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青森県の卸売業・小売業の小規模事業者・個人事業の割合
青森県の卸売業・小売業の小規模事業者・個人事業の割合について、公的統計(e-Stat)の数字と、そこから読み取れることを、順に整理します。
青森の卸売業・小売業の、事業所の規模
青森の卸売業・小売業の、事業所の規模は、どうなっていますか?
まず、全体像からお伝えしますね。
青森県の卸売業・小売業の事業所のうち、従業者が9人以下の小規模な事業所は79.4%(全国76.1%)です。全国より小規模な事業所の割合が高く、少人数で営む事業者が中心の産業です。個人経営の事業所は34.7%(全国26.9%)です。
事業所の従業者の人数ごとの割合です。
この数字から読み取れること
この数字から、何が読み取れますか?
数字から言えることを、整理しますね。
小規模な事業所が多い産業では、経営者が現場も担う場面が多く、経営者の時間が、いちばん限られた資源になります。人を増やすより、業務の仕組み化・IT化で、経営者の時間を空けることが、成長の条件になりやすい産業です。
個人経営が全国より多い産業です。経営者の年齢と後継者の有無が、事業の継続に直結します。
経営上のポイント
経営では、どんなことに気をつければいいですか?
ここは、押さえておきたいところです。
小規模な事業者が使える制度は、規模ごとに条件が異なります。従業員数の上限(小規模事業者は、商業・サービス業で5人以下、製造業などで20人以下が目安)に当たるかを、先に確かめると、探す制度が絞れます。
青森の中で、ほかの業種と比べる
同じ地域の、ほかの業種と比べると、どうですか?
見比べてみましょう。
青森で従業者が多い業種を並べると、卸売業・小売業は12業種中1番目です。従業者数の増え方が最も大きいのは情報通信業(+26.2%)、最も小さいのは宿泊業・飲食サービス業(−8.2%)です。同じ地域の中で、働く人を取り合う関係にある業種と、並べて見ることが、採用や賃金を考える出発点になります。
| 業種 | 従業者数(割合) | 従業者の増減 |
|---|---|---|
| 卸売業・小売業(この業種) | 106,686人(21.4%) | −2.1% |
| 医療・福祉 | 78,508人(15.7%) | +10.2% |
| 製造業 | 62,566人(12.5%) | +5.7% |
| 建設業 | 51,377人(10.3%) | +4.9% |
| サービス業 | 40,884人(8.2%) | +17.3% |
| 宿泊業・飲食サービス業 | 35,008人(7.0%) | −8.2% |
| 運輸業・郵便業 | 27,492人(5.5%) | +2.5% |
| 生活関連サービス業・娯楽業 | 21,863人(4.4%) | −6.5% |
| 教育・学習支援業 | 15,774人(3.2%) | +15.2% |
| 専門・技術サービス業 | 11,754人(2.4%) | +10.6% |
| 不動産業・物品賃貸業 | 9,067人(1.8%) | +10.8% |
| 情報通信業 | 6,236人(1.3%) | +26.2% |
同じ地方の都道府県と比べる
近くの県と比べると、どうですか?
同じ地方の県と、並べてみますね。
全国47都道府県のうち、卸売業・小売業が全産業の従業者に占める割合は、青森が4番目に高く、この産業が地域経済の中で目立つ地域です。
従業者数の増減は40番目で、全国の中でも、減っている方の地域です。1事業所あたりの従業者数は30番目で、平均的な規模です。
| 都道府県 | 卸売業・小売業の従業者の割合 | 従業者数の増減 |
|---|---|---|
| 青森県(この地域) | 21.4% | −2.1% |
| 岩手県 | 20.0% | −1.5% |
| 宮城県 | 21.7% | +3.1% |
| 秋田県 | 20.5% | −2.7% |
| 山形県 | 19.1% | −1.3% |
| 福島県 | 19.1% | +1.5% |
青森で、いま使える制度(卸売業・小売業の方向け)
今、使える制度は、ありますか?
ここは、実際に使える制度を、見てみましょう。
補助金検索に載っている制度のうち、青森県を対象にした、いま受付中・受付予定のものは80件です(全国どこでも使える国の制度は288件)。
青森の制度を目的別に見ると、「人材育成」14件、「雇用・職場環境を改善したい」14件、「設備整備・IT導入」12件の順に多くなっています。雇用・人材に関する制度が、地域の制度の中心です。
小規模事業者・個人事業に関係しそうな制度(小規模事業者向けの販路・IT導入・承継)は、129件あり、うち青森の制度は16件です。いちばん締切が近いのは、「【青森】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)」(締切 2026年10月28日)です。地域の制度と国の制度は、同じ経費に重ねて使えないことが多いため、併用できるかを、公募要領で先に確かめます。
- 【青森】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)業務改善助成金|締切 2026年10月28日
- 【追加募集】令和8年度(令和7年度繰越分)青森県オフィス環境改革促進事業費補助金の事業計画を追加募集します青森県|締切 2026年10月30日
- 障害福祉サービス等継続支援事業費補助金青森県|締切 2026年10月30日
- 令和8年度「取引力強化推進事業(補助金)」公募のご案内青森県中小企業団体中央会|締切 2026年11月30日
- 【公募開始】事業用自家消費型太陽光発電設備等導入支援事業費補助金青森県|締切 2026年12月11日
制度の数は、補助金検索のデータ(取得日:2026-10-13)から数えました。最新の受付状況は、各制度の公式ページで確認してください。
似た課題に取り組んだ、支援事例
似た課題に取り組んだ事例は、ありますか?
参考になりそうな事例が、あります。
当社が支援してきた事例のうち、小規模事業者・個人事業に近い課題に取り組んだものを紹介します(企業が特定されないよう、匿名化しています)。業種が違っても、課題の構造が似ている事例は、自社の打ち手を考える材料になります。数字から見える地域の傾向を、自社の打ち手に結びつけるときの、参考にしてください。
数字と制度を重ねると、見えてくること
数字と制度を重ねると、何が言えますか?
ここが、いちばん大事なところです。
青森を対象にした、小規模事業者・個人事業に関係する制度が16件(国の制度を含めると129件)あります。締切が近いのは「【青森】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)」(締切 2026年10月28日)です。使えるかを確かめるなら、早めの確認が安全です。
小規模事業者は、経営者の時間が、いちばん限られた資源です。小規模事業者向けの制度(販路開拓・IT導入など)は、少人数で成果を出す仕組みを作るために使うと、効果が出やすくなります。
自社で確かめたい問い
自社に当てはまるかは、どう確かめればいいですか?
次の問いで、確かめてみてください。
数字は、地域全体の傾向です。自社に当てはまるかは、次の問いで確かめてください。
自社の経営者が1日のうち、現場の仕事に使う時間は、どのくらいですか。その時間を、仕組みやITで減らせる業務は、ありますか。
経営者が不在でも回る業務は、どれくらいありますか。
事業を引き継ぐ人(後継者・従業員・第三者)を、考えたことはありますか。
考えられる打ち手
具体的に、どんな打ち手が考えられますか?
打ち手は、次のように考えられます。
経営者の時間を空けるために、業務の記録・標準化・IT化を進めます。
小規模事業者向けの補助金(販路開拓・IT導入など)の対象になるかを、確認します。
事業を引き継ぐ準備(後継者の育成、引き継ぎ先の検討)を、早めに始めます。
青森の卸売業・小売業の、ほかのテーマ
使える制度の探し方
この内容に合う制度は、どうやって探せばいいですか?
数字から見える課題に合わせて、補助金検索で、次のキーワードを試してみてください。制度の対象・期限・上限額は、必ず各制度の公式ページで確かめてくださいね。
補助金・経営支援顧問