日までに提出が完了していること |
似た取り組みの支援事例
この制度の目的に近いテーマで、当社が事業計画の整理を支援してきた事例です(企業が特定されないよう匿名化しています)。
| 事例 | 内容 |
|---|---|
| 美容メディアが持つ顧客接点を活用し、自社美容サービスへ事業領域を拡張 | メディアの顧客接点を、自社の美容サービスの予約へつなげる構想。 |
| 観光業界ネットワークとAI技術を組み合わせ、個人向け旅行ガイドサービスを構想 | 観光業界の知識とAIを組み合わせ、希望条件から旅程を提案する個人向けサービスを構想。 |
| 公演・講師受託で培った専門性を活かし、直接顧客を獲得する音楽教室を構築 | 受託に頼る専門家が、自らの拠点で直接生徒を持つ計画。 |
「【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)」についてのよくある質問
Q&A【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)
Q. 【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)の受付期間はいつですか?
2026年4月1日から2026年12月14日まで。
Q. 【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)は、いくらまで支援されますか?
上限は50万円です。対象経費に対して2分の1(50%)が支援されるため、100万円の対象経費で上限に達します。
Q. 【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)の対象になるのは、どんな事業者ですか?
中小企業者及び試験研究機関等
この制度を検討するときの確認リスト
| 確認項目 | 状況 |
|---|---|
| 対象の地域(全国)に、事業所がある | □ はい □ いいえ |
| 対象者の条件に当てはまる | □ はい □ いいえ |
| 受付期間(2026年4月1日から2026年12月14日まで)に間に合う | □ はい □ いいえ |
| 自己負担を、上限50万円・補助率2分の1(50%)で計算した | □ はい □ いいえ |
| 交付決定(または承認)の前に、発注・契約をしない | □ はい □ いいえ |
| 後払いの資金繰り(つなぎ資金)の目処が立っている | □ はい □ いいえ |
OFFICIAL DATA
制度の基本情報(公式データ)
- 制度名
- 【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)
- 実施機関
- INPIT外国出願補助金(中間手続補助)
- 対象地域
- 全国
- 募集開始日
- 2026/04/01 10:00
- 募集終了日
- 2026/12/14 17:00
- 補助上限額
- 50万円
- 補助率
- 1/2
- 対象(従業員数)
- 300名以下
- 対象業種
漁業・建設業・製造業 ほか15業種
漁業・建設業・製造業・電気・ガス・熱供給・水道業・情報通信業・複合サービス事業・サービス業(他に分類されないもの)・農業、林業・鉱業、採石業、砂利採取業・運輸業、郵便業・卸売業、小売業・金融業、保険業・不動産業、物品賃貸業・学術研究、専門・技術サービス業・宿泊業、飲食サービス業・生活関連サービス業、娯楽業・教育、学習支援業・医療、福祉
- 利用目的
- 新たな事業・販路拡大・海外展開
- 対象者・対象経費
- 上の解説と、公募要領でご確認ください
Jグランツの掲載文(目的・概要・応募資格など)を見る
■目的・概要
外国における発明、実用新案考案、意匠又は商標の権利化に要する経費の一部を交付することで、外国における権利取得を促進させ、国際的な知的財産戦略の構築を支援します。
■補助対象者
中小企業者及び試験研究機関等
※詳細は、交付要領等をご確認ください。
■問合せ先
<INPIT外国出願補助金事務局>
受付時間 10:00~17:00(土日祝日及び12/29~1/3を除く。)
電話番号 03-3502-5424
お間違いのないよう十分ご注意ください。
メールアドレス info@gaikoku.inpit.go.jp
※INPIT外国出願補助金事務局は、一般社団法人発明推進協会が受託、運営しています。
■参照URL
INPIT外国出願補助金HP
https://www.inpit.go.jp/shien/gaikoku/index.html
Jグランツに掲載されている資料名を見る
- R8中間応答_交付要領_1.0版_r3.pdf
- INPIT外国出願補助金交付要綱.pdf
- 【中間手続補助】様式第1別紙(企業・民間研究機関申請用).xlsx
- 【中間手続補助】様式第1別紙(試験研究機関(大学等)用)r.xlsx
募集期間
| 募集名 | 募集開始 | 募集終了 | 補助事業終了期限 |
|---|---|---|---|
| — | 2026/04/01 10:00 | 2026/12/14 17:00 | — |
出典:Jグランツ(デジタル庁)|情報取得日時:2026/10/12 11:55
GUIDE
この制度を、くわしく読み解く
この制度の公式の案内文を、確認したい項目の順に整理しました。解釈や補足は、下の対話にまとめています。
目的・概要
外国における発明、実用新案考案、意匠又は商標の権利化に要する経費の一部を交付することで、外国における権利取得を促進させ、国際的な知的財産戦略の構築を支援します。
対象者・応募資格
中小企業者及び試験研究機関等
※詳細は、交付要領等をご確認ください。
問合せ先・参照先・根拠法令
問合せ先
<INPIT外国出願補助金事務局>
受付時間 10:00~17:00(土日祝日及び12/29~1/3を除く。)
電話番号 03-3502-5424
お間違いのないよう十分ご注意ください。
メールアドレス info@gaikoku.inpit.go.jp
※INPIT外国出願補助金事務局は、一般社団法人発明推進協会が受託、運営しています。
参照先
対話で理解する
Q&A【令和8年度】INPIT外国出願補助金(中間手続補助)について
Q. この補助金は、ひと言でいうとどんな制度ですか?
外国における発明、実用新案考案、意匠又は商標の権利化に要する経費の一部を交付することで、外国における権利取得を促進させ、国際的な知的財産戦略の構築を支援します。
Jグランツでの利用目的の区分は、「新たな事業を行いたい」・「販路拡大・海外展開をしたい」です。
Q. いくらまで、どのくらいの割合で補助されますか?
Jグランツの掲載では、補助上限額は50万円、補助率は「1/2」です。
上限額や補助率は、申請する「枠」や事業者の区分によって異なる制度があります。自社が申請する枠の数字を、公募要領で確認します。
Q. いつまでに申請すればいいですか?
直近の募集は、2026/04/01〜2026/12/14です(現在募集中)。
締切の直前は電子申請が混み合うことがあるため、事業計画の準備は早めに始めます。
Q. うちの会社でも使えますか?
公式の記載では、「中小企業者及び試験研究機関等※詳細は、交付要領等をご確認ください。」とされています。
Jグランツの検索項目では、従業員数:300名以下 / 地域:全国 / 業種:漁業・建設業・製造業 ほかです。
自社が対象かどうかの最終判断は公募要領の要件で決まります。迷う場合は、会社の規模・業種・やりたい取り組みを整理して相談するのが近道です。
Q. どんな費用が補助の対象になりますか?
対象経費はJグランツの掲載文には詳しく書かれていません。公募要領の「補助対象経費」「対象外経費」の章で確認します。
見積を取る前に確認しておくと、後から対象外と分かるリスクを減らせます。
Q. 申請は、どのように進めますか?
申請は公式ページ(Jグランツ)から公募要領を確認し、電子申請または事務局の指定する方法で行います。不明点は、掲載されている問合せ先に確認できます。
申請書類や加点項目は公募回ごとに変わることがあるため、必ず最新の公募要領を使います。
PLANNING ANALYSIS
INPIT外国出願補助金(令和8年度・中間手続)を、海外展開の知財戦略に使う|対象者・対象経費・申請の注意点
INPITの公式ページとよくある質問から、外国出願補助金の2つの入口、中間手続の補助の対象者・対象となる費用・対象外、申請と精算払いの流れを整理。権利取得を事業の判断につなげる考え方を、経営支援の事例とあわせて解説します。
この分析で分かること
- 外国での特許・実用新案・意匠・商標の権利化費用の一部を補助し、国際的な知財戦略づくりを支える制度です
- このページの「中間手続の補助」は、拒絶理由通知への応答や出願審査請求の費用が対象で、特許出願に限られます
- 出願手続の補助または特許庁事業で交付決定を受けた案件が前提で、交付決定前の発注は対象外です
- 申請はJグランツのみで、GビズIDプライムの発行に1〜2週間かかり、期限の延長はありません
- 補助金は精算払いで、採択後は権利化状況報告が審査結果の確定まで続きます
PRODX INSIGHTこの制度を事業計画に使うための、ProdX Crowdの見方
- この補助金は「出願」と「中間手続」の2段構え。入口は、すでに外国出願の補助を受けた案件に限られる中間手続の補助は、その特許出願について、INPIT外国出願補助金(出願手続の補助)または特許庁事業で交付決定を受けていることが前提です。つまり、拒絶理由通知への対応費用だけを後から補助してほしい、という使い方はできません。外国出願の計画段階で、「出願→審査請求→拒絶理由への応答」の費用を通しで見通し、どの段階をどの補助で賄うかを決めておく必要があります。
- 交付決定の前に代理人へ発注すると対象外。期限の逆算は「GビズID(1〜2週間)→見積→申請」の順で行うよくある質問は、交付決定前に発注した役務を対象外としています。さらにGビズIDプライムアカウントの発行に1〜2週間かかり、取得の遅れによる申請期限の延長は認められません。拒絶理由通知には応答期限があるため、期限の近い案件は、補助金の交付決定を待てるかどうかを、代理人と最初に確認する必要があります。
- 権利取得は「手続」ではなく「事業の判断」。どの市場で何を守るかを先に決める補助があっても、外国出願は国ごとに費用が続きます。販路・生産体制・競合の状況を踏まえて、権利をとる国と対象を絞り込むことが、補助金の使い方以前の判断です。先行技術調査や救済手数料のように補助の対象外になる費用もあり、資金計画には補助される費用と補助されない費用を分けて載せます。
- 採択後の義務まで含めて計画する。権利化状況報告は、審査結果と登録状況が出るまで続く採択後は、実績報告、精算払請求のほかに、権利化状況報告があります。補助事業完了日の後に迎える4月1日以降、速やかに提出し、補助対象になった外国出願のすべての審査結果と登録状況を報告するまで続きます。出願から権利化まで年単位かかるため、担当者の引継ぎまで含めた管理体制が必要です。
- 公式資料の確認範囲を明確に。補助率・上限額は、公募要領で確認してから資金計画に入れるJグランツには補助率1/2、上限額50万円と掲載されていますが、INPITの公式ページと、よくある質問は、出願手続の補助について「1年度1事業者あたり300万円以内」と説明しており、枠によって数字が異なります。どの枠の数字かを、公募要領で確認してから、資金計画に入れます。
この制度を30秒で理解する
INPIT外国出願補助金は、中小企業・スタートアップ・大学等が外国で特許・実用新案・意匠・商標の権利をとる費用の一部を補助し、国際的な知的財産戦略づくりを支える制度です。公式ページは、目的を「外国における権利取得を促進させ、国際的な知的財産戦略の構築を支援すること」と説明しています。
この制度には、2つの入口があります。
- 出願手続の補助:外国への出願手続の費用(出願審査請求、拒絶理由通知への応答の費用を含む)の補助。公募は年間で複数回
- 中間手続の補助:外国特許庁からの拒絶理由通知に対する応答、または外国での出願審査請求に必要な費用の補助。令和8年度の交付申請の受付は、2026年4月1日から12月14日17:00まで
このページ(Jグランツ掲載のもの)は、中間手続の補助です。出願手続の補助を受けた人、または特許庁の事業(中小企業等海外展開支援事業など4事業)で交付決定を受けた人が、その案件の中間手続に使えます。
INPIT外国出願補助金(令和8年度・中間手続の補助)の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 趣旨 | 外国での権利取得を促し、国際的な知的財産戦略の構築を支援する(中小企業、スタートアップ、大学等が対象) |
| 対象となる権利 | 外国での発明(特許)、考案(実用新案)、意匠、商標。中間手続の補助は特許出願のみ |
| 中間手続の補助の対象 | 外国特許庁の拒絶理由通知への中間応答、または出願審査請求に要する経費 |
| 前提 | 出願手続の補助(本補助金)または特許庁事業(中小企業等海外展開支援事業など)で、その特許出願の交付決定を受けていること |
| 交付申請の受付 | 令和8年度:2026年4月1日10:00〜12月14日17:00 |
| 申請方法 | Jグランツのみ(GビズIDプライムアカウントが必要。発行に1〜2週間程度) |
| Jグランツの掲載 | 補助率 1/2/上限額 50万円(2026-10-06取得。実際の条件は公募要領で確認) |
| 問合せ | INPIT外国出願補助金事務局 03-3502-5424(10:00〜17:00。土日祝日・12/29〜1/3を除く) |
Q&A経営者の疑問に答える
Q. 外国出願の補助金は、どんな制度ですか?
中小企業・スタートアップ・大学等が、外国で特許・実用新案・意匠・商標の権利をとる費用の一部を補助する制度です。このページの「中間手続の補助」は、外国特許庁から拒絶理由通知を受けたときの対応や、出願審査請求の費用の補助です。
Q. どんな会社が使えますか?
日本国内に本社がある中小企業者・創業特定法人・組合等・試験研究機関等などです。大企業の子会社(みなし大企業)や海外子会社は対象外です。
Q. いつまで申請できますか?
令和8年度の中間手続の補助は、2026年4月1日から12月14日17:00までです。ただし、GビズIDプライムアカウントの発行に1〜2週間かかるため、早めの準備が必要です。
1. 対象になる事業者
補助対象者は、日本国内に本社を有する者で、次のいずれかに当てはまる人です(みなし大企業は対象外)。
- 中小企業者:資本金または常勤従業員数が、業種ごとの基準以下の会社や個人。例えば製造業・建設業・運輸業は、資本金3億円以下または従業員300人以下。個人は、国内に住所を持つ個人事業主に限ります
- 組合等:企業組合、協同組合、商工組合、特定非営利活動法人、商工会、商工会議所など。商工会議所・商工会は、日本国内で取得した地域団体商標に係る外国出願に限られます
- 創業特定法人:資本金3億円以下で、応募申請日に設立から10年を経過していない法人
- 試験研究機関等:大学や高等専門学校の研究従事者、承認事業者、一部の独立行政法人・特殊法人など
- 実施権者等:上記の出願人から実施権の設定等を受け、外国出願の費用を代わりに負担する者
みなし大企業(同一の大企業が発行済株式等の2分の1以上を所有する中小企業者、または大企業が3分の2以上を所有する中小企業者)は対象外で、この条件は補助事業の実施期間中にも適用されます。
よくある質問では、次の点が補足されています。
- 海外子会社は対象外:日本国内に本社があることが申請要件です
- 自治体等の公的機関は大企業とみなされます。ただし、公設試験研究機関を設置する地方公共団体は対象です
- 国の「施設等機関」は対象外で、国立研究開発法人等は対象です
- 日本出願と外国出願の出願人が異なると同一とみなされず、対象外です(優先権を主張しない場合)
- 同一案件で中間応答手続の補助をすでに受けている場合は、申請できません
2. 何が補助されるか(対象となる手続・経費)
中間手続の補助で対象になるのは、特許出願に係る次の費用です。
- 外国特許庁から発せられた拒絶理由通知に対する中間応答に要する経費
- 外国特許庁への出願に対する出願審査請求に要する経費
意匠の拒絶理由への応答は対象外で、中間手続の補助は特許出願のみが対象です。また、補助を受けるには、その特許出願について、INPIT外国出願補助金(出願手続の補助)または特許庁事業で交付決定を受けている必要があります。特許庁事業で交付決定を受けた場合は、その事実がわかる資料の提出が必要です。
経費の扱いは、よくある質問に次のとおり整理されています。
- 交付決定前に発注した役務は対象外です。交付決定後に発注し、事業完了日までに支払が完了したものに限ります
- 外国での先行技術調査・先行登録調査は対象外
- 翻訳文提出や、期間徒過の救済に要する手数料のうち、期間徒過の救済の手数料は対象外。PCT国内移行後の翻訳文提出特例期間内の翻訳文提出費用は対象です
- 同一請求書の費用を分割して支払った場合は、合理的な理由がない限り、初回分のみが対象
- 外国特許庁への手数料と当該出願の代理人費用は明細に従って計上します。送金手数料等は案件数で按分します
- 仲介代理人の手数料は原則対象外です。やむを得ない理由がある場合は、応募申請時に理由と費用対効果を説明すると認められることがあります。想定は、国内代理人1名と現地代理人1名です
- 欧州特許庁への出願は対象ですが、各加盟国への移行手続と、欧州単一効特許の申請は、登録査定後のため対象外です
補助率は、このページで確認した公式資料には記載がありませんでした。Jグランツには「1/2」、上限額は「50万円」と掲載されています(取得日 2026-10-06)。実際の上限額・補助率・対象外経費は、必ず公募要領で確認してください。なお、出願手続の補助について、公式のよくある質問は「1年度1事業者あたり300万円以内」と説明しています(中間手続の補助とは別の枠です)。
補助の対象になるもの/ならないもの(よくある質問から)
対象になる例
- 外国特許庁の拒絶理由通知に対する中間応答の費用(特許出願)
- 外国での出願審査請求の費用
- PCT国内移行後の翻訳文提出特例期間内の翻訳文提出費用
- 外国特許庁への手数料と、当該出願の代理人費用(明細に従って計上)
- 欧州特許庁への出願の手続
対象にならない・限られる例
- 交付決定の前に発注した役務
- 外国での先行技術調査・先行登録調査
- 期間徒過の救済に要する手数料
- 意匠の拒絶理由への応答(中間手続の補助は特許出願のみ)
- 仲介代理人の手数料(原則対象外。やむを得ない理由を説明すれば認められることがある)
- 欧州の各加盟国への移行手続・欧州単一効特許の申請(登録査定後のため)
Q&A経営者の疑問に答える
Q. どんな費用が対象になりますか?
拒絶理由通知への中間応答と、出願審査請求の費用です(特許出願のみ)。一方、外国での先行技術調査や、期間徒過の救済手数料、交付決定前に発注した役務は対象外です。
Q. 補助率と上限額は?
Jグランツには補助率1/2、上限額50万円と掲載されていますが、公式ページは枠ごとに異なる数字(出願手続の補助は年度1事業者300万円以内)も案内しています。公募要領でご自身の枠の数字を確認してください。
3. 申請から支払いまでの順序
公式ページが案内する流れは、次のとおりです。
申請から権利化状況報告までの流れ(公式ページの構成)
- 01GビズIDプライムアカウントを取得(発行に1〜2週間)
- 02中間手続の必須申請項目を確認し、Jグランツで交付申請(見積書などを添付)
- 03交付決定の後に、代理人へ発注・補助事業を実施(事業完了日までに支払を完了)
- 04実績報告を提出(確認に約2〜3か月)→額確定通知
- 05精算払請求→補助事業者名義の口座へ振込
- 06権利化状況報告(補助事業完了日の後の4月1日以降、審査結果と登録状況を報告)
押さえておきたい点は次のとおりです。
- 申請はJグランツのみで、GビズIDプライムアカウントが必要です。発行に1〜2週間程度かかり、取得の遅れによる申請期限の延長は認められません
- 締切直前は申請が混み、システムエラーが表示されることがあります。提出書類に不備があると、修正や追加提出を求められるため、早めの申請が呼びかけられています
- 見積書が必要です。共同出願人とまとめての申請はできず、各自が本人名義で申請します
- 開業1年未満の個人事業主は、確定申告書の写しの代わりに、事業計画書と収支計画書を提出します
- 補助金は精算払いです。実績報告→額確定通知→精算払請求の順に進み、実績報告の締切から確認に約2〜3か月かかります。振込先は補助事業者名義の口座に限られます
- 採択後は、権利化状況報告があります。補助事業完了日の後に迎える4月1日以降、速やかに提出し、補助対象となった外国出願すべての審査結果と登録状況を報告するまで続きます
4. 経営支援の事例から見る|外国での権利取得を「事業の判断」にする
知的財産の外国出願は、費用がかかるうえ、国ごとに手続が続きます。補助金があっても、「どの国に、何のために権利をとるのか」が決まっていなければ、費用が膨らむだけです。ProdX Crowdが経営支援の現場で整理してきた事例には、技術や商品を海外へ広げる際の考え方があります。以下は、この補助金の採択事例ではなく、経営の考え方を整理した支援事例です。支援の範囲は構想・計画の整理までで、実施や成果を示すものではありません。
① 日本の強みを、先に「世界のどの市場」に当てるかを決める。日本の伝統工具を世界へ広げる事例は、技能を残しながら、国内外へ安定供給する体制を整理しています。海外展開では、販路・生産体制・知的財産を別々に考えがちですが、供給体制が決まって初めて、どの国で権利をとる意味があるかが決まります。
② 同じ技術でも、用途が変われば、守る対象が変わる。医療向けに培ったVR技術を量産化し、ゲーム市場へ展開する事例は、研究・医療教育・量産・ゲーム市場という成長の順序を、一つの経営ストーリーとして整理しています。用途が変わると、権利の取り方(何を、どの国で保護するか)も変わるため、技術の用途と市場の順序を決めてから、権利化を考えることが重要です。
③ 新しい市場への入口を、既存の強みの延長から選ぶ。金型・プレス技術を畜産省力化機器の部品市場へ広げる事例は、既存の金型・プレス技術を、新しい分野の部品へ生かす考え方を整理しています。市場が海外に広がる場合も、自社の技術がどの工程で他社と違うのかが明確だと、外国出願の対象(何を守るか)を絞り込めます。
3つの事例に共通するのは、権利取得を「手続」ではなく、「どの市場で、何を守って、どう稼ぐか」という事業の判断につなげていることです。INPIT外国出願補助金の申請でも、この順序で整理すると、補助対象の出願の優先順位と、費用の見通しが立ちます。
Q&A経営者の疑問に答える
Q. 外国出願の判断は、どう考えればいいですか?
「補助が出るから出願する」ではなく、どの国の市場で、何を守って、どう稼ぐかから考えます。経営支援の事例でも、供給体制や用途が決まってから、権利をとる国と対象を絞り込む順序で整理しています。
Q. それは、補助金の申請にどう関係しますか?
出願の優先順位と費用の見通しが立つので、補助の対象になる費用(中間応答・審査請求)と、ならない費用(先行調査・救済手数料)を分けて資金計画に入れられます。事例は考え方の整理で、この補助金の採択例ではありません。
5. 申請前のチェックリストと、ProdX Crowdの見方
申請前に自社で確かめる8項目
- 日本国内に本社があるか。みなし大企業ではないか(補助事業実施期間中も)
- その特許出願が、出願手続の補助または特許庁事業で交付決定を受けているか(同一案件で中間応答の補助を受けていないか)
- どの国・どの手続(拒絶理由への応答/出願審査請求)にいくらかかるか、代理人から見積を取れているか
- 先行技術調査・救済手数料など、対象外の費用を資金計画から分けているか
- GビズIDプライムアカウントを取得済みか(未取得なら発行に1〜2週間かかり、期限延長は認められない)
- 交付決定前に、代理人へ発注しない運用になっているか
- 精算払い(実績報告後に額確定→請求)のため、費用を先に立て替える資金繰りがあるか
- 権利化状況報告(審査結果と登録状況)を、完了まで続ける担当者を決めているか
ProdX Crowdの見方は、外国出願の補助金を、「手続費用を安くする制度」ではなく、「海外のどこで、何を守るかを決める機会」として使うことです。費用の見積と、出願する国・時期・期限を一つのカレンダーに落とし込み、補助の対象になる出願(交付決定を受けた案件)と、補助の対象にならない費用(先行調査、救済手数料など)を、あらかじめ分けて資金計画に入れます。
制度の内容や期限は、年度や公募回で変わります。最新の内容は、必ずINPITの公式ページと公募要領で確認してください。
情報源(確認した公式資料)
- INPIT 外国出願補助金(トップページ)LEVEL 1
- INPIT 外国出願補助金とはLEVEL 1
- INPIT 中間手続の補助(必須申請項目)LEVEL 1
- INPIT 外国出願補助金 よくある質問LEVEL 1
- Jグランツ|INPIT外国出願補助金(中間手続補助)LEVEL 1
ACTION PLAN
自社で確認すること
- 外国出願の計画(国・手続・時期)を、事業の販路・生産計画と並べて、権利をとる国を絞り込む
- その特許出願が、出願手続の補助または特許庁事業で交付決定を受けているかを確認する
- 拒絶理由通知の応答期限と、交付決定の時期の関係を、代理人と確認する
- 代理人から見積を取り、対象外の費用(先行調査、救済手数料など)を分けて資金計画に載せる
- GビズIDプライムアカウントを取得する(未取得なら早めに申請)
- 精算払いのため、費用を先に立て替える資金繰りを確認する
- 実績報告・精算払請求・権利化状況報告を担当する人を決める
- 最新の公募要領で、補助率・上限額・対象外経費を確認する
この利用目的の補助金で、一般的に確認したいこと
- 新しい事業の内容、対象顧客、必要な投資を、事業計画として説明できるかが重要になります。
- 既存事業との違いを整理しておくと、制度の要件と照らし合わせやすくなります。
- どの顧客に、どの方法で販路を広げるのかを具体的にしておくと、対象となる取り組みか確認しやすくなります。
投資の内容・時期・金額を整理したうえで、この制度が自社に合うかを確認できます。利用できる制度を確認する
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よくある質問
中間手続の補助だけを申請できますか?
できません。その特許出願について、INPIT外国出願補助金(出願手続の補助)または特許庁事業で交付決定を受けている必要があります。
先に代理人へ依頼してしまいました。対象になりますか?
交付決定前に発注した役務は、対象外です。交付決定後に発注し、事業完了日までに支払が完了したものに限ります。
意匠や商標の拒絶理由への応答も対象ですか?
中間手続の補助は、特許出願のみが対象です。意匠の拒絶理由への応答は対象外です。
個人事業主は申請できますか?
国内に住所を持つ個人事業主は対象です。開業1年未満の場合は、確定申告書の写しの代わりに、事業計画書と収支計画書を提出します。
補助金はいつ振り込まれますか?
精算払いです。実績報告の後、額確定通知を受けてから精算払請求を行い、補助事業者名義の口座に振り込まれます。実績報告の締切から確認に約2〜3か月かかります。
補助金・経営支援顧問